9月13日 WakuWaku 担当 土井
今日は抜き稽古です。
まず1ページの終わりから6ページ初めまで。
地味ではあるが暗くない、明るい雰囲気で始めたい場面です。
池田の態度が柔らかくなると余計に怖い印象を与える為には、最初は冷淡な方がいい。佐竹は段々と池田との関係性が変わってくる事を感じ、それに反応します。自分の意見を主張する事は、相手へ怒りをぶつける事ではありません。相手を尊重する気持ちをちゃんと持っています。
田淵が来てからの池田は、身体の変化と共に口調も変化。
休憩後は14ページより17ページまで。池田以外のメンバーが出し物についての話し合いを始める所からです。
「立てたい言葉」というのがあります、どれでしょう?まず、ちゃんと発音し観客にしっかりとその言葉を聞き取ってもらいましょう。
この間台詞のない人はどんな態度でいるでしょう?台本に書いてない部分を作って笑いを生み出す事ができます。
前の人の台詞に乗っかっていくところは乗っかって。
即興の提案が出た後、何故か暗い空気が漂いました。
大谷は自分の思考の中で自問自答しているだけで、暗くなるのとは違います。
31ページから最後まで。
前半と後半は空気が違います。田淵を心配していても笑いを忘れず平静を保つ菊池の心遣い。
田淵は写真のことを聞かれても普通に話し、視線は柔らかく相手の方を見ています。
それぞれの役割、関係性が出来てきました。これからは相手とのキャッチボールを楽しむところまで行きたい。それには台詞は正確に覚え「つるつる」と出てくるまで読んで覚えましょう。
ところで、熱望していた「戸」を作って頂けることになったのだから、戸がある事を意識して稽古をしましょう。開けっ放しで出入りはしないでしょうから。