2011年11月4日金曜日

高槻シニア劇団(仮称)設立のためのプレワークショップ  後期クラス募集


高槻シニア劇団(仮称)を目指して、2ヶ月で8回のワークショップを行います。
取り組む作品の趣味や指導者との相性、参加された方々との相性などを確かめるお試し期間です。
このワークショップを通して指導者やメンバーとのいい出会いが生まれれば、[劇団]として継続されていきます。
多くの皆さんのご応募お待ちしております。


<後期プレワークショップ日程> 12月6日スタート/毎週火曜日 午後2時〜4時 (1月3日は休講)

<参加費> 月額6,000円

<講師> 

山口茜(やまぐち あかね)
1977年京都府生まれ。03年第10回OMS戯曲賞大賞受賞。07年若手演出家コンクー ル2006最優秀賞受賞。
07年~09年文化庁新進芸術家海外留学制度研修員。 近作に、京都芸術センター10周年記念式典(演出/三浦基)
への戯曲提供、トリコA演劇公演「クリスチネ」、アトリエ劇研演劇祭参加公演「せりふのないガラスの動物園」(共に劇作/演出)など。
NPO法人京都舞台芸術協会理事、龍谷大学国際文化学部非常勤講師。


<お問合せ・お申し込み> NPO劇研
〒606-0856 京都市左京区下鴨塚本町1 電話075−791−1235・ファックス075−791−1966 e-mail senior@gekken.net ホームページ http://www.gekken.net/senior/ 主催:特定非営利活動法人劇研/共催:財団法人高槻市文化振興事業団 

2011年11月1日火曜日

風景を作る。


プレワークショップ4回目です。


みなさん集られてお名前を確認し合ったり。
だんだんと打ち解け合ってきて和やかな雰囲気でワークが始まります。
まずは体操と発声を行い、向かい合っての挨拶のワークになります。


前回同様に挨拶をする度に一歩ずつ下がりその距離感で挨拶を交わしていきます。
しかし今回は壁まで離れたときの声のボリュームだけを維持して
体の状態やしゃべり方は実際の距離に修正して一歩ずつ近づいていく。
つまり、その空間の全てに届く声のボリュームで
実際の距離に合わせた体の動きとしゃべり方をする。
それは、舞台に立っているときに演技は実際の距離感で行い
声の大きさだけは見ている方に届くボリュームで出すことにつながります。
単純ですが確かにその通りで納得しました。



















次にポーズを取るワークの発展系です。
今回は全員で一つの風景を作り上げました。
ルールはスローで動き、しゃべらず周りの動きを感じ
できるだけネタがかぶらないようにポーズを作っていく。
上の写真は運動会の風景です。
公園、バス停、電車、同窓会とお題が出ての最後の風景でした。
みなさん周りの動きを感じながら立ち位置なども考えて作られていました。




















続いて会話のワークです。
こちらも発展して演じる人の他に風景を作る人も加わりました。
会話の設定を説明している間にスローで風景を作っていく。
パフォーマンスとしての質が高まったように感じました。


筒井さんから最後に舞台上での声や立ち位置、
会話の状況を伝える演技や演出は
演じている側はわかっているので省略してしまう事があるが
見る側にとっては知らない事やはじめてのことなので
どう見えているか考えながら
見ている側の想像を刺激できるよう演じていきましょうという助言をもらいました。
次回から後半戦、どんなパフォーマンスに仕上がっていくか楽しみです。

