2023年2月22日水曜日
【そよ風ペダル】一気に進捗あり
2023年2月15日水曜日
【千年団】日々拡がりゆく演劇
2023年2月8日水曜日
【そよ風ペダル】喜劇!
2023年2月1日水曜日
【そよ風ペダル】「今日はどんな玉手箱を開けてくれるか」
2023/1/31 14:00-16:00 富田ふれあい文化センター 研修室 担当:渡辺健一郎
前回、メインの役となる二人の関係性が変えられたのにともなって、最初の10ページがマイナーチェンジされ、脚本が差し替えられました。この冒頭部分を、繰り返し練習。
「演劇は最初の5分が勝負」などと言う人もいます。冒頭で、関係性やパーソナリティや、状況などを、セリフで説明しなければなりません。観客を置いてきぼりにせず、これから何が起こるんだろうと、いかに興味を掻き立てるかが大変重要です。
女性同士の、仲の良い、友達の様だけど仕事上のパートナーでもある二人。書いているリーダーは男性なので、この女性同士の関係を、必ずしも想像しきれないと告白しました。そのためディティールに関しては俳優に補ってほしいと。
戯曲には、書かれた言葉をどう発するか、どういう調子で言うか、ということまでは書かれていません。俳優の腕の見せ所です。戯曲に書かれている以上のことが、これからどれだけ出てくるのか楽しみです。
最後に、ビンゴの練習をしました。ビンゴの練習って何だと思われるかもしれませんが、まさにビンゴのシーンがあるのです。以前に少し練習していた様ですが、私は初めて見るシーン。
今回劇中に「ビンゴを舐めるな!」というセリフが登場するのですが、改めて見てみるとビンゴの司会は確かに難しい。
一度把握してしまえばルールはあまりに簡単であるが故に、知らない人へ説明する際、いろいろ重要な情報を取り落としてしまったりする。「自分たちは当然わかっている」事柄を、そうではない人たちと共有することがいかに難しいか。
そしてまた、スピード感も重要です。自分の番号を探すのが大変遅い人もいるでしょう。それをどれだけ待つのか。みんなが問題なくついていけるゆとりは必要ですが、遅くしすぎると場がダレてしまう。司会の巧みな言葉で間をつなぐのか、あるいは他の方法があるのか。
しかも、だんだんと「リーチ!」や「ビンゴ!」の声がかかり、司会が対応しなければならない事柄が増えてくる。
いろんな観客や、様々な状況への配慮が必要になる……これは演劇の本質をついているのではないでしょうか!!!
6割冗談ですが、4割くらいは本気です。