4月13日(火) 15:00-17:00 千年団 担当:渡辺
困惑する時間が面白いですね、やはり演劇は!
本日の課題は、「自分だけが不自由だと感じていることについて」。
三人1チームに別れ、一人がこのテーマで、1分喋る。
一人はそれをしっかり見て、話の内容や身振り手振りを完全コピーして反復する。
もう一人はそのコピーされたものを見て、もう少しこうした方が…などとコメントをする。
という取り組みです。
まずお題が厄介でした。「自分だけ」が「不自由」と「感じる」?
不自由をどういうものとして考えるか。そして、それは「自分だけ」の問題なのかどうか。
実際に取り組んでみると、よく分からなくなってくる(小原さん曰く、そこがミソなのだそうで)。
それでもどうにか語らなければならない。
さらに厄介なのは、やはりそれをコピーするということ。
普段の自分から離れて、他人の言葉遣いや身体の使い方に身を委ねるという作業は、
自分が自分という枠にどれだけ囚われているのかを明かしてくれました。
他人との差異に焦点をあてることで、自分のことが分かってくる。
もちろん、他人のことも分かってくる。
私はまだ二回目の参加ですが、ただ会話をするだけよりも、
参加者のパーソナリティがよく分かってきた…ような気がします。