5/10 15:00-17:00 高槻現代劇場306 担当:渡辺
GWでお休みを一週はさんで(5月3、4日には「高槻ジャズストリート」という街ぐるみの大きなイベントがあり、受講生の何名かはそこで遊んだようです)、
今日からチェーホフ『熊』で遊ぶことになりました。
旦那を亡くしてしばらく経つも、ずっと喪に服している妻と、
その旦那に貸していた大金を返してもらいにきた粗野な取立て人、の短編。
今日返せ、明後日出直せ、と強く激しく口論する二人ですが、なんやかんやあって恋に落ちてしまうという急展開を見せる喜劇です。
人数足りなくて私も参加しましたが、どうにも節回しが古めかしいので、いわゆる「新劇」スタイルでやりたくなってしまう。
しかし千年団の求める演技体は、われわれが日常的に発している声と、舞台上での台詞の発話とをすり合わせていく(あるいは「我々の日常性」という土台の上に台詞を構築していく?)ようなもので、そこからは大分離れてしまいました。
ただ、ハイパーリアルにやれというわけでもなく、「フレーズ単位で、歌うような」イメージも同時にあるようで・・・
やってみて分かりましたが、相当高度なことを要求されている感じがあります。
それだけにやりがいがありそう。もうちょっと参加したい。