11月10日 そよ風ペダル 担当:土井
久しぶりの富田ふれあいセンターでの稽古、まずはボールを使ったストレッチから。その後、リーダーから次回の公演についての説明がありました。台本も遠からず出来るようです。目標が生まれるって気持ちが昂ぶりますね。
さて、今日も引き続き「かんしゃく玉」を。やはりカンペイさんにかんしゃく玉の音をお願いしました。
前半は男性が女性の役を、女性が男性を演じます。
かんしゃく玉の音は「完璧」のお墨付きを得ました。
後半に役を変えラストまで演じ、その後はまたこの台本について話し合います。
「だわ、なのよ」これは元来はやんちゃな言葉だったらしいのですが、女性的な表現になっています。しかし現在はあまり使わなくなっていて、話し言葉は男女均一化しているようです。
女性を演じた男性に感想をお聞きしました。
役を想像した、語尾を上げたり下げたり工夫した、演じていて楽しかった、
女性の喋り方をしたら普段言いたい事を言えそう、という意見が出ました。
性があやふやな人からキツい事を言われても傷つかない、だから言いたい事が言いやすいようです。
台本には男女の考え方が違っているやり取りが見受けられます。今も気づかずにこんな男女は多くいます。
「相手を支えなくてはいけない」という関係がそもそも古いのではないか?という話になりました。
彼女は脆そうに見せて、したたかな女だ、という意見も出ました。支えているようで実は手の平で夫を転がす、というやつですね。
リーダーから次期アメリカ副大統領になるであろうカマラ・ルイス氏の演説のコピーが配布され、えっちゃんが朗読。この演説は歴史的な瞬間でした。良きも悪しきもアメリカのスケールの大きさを感じた、という意見もありました。
その後、夫の大統領就任後も教師を続けていくというバイデン氏の妻の話になり、「かんしゃく玉」で出てきた夫を支える妻と対比し「女性の自立」について考えます。夫を支えるだけの妻ではなく、自分の仕事を続けていく妻・・・。
今日で「かんしゃく玉」の稽古は最期です。この台本の世界と世界の出来事がタイムリーにリンクし、感動的な「かんしゃく玉」稽古のエンディングでした。