2024年3月26日(火)
富田ふれあい文化センター プレイルーム
担当:岡田
絶賛稽古を進めています、千年団。
セリフが間違えずに繋がっていたとしても、そこに内面が伴わないと、観ている側は上滑りしてしまいます。
セリフの動機を考えていくと、ただ単にセリフを言う以上の部分が役者の身体から出てきやすくなります。
例えば、セリフの声量や方向、体の向き、目線、目つきといった身体のさまざまな部分に変化が生じます。
また、相手役との関係性を考えていくことも、自分の役づくりに活きてきます。
内面を考えれば自動に身体が動いていく、とという人も少しはいると思いますが、基本的には動機を考えていくうちに「じゃあこういう言い方や動きをしてみよう」といった言動のほうのアイデアが出てきたりするものです。
動機を考えるのに合わせて言動のアイデアも考えてみて、そのアイデアを稽古場で試してみて、どんどんシーンを磨いていきましょう。