モロモロウロウロ再考中。
前回の稽古で懸案になった、ダンスをする動機が生まれるシーンを筒井さんが書いてこられました。
読み合わせから立ち稽古につなげていきながら、その動機を掴んでいきます。
例の何人かが縦に並んで、顔で少しずつずれてぐるぐる回るダンスが実は大事なことになっていて。
人数がいないと成立しないダンスを一人で練習していたということ。
踊りのうまい下手と踊る必然性をわけて考えないと掴みきれない。
踊りたいかどうかは別にして、踊ることに意義は見いだせるのではないでしょうか。
その後ダンスする曲の歌詞を解釈し直します。
ダンス曲はトーキングヘッズのRoad To Nowhere。
この歌で描かれている事と、モロモロウロウロで描かれていることには共通する部分もあり。
それはプロモーションビデオにも含まれていると。
参考までにご覧ください。
そしてホワイトボードを使いながらの作品の本質が語られていきます。
不在の人、生きている人、死んでいる人が縦に並んで横軸が時間になります。
生きていることが有で死んでいることが無であるならば、この不在の人はなんなか、有なのか無なのか。
筒井さんからひとつの考えが提示されましたが、きっとそれは答えではないでしょう。
ただ創作を進める上でのそよ風ペダルの中での土台になるものです。
それぞれの答えを見い出していきましょう。