2011年10月25日火曜日

声を届ける。

ワークショップ三回目、まずは体操をを丁寧に。

基本姿勢から始まります。肩幅に足を開きつむじから上に糸が出ていて背骨が引っ張られる意識を持って立つ。

引っ張られていることを意識しすぎて胸を反らせすぎないように注意して地面から天井へまっすぐ立つ。

この基本姿勢をスタート地点にして、各種体操をしていきます。 まずは腰を前後左右にゆるめてきます。

筒井さんの体操は筋を伸ばすことが目的ではなく、力を抜いて緩めていくことが目的になります。

それゆえ例えば、前屈で床に無理して手をつける必要はなく それよりも力をぬくために呼吸を止めないで、緩んでいる体を感じることが大切になってきます。

腰の次に肋骨を緩めていきます。

体操をする時に肋骨、つまりは胸の部分の運動というのは見落としがちではないでしょうか。

しかし声を出すということにおいて、肺や横隔膜は肋骨に深い関係があるので胸の部分の運動はとても大事です。

肋骨の運動を3パターン。

肋骨を一つの四角い箱だとイメージして、上の肩のラインと下の横隔膜のライン平行に左右にずらし肋骨の側面のジャバラの部分を広げる運動。

指→手首→肘→肩と順番に回していき、肩を回すのと連動させて肋骨を前後に動かす運動。

手を体の前で交差して手を握り、前に伸びていき、肋骨の左右をたたんでいくイメージで緩めていく運動。

次に股関節を緩める運動です。

緩める方の足をまっすぐ伸ばし骨盤と大腿骨の間にボールがあるイメージで骨盤をまわして間のボールを転がしていき股関節を緩める運動。

最後に下半身を45度ねじって屈伸をし、基本姿勢から天井に向かって体を伸ばして終わりました。

言葉で説明するとわかりにくい部分もありますが、実際自分の体の状態を感じながら運動の感覚をつかんでいくことが重要なようです。

次にストレッチとコミュニケーションを併せ持った質疑応答の二人組のストレッチ。

3回目ともなると皆さんの雰囲気もだんだんと打ち解けてきたように感じます。






体がしっかりあたたまったところで発声です。

まずは基本姿勢で立ち、視線を少し高めに固定して顎をあげすぎないように注意しつつハミング。

喉があたたまったところで、二人組で向かいあい、声を届かせるワークにうつります。

最初は2~3mの普通の距離で向かい合い互いにあいさつします。

あいさつをする度に一歩ずつ下がり距離をとっていき、その距離であいさつを届けます。

壁際まできたら実際いる場所からさらに5m後ろに相手がいるとイメージしてあいさつ。

次は100m後ろに相手がいるとイメージしてあいさつを。

そのあとまた、あいさつしながら一歩ずつ前に進んで近づいていきます。

狙いとしては相手との距離を感じながら声を届けることにあるのでしょうが、

あいさつをするテンポ、リズムに自然と全体としての一体感が生まれてきたように見えて面白く感じました。

最後に普通の距離まで戻ってきたら、その距離で100m向うに相手がいるとイメージしてあいさつをしました。

舞台上では、実際の相手との距離を感じながら客席にも声を届ける必要があります。

その意味で実際の距離とイメージの距離を使い分け、調整・コントロールするワークが重要になってきます。






前回のワークでは二人組のポーズを作りましたが、 今回は発展して3~4人のチームでポーズをとって一つのテーマをつくります。

ルールは前回同様しゃべらずアイコンタクトで周りの動きを感じること。

今回は人数が増えたので、ポーズになるまでの動きをスローにして相手に伝えつつ感じるというワークになります。

またテーマが出されてから動き出しの合図が出るまでに考える時間が与えられます。

チームを3つにわけて、とんかつ定食・自転車・掃除機・腕時計・ラジカセ・仏壇とテーマが出されていきます。

できあがったポーズもさることながら、スローの動きもなかなか面白いものがありました。






ここで短い休憩をとり前回やった会話のワークの発展形です。

まず、会話を拾ってきた人は演じてもらう人に会話の内容を伝えずにセリフだけを伝えて、覚えてもらうため少し練習します。

セリフがある程度入ったところで発表です。

発表はまず会話を拾ってきた人がまず前の出て状況や時間や場所や関係性を説明します。

つまり演じる人はそこではじめてシーンの設定に出会い演じ始める状況になります。

事前の準備をわざと不足させることにより、演技に即興的な部分が生まれるように感じました。

発表が進むにつれ説明の部分で詳しくディテールを伝える必要や関係性を伝えるために演技を考える必要があるのではないかといった意見が出てきました。






ワークを終え最後に筒井さんからこれからのワークショップの予定が語られました。

今やっている会話のワークを続けていき、最終的にパーツをつなげてのパフォーマンスを作っていこうということです。

そのために次回からは演出的なことも発表の際に加えながら進めていかれるそうです。

具体的にはまず、今の発表では声が目の前にいる相手までの距離で届けられているが 観ている人にまで届く声にしていきたいとのことでした。

ワークショップのイントロダクションを終え、次回から最後に向けてパフォーマンスのことをふまえながら進んでいくようです。

最終的にワークショップを通してどのように皆さんが変わっていくのか、今から楽しみです。

2011年10月18日火曜日

脚本との向き合い方について。







今日は二回目のプレワークショップでした。

前回に引き続きストレッチからはじまります。

