2022年11月23日水曜日
【千年団】細部へのこだわり、執拗な
【そよ風ペダル】ダンサー達が作る空気感
11月22日 そよ風ペダル 担当土井
台本が40ページまで進みました。今日は参加者9名。6人のダンサーと振付師、ハルアキとヒロコと役の数も9だったので、振付師の登場から本日の台本のラストまでを何度も休みなく稽古。
ダンサーはこの先稽古をして行くとどんどんダンスのクオリティが上がりますが、役柄上それはそれで又困るようです。その辺の匙加減が難しい。
ダンサーは盛り上がったとき、「イェーッ」といったリアクションがあるのですが、それを噛み合わせつつ、しかしこれも皆が同時にやると一瞬にピークが終わってしまって残念。ちょっとずれたり、表現を変えるとピークを長引かせ、盛り上がりを続ける事ができます。
ハルアキが登場、台本にはないけど、彼に対する挨拶があるはず、又休憩になった時のリアクションも。これらがあると6人がチームだと言うことがはっきりします。チームでありつつ、6人6様、身体つきも違うしそれぞれの個性もあるはずです。
センターのダンサーの基本ポジションは最初は膝をついていますが、ハルアキの登場後会話の時は立ってもいいのです。
毎回ひとりずつ順に役を代わって何度も稽古していくうちに、6人のダンサーの空気感が生まれました。最初は6人が舞台に出ているだけだったのが、ひとつのチームに見えてきました。
最後ヒロアキが探している落とし物は「ポテンシャル」。
(この言葉も語尾を上げて発音すると今っぽい、意味は潜在能力、自信、だそうです)そんなものを落としてしまったら一体この先船上イベントはどう展開するのでしょうか?
2022年11月16日水曜日
【千年団】表現が、パッと生まれる
【そよ風ペダル】全体像(1/3?)
2022年11月9日水曜日
【千年団】リアルのありか
2022年11月2日水曜日
【そよ風ペダル】ヌケ感
11/1 14:00-16:00 富田ふれあい文化センター 担当:渡辺
そよ風ペダルの稽古場にお邪魔したのは3週間ぶりです。
日々台本が追加されているようで、未見のシーンが一つ、短いものではありますがだいぶ出来上がっていました。
事前に台本を読まずに見させてもらいましたが、かなり笑ってしまった。
3週間ぶりにしてはそんなに進んでいないか? とも最初思ったのですが、
結構こだわって作り込んでいたのではないかと推察されます。
「笑いを意図したシーン」で「笑わせる」って本当に難しいことだと思います。
笑わせるぞ、という意識が強くなりすぎちゃうと、観客も身構えて笑えない。
「マヌケ」という言葉がありますが、演じる際には間を"抜けさせる"のではなく、"抜けているように見える"のでなければなりません。抜けさせる、という意図が前面に出てきてしまうと、野暮ったくなるというか、押し付けがましくなるというか、いずれにせよ笑えなくなってしまう…
演劇では、「練習しすぎるのは良くない」みたいなことをよく聞きます(実際にそうなのかはさておき、演劇関係者にとっては分かる話として結構流通している)。
それは、「こう抜いたら上手くいくんだな」みたいな感覚が身体に染み付いてしまい、演技がしっかりしてくる。ヌケ感がなくなってしまう。といったことなんだろうと思います。
とはいえ、さらに練習を続ければ、しっかり抜けられるようにもなるとは思うのですが…
今はちょうど良い時期なのかもしれない。良い具合に抜けていて、大変面白い。
今後どうなるのかは、要チェックです!