11月10日 恍惚一座
本日も新人さんの入団がありました。
同じく前作を見てやりたいとなられたとのこと。
嬉しい限りです。
というわけで、名前を覚えるゲームから。
三拍子のリズムにあわせて、自分の名前、相手の名前、一拍。
名前を呼ばれた人がまた同じことを繰り返して繋げていきます。
慣れてきたら右隣に移動。
呼ばれる名前が右の人にずれます。
名前を呼ぶときに視線をしっかり向けていることが重要になります。
ゆっくりで確実にできたところで、脚本をつくっていくために、物語を生み出すワークです。
設定は何かしらの店、キャラクターは店主、その配偶者、店員、お客。
即興で演じるとして、観客に伝えたい情報は店が傾いている、夫婦仲がよくない、店員は家庭に問題があるということ。
お客は外からの来訪者になるのでいろんな問題はここから浮き彫りになっていくと予想される。
つまりお客という役割が客観性であり、観客の目線ととても近い。
即興を始める前に、チームにわかれて配役と関係性などなどいろいろ話し合い。
以前に比べるとこの話し合いの質が向上している気がします。
誰かが一人だけをしゃべるということもなく、脱線することもありつつアイデアに足し算して話し合いが進んでいました。
まとまっていなくても時間で区切って休憩挟んでさっそく即興で演技をしていきます。
Aチームは寿司屋。
発表終わりでどうすれば店が傾いていることがもっと伝わるかを見ている側から意見出し。
山口さんからまとめでアドバイスが入り、チーム交代。
Bチームは酒屋さん。
今回は傾いているのがよくわかって、ではどうするか。
ドラマが生まれそうだという期待がどこからきたかが気になるところです。
短いインターバルでアドバイスをいかすための話し合いを挟んで再度挑戦。
作品を生み出すとともに、即興で演技することの特殊さということもありました。
即興でセリフの出やすい人、事前に準備があるとイキイキ演技できる人。
どちらがどうということなく、自分がどうかを知ることが大切ですかね。
こんな感じでしばらくはいろいろな設定でドラマの産声を待ちます。