8月21日
体操と発声から稽古開始。体操では週一回この稽古だけでなく、体のためにも日ごろから体操をしてもらうようにとのこと。発声ではお腹で声を短くきって声を出すことを丁寧におこないないました。喉で切るのではなくお腹で切る。一声ずつで口を閉じないなどの指摘がありました。

追加シーンの解釈が曖昧なところ整理して稽古をおこない、脚本ができているところを最初から通してみました。通してみるとみなさんの持ち味がたくさん出てきて面白い。しかしまだ脚本を確認しながらシーンを進めているので、予想より一度通すのに時間がかかってしまいました。セリフを自分のものにして、相手の声を聴いて反応してやり取りしていけば、シーンのテンポやリズムも出てきて面白さが倍増していきそうです。みなさんの自分らしい声の持ち味と、シーンのテンポを作るという演技の技術的な面白み。この二つが喧嘩しないでバランスよく作品に反映されたなら。次週の稽古ではまた作品の違った側面が見えてくるのだはないでしょうか。