2011年11月1日火曜日

風景を作る。


プレワークショップ4回目です。


みなさん集られてお名前を確認し合ったり。
だんだんと打ち解け合ってきて和やかな雰囲気でワークが始まります。
まずは体操と発声を行い、向かい合っての挨拶のワークになります。


前回同様に挨拶をする度に一歩ずつ下がりその距離感で挨拶を交わしていきます。
しかし今回は壁まで離れたときの声のボリュームだけを維持して
体の状態やしゃべり方は実際の距離に修正して一歩ずつ近づいていく。
つまり、その空間の全てに届く声のボリュームで
実際の距離に合わせた体の動きとしゃべり方をする。
それは、舞台に立っているときに演技は実際の距離感で行い
声の大きさだけは見ている方に届くボリュームで出すことにつながります。
単純ですが確かにその通りで納得しました。



















次にポーズを取るワークの発展系です。
今回は全員で一つの風景を作り上げました。
ルールはスローで動き、しゃべらず周りの動きを感じ
できるだけネタがかぶらないようにポーズを作っていく。
上の写真は運動会の風景です。
公園、バス停、電車、同窓会とお題が出ての最後の風景でした。
みなさん周りの動きを感じながら立ち位置なども考えて作られていました。




















続いて会話のワークです。
こちらも発展して演じる人の他に風景を作る人も加わりました。
会話の設定を説明している間にスローで風景を作っていく。
パフォーマンスとしての質が高まったように感じました。


筒井さんから最後に舞台上での声や立ち位置、
会話の状況を伝える演技や演出は
演じている側はわかっているので省略してしまう事があるが
見る側にとっては知らない事やはじめてのことなので
どう見えているか考えながら
見ている側の想像を刺激できるよう演じていきましょうという助言をもらいました。
次回から後半戦、どんなパフォーマンスに仕上がっていくか楽しみです。