2024/8/20(火) 14:00-16:00
高槻城公園芸術文化劇場 中スタジオ3
担当:岡田
メンバーの方々が、前回公演の写真を現像したり、動画をブルーレイに焼いたりしてくれました!
形として残るのは嬉しいですね。
本格的に稽古を始める前に、前回の公演についてみんなで少し振り返ってみました。
セリフのこと、舞台美術のこと、ストーリーのこと…
いろいろな話が挙がりました。
筒井さんとしては、そよ風ペダルはもっと「ゆっくり」でいい、とのこと。
若者は速く動かし速く話すものですが(特に現代は⁉︎)、もっと昔の映画がそうであったように、ゆったりとしたペースで進んでいくお芝居、そして演技を目指していくことになりそうです。
さて、演技の稽古です。
前回と同じ設定で、
●登場人物は2人
●その2人が再会して(もしくは出会って)、「こんにちは」「こんにちは」とお互い声を掛ける(アドリブでもう少し会話をしてもよい)
という感じで、設定は非常にシンプルです。
この設定のもと、「登場人物の関係性」だけを変えてセリフのやりとりをする稽古です。
今回の稽古では、片方が考える関係性と、もう片方が考える関係性が異なり、さらに相手の考える関係性が分からない、という状態で演じてみました。
いわゆる普通の台本と違って、相手の状況が分からないままセリフをやりとりしないといけないので、即興的な対応が求められます。
最後には、お互いが考える関係性を頭に入れた状態で、セリフを即興的に紡いでいきます。
いかに両者の間のズレを作っていくのかがカギですね。
相手の状況がわかっている場合とわかっていない場合との2パターンをやってみました。
わかっていないときのほうが緊張感が強くリアリティのある演技に、
わかっているときのほうが大胆でドラマティックな演技になっていましたね。