ストレッチと書いていますが、筒井さん曰く柔軟体操ではないので伸ばすという意識よりも力を抜いて体を緩めていく。

緩んでいく体を体感できるかどうかを大事にされているように思います。

主に緩めているのは腰と胸骨と股関節になります。

つまりは体幹ですね。

確かに体の中心軸が緩んでいたほうがさまざまな状況に対応しやすくなります。

筒井さんは体の表現への興味が高いのではないかという印象を受けます。

つづいて発声練習。

喉をあたためることを目的にハミングと口の先を震わせる発声です。

あくまで基礎のキソで留意点は声を出しているときに頭蓋骨が揺れていることを意識すること。

前回おこなった会話しながらの二人組ストレッチを

先週とは違うペアでおこない参加者さん同士の親睦を深めていきます。

体を動かしながら触れ合いながらおしゃべりをするというのは

ただしゃべるよりも親近感がわきやすいように感じれました。

ペアは固定で次のワークです。







ポーズでコンタクトするワークです。

筒井さんが出す「犬と猫」といったペアにくくれるお題がだされ

二人でできるだけ早くかぶらないように

しゃべらずアイコンタクトのみでポーズをするワークです。

ペアの相手を意識すること、自分の体の状態を意識すること

瞬間的にポーズを発想する反射神経、全体の構図としての立ち位置などを意識すること。

同時に意識することがたくさんあって、なかなか刺激的なワークで盛り上がりました。

出されるお題も「犬と猫」「山と川」「月と太陽」「布団と枕」といったものからはじまり







だんだんと「魚と釣り人」「仏像とお坊さん」「侍と町人」「指揮者とピアニスト」「先生と生徒」といった人としてのお題が

ではじめ

最後に「おじいさんと孫」「親子」「夫婦」「同級生」「男と女」「他人」と関係性にこだわったお題に進みました。

体を使ってポーズによって関係性を表現するということ。

たとえば他人という関係性。

やりやすい関係性とやりにくい関係性があったようですがその差はどこからきているのか。

興味深いワークでした。







休憩をはさんで宿題を使ったワークにはいります。

印象に残った会話をひろってくる。

まずは拾ってきた会話を発表します。

紹介された会話は「年賀状についての会話」「試験勉強についての会話」「カラオケとマッサージについての会話」。

詳しい状況設定や登場人物に関する情報は隠しておいて

会話のやりとりの言葉だけを発表しました。

その言葉をもとにチームにわかれて場所や時間やキャラクターを想像しながら

そのやりとりをどう演じるかを創作し発表しあいました。

言葉だけでは何気ない会話なのですが、役者さんが実際目の前で演じられると

なんとも言えない面白みが生まれてくるのは不思議なものです。

発表を終えた後、演じた方が何を面白く感じてこだわって演じたのかと

実際会話を拾ってきた方がその会話のどこに印象を受け面白みを感じたのかを

すり合わせてみるとそこに差が生まれていました。

それは当たり前のことですが実際のシチュエーションと舞台で表現されたものが違っていても、それはそれで面白いと思います。

筒井さん曰く、会話のワークでは実際に脚本をもらった時に、どうやってセリフを体や関係性でしゃべるのかを試しに体験してもらいたかったとのことでした。

2011年10月11日火曜日

初ワークショップ。

今日は、はじめての高槻シニア劇団設立のプレワークショップでした。
まずは、講師の筒井さんが時間がないときでも
これだけはするというアップについて丁寧に教えて頂きました。
ただ力を緩めて呼吸を止めないで、体の状態を自分で感じておく事に重点をおかれていました。
引き続き体を使うワーク。
二人組になりストレッチをします。
ただひとつルールとして、ストレッチで押す方が質問をし、押される方が答える。
つまり、会話をしながら二人でストレッチをおこないました。
途中、筒井さんから話の内容だけでなく会話しているときの相手の声も
聴いてみてくださいという声かけがありました。
ストレッチを終え少しの休憩を挟んで、参加者の皆さんに壁側に座ってもらいます。
稽古場に発表をするステージ空間ができあがります。
先ほどストレッチをおこなった二人組でみんなの前に立っての他己紹介。
他己紹介、つまり先ほど聴いた相手の話を自分のこととして
「私は(相手の名前)です。私は・・・」といったように相手を紹介していくワークです。
ルールとして、言葉がでないときは迷って出る「ええっと」などの言葉はださず
そんな時は黙って間を取る。
ストレッチしている時に聞いた声の感じや印象を思い出しながら、しゃべるスピードや抑揚をまねてみる。
皆さん大変いきいきとして、堂々と前に立ち発表されていくのに感心しました。
みなさんの発表を終えた後の筒井さんのお話が印象的でした。
相手の全部を自分が背負い、私として相手の事を伝える。
それは物語で表現されている登場人物のことを背負って舞台に立つという意味で、それが演じる事に通じている。
またもう一つのの話として間を恐れない事の重要性について。
人前に立つと何かをしなければという思いから焦ってしまい動いてしまうが
逆にその時、動いているだけで見ている人にとって何かを伝える事にはなっていない。
誰もいないステージにただ出て行くだけで演劇がはじまってる。
だからそこに堂々と立っているだけでも伝わる事がある。
少し筒井さんの演劇への眼差しに触れた気がしました。
参加された皆さんもいろんなことを感じられたワークになったのではないでしょうか。
最後に宿題が出されました。
自分の関わっていない印象に残った会話を拾ってくる。
さて、次回はどんなワークになるのか楽しみです。

