6月29日 そよ風ペダル 担当:飯坂
いまは、「ニュー・ピクニック・タイム」の一部抜粋版を稽古しています。
改めて、子どもや母親など、自分と遠い存在を演じるときの感覚を再認識しました。
子供を演じようとすると、例えば声が高くなったり、おどけた顔をしてみたり、「子どもに見えるように」という意識が働きます。
小さい子どもがいる母親を演じると、子供に向かって話しかけるという意識が強くなりめす。
でも今回はそういうことはせず、むしろそのまま喋った方がよいのではないか、と。
そうすると、そのうち自然に子どもに見えてくるんですよね。
むしろ、「子どもに見えるように」という意識が邪魔になったりします。
今回は皆さんいろんな役を演じますが、「その役に見えるように」という意識を持たず、全力で演じる、というところにフォーカスしていきます。