2012年1月11日水曜日

作品創作がはじまりました。

新年あけましての最初の高槻シニアワークショップです。
年始のお休みを挟んでの一週間ぶりのワークになります。
まずは呼びかけとタッチのゲームから入りました。
みなさん間が空いたのでうまくできるかしらと不安がられていましたがやりはじめるとそんなことは杞憂に終わり、
体が覚えているのですぐに思い出してゲームを楽しみました。
今日の二つ目のゲームは以前一度やった声と手のポーズを隣に送っていくゲームでした。
今回はそれを発展させて、隣だけでなくどの人に送ってもいいというルールで行い、最終的には二つの声と手のポーズが同時に送られていきました。
かなり複雑で難しいワークでしたがとても興味深く見ていました。
舞台上では全体の流れを感じながら、相手の役者と関係をとりつつセリフをしゃべり
与えられた演出を演じと同時多発的にいろいろなこと行う必要があります。
それを可能にするのにこういったゲームは難しいことを楽しみながら行えて、とても有益なのではないでしょうか。


一週間の休みの間に山口さんは今回のみなさんのための脚本を書かれてきました。
まずはキャスティングが発表され一度みんなで読んでみす。
設定はとある映画の製作会議です。脚本の最初のページにはそれぞれのキャラクターが抱えている問題や特徴が記されていました。
一度読んだ後に山口さんからお話の設定やキャラクターについてのさらに詳しい説明が行われ、みなさんからわからなかったところの質問が行われました。
脚本では制作会議を準備しているところから始まるまでの少しの部分しか描かれていませんが
設定などの説明を聞くと長編の本当に最初の部分という感じで
これが作品として書き上げられたら、どんなに面白いことになるのだろうと胸がおどりました。
今回はワークの日数的に今ある最初のシーンを仕上げることを目的とされるそうですが、できることなら一つの長編作品として仕上がったものを見てみたい思いにかられました。

作品の設定を共有したところで今日の課題は舞台に立っていて自分がセリフのないときに何をするか、できるかをさぐってみるということをしました。
そのために簡単に机やイスで簡単な舞台装置を作ってみて
そこで実際に動きながらセリフをしゃべってみました。
今回のみなさんのために書かれているからなのか、実際に動いてみるとみなさんの持ち味というか雰囲気がいかんなく発揮され、笑いも生まれ盛り上がっていました。
今回のお話をジャンルにわけるならシチュエーションコメディになると思います。
最後に向けて笑いのある楽しい作品に仕上がるよう創作していけたらと思います。