10月14日 そよ風ペダル
二週の休みと先週の街歩きで、現代劇場での稽古は久しぶりです。
ボール体操から始まるわけですが、なんだか新鮮です。
さて、話し合いから脚本エピソードを抽出しております。
今週は街歩きをふまえて。
納院さんの道の文章を筒井さんが資料としてまとめてみんなにコピー用紙で配付しました。
書かれている時代設定と今、実際に歩いてみての違いを
(例えば国鉄という言葉がJRだとか、坂道が階段になっていたり)みんなで確認して今の文章にしていきます。
そうやって歩いた道のりを振り返る。
思い出すということですね。
みんなでどうこう言いながらなので自分が気づかなかったこともあるかもしれません。
そうでなくても、あとから思い出すことによって新たな見え方が出てくるでしょう。
納院さんの道を自分達なりに新たにして、筒井さんからの質問。
本に書かれている納院さんの言葉、カンカンになれば良い歌ができると。
では、これまでにみなさんはカンカンになったことがありますかと。
話し合いのなかで、ではカンカンとはなんだろうと。
カンカンに怒るとも言いますし。
こういうことではないかと意見がでます。
みなさんそれぞれに自分なりのカンカンがあるわけで。
でもそのすべてがここに書かれているカンカンで良いのではないか。
まあわかりやすくは無我夢中かしらと言う話で。
話を聞きながら、命懸けとうということかなと感じたり。
懸命、一生懸命。
簡単に一生懸命と言っていますが、それをカンカンといってしまうと少し印章が変わる気がします。
私はいま、このシニア劇団にカンカンになっているという話で。
つまりはそよ風ペダルは納院さんなわけですね。
カンカンで演劇を作っていくのです。