7月13日(火) 14:00-16:00 そよ風ペダル 担当:渡辺
日本語では演劇の練習のことをしばしば「稽古」と呼びますが稽古とは、古(いにしえ)を稽(かんがえ)るということで、そこでは古きに学び、型を習得することが目指されています。(参考:西平直『稽古の思想』)
ただ、例えば「稽古」を重んじた最初の芸術家である世阿弥などは、型の習得が最終目標だとは決して言いません。むしろ、本当に型が身についた後に、そこからの遊離が生じる。大事なのはその瞬間だと。
前回、そよ風ペダルはリーダーが上から押し付けない稽古スタイルだと書きました。
今回は一転、なかなかハードなアクションシーンの型がリーダーから提示されました。その通りにとにかく反復する。
(この集団は方法論を一つに定めることなく、状況、シーンに応じて最適な手段をその都度選択している…のかもしれない。)