2月22日 WakuWaku 担当 土井
先週末の京都演劇フェスティバルに出演された先生、スヌーピーさん、そして2日続けて京都に通われた皆さん、本当にお疲れ様でした。まずはその感想を話し合い、「連想ゲーム 」の後はフェスティバルの会場を想定しての発声練習、
身体の後ろに向けての声もちゃんも届いています。場所にあった「声のボリュームの出し入れ」が出来る事を目指します。
さて今日は2人ずつに分かれ「場面を作る」というレッスンをしました。2人の関係とステータスを決め即興で1分程の会話をします。
医師と患者
なぜ医師はステータスが高いか?持っている知識、情報量の違いから出る余裕が医師にはあります。
一度やった後、「ステータスが転換する為にはどうしたらいいか?」を皆で考え、「誤診」のアイデアを取り入れました。コミカルな診察室になりました。
夫と妻、実話から生まれた話のようです。
1回目、立ち位置がステータスと逆になっている面白さはありましたが、やはり分かりにくいので、2回目は立ち位置もステータスに合わせました。
怒って優位に立った夫は謝ることによって再び下位に近寄ります。変換が2度起きるわけです。女の涙は強いですね。
生徒と教師
1回目は教師よりも態度の大きい生徒に見えたので、どうしたら下位に見えるか、又転換させるためにはどう話を続けるかを皆で考えました。いろいろと意見はでましたがあっさり、「やめる!」ということになり「ちょっと待ちなさいよ!」と叫ぶ教師の言葉が自然でした。
ステータスの転換が演劇を面白くします。戯曲の中には何度もステータスの転換が登場します。この時、ステータスが拮抗しない事です。はっきりとしたステータスがある時転換することで鮮やかな印象を作ります。