2011年8月26日金曜日

高槻シニア劇団(仮称)開設のためのプレワークショップ説明会開催

今年の(2011年)春から夏にかけて、高槻現代劇場において「一度やってみませんか」と題して、体験型の演劇ワークショップを行なったところ、多くのシニア世代の方にご参加頂きました。皆さんのパワーと意欲に圧倒され、高槻を拠点とする、50歳以上の方を構成員とする劇団が本当に生まれるのではないかという期待を持ちました。
 そして、この熱が冷めないうちに、是非劇団結成を!
 と身を乗り出したのですが、劇団は継続的に活動を行うグループですから、取り組む作品の趣味や指導者との相性、そしてもちろん気の合う人たちが集まってこそ楽しく続けられます。ですので、いきなり「劇団員募集」とする前に、立ち上げのためのプレワークショップ(体験レッスン)を行ってみることにしました。2ヶ月で8回のレッスンを1セットとして、タイプの違う2人の演出家(指導者)が行ない、指導者やメンバーとのいい出会いが生まれたグループがあれば、[劇団]として継続しようという試みです。もしいい出会いがない場合は、またこうした試みを継続したいと思っています。
 シニア世代の演劇指導に興味を持っている、2名の新進演出家が連続で登場いたします。まずは説明会にぜひお越しください。説明会に来られなくても参加可能ですが、より内容をご理解頂くためできるだけご参加頂くことをお勧めします。
多くの皆さんのご参加お待ちしております。

説明会日時/10月4日(火)午後2時〜3時

会場/高槻現代劇場205号室

持ち物/筆記用具

参加費/無料

内容
・指導者紹介(*ご都合で来られない場合は、プロフィールを紹介します)
・ワークショップと劇団設立に向けての流れについての説明
・担当者紹介
・注意事項の説明
・申し込み方法の説明 *申込用紙をお渡しします。

<説明会へのお申し込み・お問合せ>
NPO劇研(電話075-791−1235 /午前10時〜午後6時)
*説明会に来られなくても、応募可能です。応募用紙についてはNPO劇研までお問合せ下さい。
*プレワークショップは定員25名程度(申込先着順に受付)予定
*プレワークショップ詳細はこちらから。

2011年8月4日木曜日

高槻シニア劇団(仮称)設立のためのプレワークショップ

高槻シニア劇団(仮称)を目指して、ワークショップを行います。
取り組む作品の趣味や指導者との相性、参加された方々との相性などを確かめるお試し期間です。
 2ヶ月で8回のレッスンを1セットとし、それを2セット行ないます。タイプの違う2人の演出家(指導者)がそれぞれを担当し、いい出会いが生まれたグループを[劇団]として継続しようという試みです。
2名の新進の演出家が連続で登場いたします。
多くの皆さんのご応募お待ちしております。

<説明会>
2011年10月4日 午後2時から/高槻現代劇場会議室にて 
(要電話予約☞予約先:NPO劇研 電話075−791−1235)

<プレワークショップ日程>
10月11日スタート/毎週火曜日 午後2時〜4時 /2名の演出家が2ヶ月毎(それぞれ8回の)講座を担当

<参加費>
月額6,000円

<講師>
10月〜11月
筒井潤(つつい じゅん)
舞台芸術集団dracomのリーダー。1971年生まれ。大阪府吹田市出身。大阪芸術大学大学院修士課程終了。07年に京都芸術センター舞台芸術賞受賞。試みは斬新だが、技術的に優れている俳優と舞台未経験者のそれぞれの魅力を等しく引き出し、人間のそこはかとないおかしみを浮かび上がらせる丹念な演出には定評がある。dracomでの活動の他、過去には山下残振付作品やマレビトの会に出演。


12月〜1月
山口茜(やまぐち あかね)
1977年京都府生まれ。03年第10回OMS戯曲賞大賞受賞。07年若手演出家コンクー ル2006最優秀賞受賞。
07年~09年文化庁新進芸術家海外留学制度研修員。 近作に、京都芸術センター10周年記念式典(演出/三浦基)
への戯曲提供、トリコA演劇公演「クリスチネ」、アトリエ劇研演劇祭参加公演「せりふのないガラスの動物園」(共に劇作/演出)など。
NPO法人京都舞台芸術協会理事、龍谷大学国際文化学部非常勤講師。

<応募方法>
1)説明会に参加し応募用紙を受け取る
2)応募用紙に必要事項を記入し、ファックスか郵送で応募する。
*説明会への参加が無理な方は、NPO劇研までお問合せ下さい。

<お問合せ・お申し込み>
NPO劇研
〒606-0856 京都市左京区下鴨塚本町1
電話075−791−1235・ファックス075−791−1966
e-mail senior@gekken.net
ホームページ http://www.gekken.net/senior/
主催:特定非営利活動法人劇研/共催:財団法人高槻市文化振興事業団