2022年9月28日水曜日
【そよ風ペダル】ディレクション、方向決定
2022年9月21日水曜日
【そよ風ペダル】ずらして、繰り返す
公演に向けてのミーティング
9月20日 千年団 担当土井
今日の予定は公演について皆でミーティング、心配されていた台風が去り、集まることができて幸いです。
ストレッチ、発声・滑舌練習の後は車座になって自分が感じた事、または過ごした事を皆の前で話します。改めて人前で何かを話す事になると何を話そうか、どう話そうか緊張します。稽古の前にはある程度何を話そうか決めているのかしら?そうする事で「あ、これ話せるかも」と日々過ぎる事を意識することになりますね。また、「書き出す」ということについての話もありました。本などで見つけたいい言葉を書き留めておいたらいいな、と思うことはあります。なかなかできないのですが。
さてミーティング。
公演は来年6月、チェーホフの短編を何本かやる、又はコロナによる人数制限でそんなに多くの人には見てもらえなかった去年度、一昨年度の作品をタイトにしてやる、という案がありましたが、チェーホフの短編をやる事に決まりました。
それぞれ20分以上ある作品を5つ。どれも今まで稽古してきた作品です。戯曲そのままではなくチーフが上演台本を書いて下さいます。
ホワイトボードに作品のタイトルと役名を書き、2グループに分かれてキャスティングを考えます。9人出席、4名お休みでしたがお休みの方の名前もあちこちから出ています。
そして発表。
ボードにノミネートされた名前を記入します。2グループの意見が合うものとそうでないものがあります。男性の役は皆の意見が合致しているようです。今までの稽古の中で既にキャラクターが出来ているのでしょうか。女性の役はいろいろな意見が出ていました。ほとんどが自分がやりたいと手を上げたものではありません。
ボードの情報をグループLINEで周知し、個人のLINEでチーフに自分の希望の役、避けたい役を1から順番に3つ書いて送ります。来週には決定しますとの事です。
今回は何かスポーツをしながらチェーホフを演じることになります。
さてどんなスポーツが登場するでしょうか?
さて、作品の一つに長い台詞をひとりきりで語る作品があります。役は男性なのですが、女性が演じるのもあり、男性3人のトリプルキャストという場合もあり、と。まだ時間はいっぱいあります。誰がやってもいいように、全員が台詞を覚えるということには?
早々と追加稽古のスケジュールの話にもなりチーフから「稽古期間が長すぎて飽きるということはないか?」と質問がありました。どうでしょう?
2022年9月14日水曜日
【そよ風ペダル】演技が分かること/演じ分け
2022年9月7日水曜日
【千年団】演技と自由
稽古場で宣伝させてもらったら「自由」という言葉に反応して、みんながいろんな話をしてくれました。
旅行先で自由を感じた人、病人の介護等で不自由を感じた人、文学作品から宗教と自由の問題に触れた人など様々ですが
いずれにせよ「自由」についてはみんな色々思うところがありそうで、話題が広がります。
俳優というのは非常に厄介な存在で、多くの場合、何を言うかは決められている。その意味では不自由です。
ただ、演劇をやっている人がそういう意味で「不自由だ」と感じることは少ないように思います(演出家が横暴だったりするとその限りではありませんが)。
そういえば山崎正和『演技する精神』で、人間は社会生活を営む上で絶対的に不自由なのであって、演技することではじめて自由になれるのだ、などと言っていた気がします。
前回に引き続きチェーホフ『プロポーズ』をやりました。変なプライドや、個人的なこだわり、そういうものにとらわれて、外から見ると一見不自由な人たちのお話です。ただ、このような登場人物たちを演じることで快楽を覚える。これは一体どういうことなのか(とはいえ、演技が上手くいかないな、と感じられるとやはり「不自由」な気がしてしまう)。
いずれにしても、こういうことで頭を悩ませること自体が楽しく自由だなと思えます。演劇って楽しく自由だなと思えます。