高槻シニアの稽古です。劇団名決まりました。そよ風ペダル。候補としてそよ風とペタル(フランス語で花びらの意味)というのが出ていました。ペタルの響きがペダルに聞こえるということで二つをくっつけての命名。自分たちでペダルを漕いで前進していき、走る中で感じる爽やかで心地よいそよ風を届けていきたいという思い込めています。
体に力が入っていないかを意識しながら体操と発声を。新しい体操として指から初めて、手首、肘、肩、肋骨と回転運動を広げていく。手首から肋骨までを連動させて回転させるととても不思議な動きになります。発声は呼吸からはじめて、声を出しながら顎をゆっくり上下させて喉を意識して一番喉が開いていて楽に声が出せるところをさがしました。最後に筒井さんの合図にあわせて息を吸い、みんなでタイミングを合わせてアっと声を出す。最初はフライングがありましたが数回繰り返すと同時に声が出せるようになりました。
しかし説得の話をしていなくとも誰が説得されているのかはわかりたい。実際やってみると演技の導入部分では時間が経過した感じで始めれてもやり取りを続けるうちに夢中になって元気になってしまう傾向にありました。
ドラマを作る上でもちろん何かしらの事件を面白く描くことは大切ですが、それと同時に事件の起こる前や後の何も無いけれども予兆や余韻を感じさせるシーンを作ることは作品の深みを増すことができます。事件が起きてそれが終わった後を演じる。なかなか興味深い稽古でした。