2月1日 13:00-17:00 高槻現代劇場306 担当:渡辺
オリンピックや新型コロナ関連、タピオカミルクティーなど、今の社会を象徴するようなキーワードが台詞の端々に散りばめられています。
ただ、もはや記憶から薄れ始めているものもあることに気づきます。
タピオカミルクティーに関しては、飲んだ飲んでない、また新しい店舗ができた潰れたなど、
一時期は「天気の話」くらいの頻度でしていたような気がしますが
もはや「そんなのあったね」くらいの感じになってきているように感じます。
あるいはまた。高槻付近の様々な地名や店名も登場する。知っている人だったら、ああ、あそこね!とイメージできるような。
今回の作品では、時間と場所の記憶が舞台上という限られた時空間に再現されています。
そのうえで非常に繊細なコミュニケーションの肌理が演じられる。
観客は、演じられている記憶や肌感覚との異/同を感じることでしょう。
私はまだ通して見ていませんが、これは非常に面白いんじゃないだろうか!
「流行のひと」、もう3週間後となりました。どうぞよろしくお願いいたします。