2022年12月21日水曜日
【千年団】もう軌道に乗ってしまった
2022年12月14日水曜日
【千年団】演劇的な様々
【そよ風ペダル】順風満帆、おそらく
2022年12月7日水曜日
【そよ風ペダル】試行!!!
寝床につくときの温度調節が大事ですね、私は起きたとき毛布から出られませんでした。
練習始まる前の時間、クロアチア戦の話で盛り上がっていました。
メンバーみんな、高めのテンションを維持しながら2時間稽古し通しました。
そんなに長くないシーンを繰り返し何度も、配役を変えて演じてみます。
かなり細かい、セリフのリズムと力感?の試行錯誤。どの現場でも俳優が繰り返し指摘されていることですが、テンポが良いというのは、スピードがはやいということではない。「良い間合い」をはからなければなりません。これを模索していきます。
今回の芝居はいわゆる「ウィットに富んだ」セリフがいくつか出てきます。
太平洋の方角からHA-HA-HAと笑い声の聞こえてきそうな。
これをどういうテンションで言えば良いのか、というのは大変難しい。
日常会話の延長線上でサラッとやるのか、「あくまでこのセリフはウィットに富んだ面白セリフだよ」というテイでわざとらしくやるのか。
いろんな試行錯誤がありえそうです。
やはり俳優たちからもこのウィットに富んだセリフについて「これは"真面目"にやった方が良いですか。言ってるキャラクター本人は大真面目ですか」と質問が飛びました。
リーダーは、「本人が真面目かどうかはわからないですが、演じ方としては真面目に」と返しました。なるほど、とりあえずはそれくらいの意識が良いのかも。
さて同じシーンを10回も繰り返してやったわけですが、キャラクターの雰囲気が毎回ガラッと変わります。
俳優自身の個性によるところももちろん大きいですが、演劇ですので共演者の出方次第でも変わっていきます。
俳優自身、いたって普通にやっているだけなのに、見ている側からすると大変面白くて、爆笑が生じたりもします。予想外の反応によっても、演技は影響されたり。
予想外に面白くなった(できた)ことを、次にもう一度、というのは大変難しいのですが、そういうことをやっていかなければならないのが辛いところ。
2022年11月23日水曜日
【千年団】細部へのこだわり、執拗な
【そよ風ペダル】ダンサー達が作る空気感
11月22日 そよ風ペダル 担当土井
台本が40ページまで進みました。今日は参加者9名。6人のダンサーと振付師、ハルアキとヒロコと役の数も9だったので、振付師の登場から本日の台本のラストまでを何度も休みなく稽古。
ダンサーはこの先稽古をして行くとどんどんダンスのクオリティが上がりますが、役柄上それはそれで又困るようです。その辺の匙加減が難しい。
ダンサーは盛り上がったとき、「イェーッ」といったリアクションがあるのですが、それを噛み合わせつつ、しかしこれも皆が同時にやると一瞬にピークが終わってしまって残念。ちょっとずれたり、表現を変えるとピークを長引かせ、盛り上がりを続ける事ができます。
ハルアキが登場、台本にはないけど、彼に対する挨拶があるはず、又休憩になった時のリアクションも。これらがあると6人がチームだと言うことがはっきりします。チームでありつつ、6人6様、身体つきも違うしそれぞれの個性もあるはずです。
センターのダンサーの基本ポジションは最初は膝をついていますが、ハルアキの登場後会話の時は立ってもいいのです。
毎回ひとりずつ順に役を代わって何度も稽古していくうちに、6人のダンサーの空気感が生まれました。最初は6人が舞台に出ているだけだったのが、ひとつのチームに見えてきました。
最後ヒロアキが探している落とし物は「ポテンシャル」。
(この言葉も語尾を上げて発音すると今っぽい、意味は潜在能力、自信、だそうです)そんなものを落としてしまったら一体この先船上イベントはどう展開するのでしょうか?
2022年11月16日水曜日
【千年団】表現が、パッと生まれる
【そよ風ペダル】全体像(1/3?)
2022年11月9日水曜日
【千年団】リアルのありか
2022年11月2日水曜日
【そよ風ペダル】ヌケ感
11/1 14:00-16:00 富田ふれあい文化センター 担当:渡辺
そよ風ペダルの稽古場にお邪魔したのは3週間ぶりです。
日々台本が追加されているようで、未見のシーンが一つ、短いものではありますがだいぶ出来上がっていました。
事前に台本を読まずに見させてもらいましたが、かなり笑ってしまった。
3週間ぶりにしてはそんなに進んでいないか? とも最初思ったのですが、
結構こだわって作り込んでいたのではないかと推察されます。
「笑いを意図したシーン」で「笑わせる」って本当に難しいことだと思います。
笑わせるぞ、という意識が強くなりすぎちゃうと、観客も身構えて笑えない。
「マヌケ」という言葉がありますが、演じる際には間を"抜けさせる"のではなく、"抜けているように見える"のでなければなりません。抜けさせる、という意図が前面に出てきてしまうと、野暮ったくなるというか、押し付けがましくなるというか、いずれにせよ笑えなくなってしまう…
演劇では、「練習しすぎるのは良くない」みたいなことをよく聞きます(実際にそうなのかはさておき、演劇関係者にとっては分かる話として結構流通している)。
それは、「こう抜いたら上手くいくんだな」みたいな感覚が身体に染み付いてしまい、演技がしっかりしてくる。ヌケ感がなくなってしまう。といったことなんだろうと思います。
とはいえ、さらに練習を続ければ、しっかり抜けられるようにもなるとは思うのですが…
今はちょうど良い時期なのかもしれない。良い具合に抜けていて、大変面白い。
今後どうなるのかは、要チェックです!
2022年10月26日水曜日
【千年団】創意工夫は制約の中で
2022年10月19日水曜日
【千年団】トーンを決める身体
2022年10月12日水曜日
【そよ風ペダル】身体がモノを言う
2022年10月5日水曜日
不安な気持ちが所作に現れる
10月4日 そよかぜペダル 担当土井
外は夏の気温ですが稽古場は集中管理の冷房が効き過ぎています。しっかりストレッチを30分、リーダーより伸ばす目的の身体の部位を教えて頂くと、その部分に意識が集中します。普段意識しない筋肉を伸ばすのは気持ちいいものです。
台本は25ページ改訂版から28ページまでが完成。
23ぺーじから28ページを何度も稽古します。この場面のキャストは8名、本日は全員参加の12名、どんどん役を変え稽古を繰り返します。時々、「その役はさっきやりました。」と言う事にも。
この場面は3人ずつ、順に3組登場します。船長はダブりますが。ところてんのように、会話をしているチームがスルスルと変わっていく感じにしたい。
料理長の不安を船長が優しく守ります。
料理長の不安な所作が今日の稽古の一つのポイント、この所作を続けながら会話をします。手だけではなく身体全体もソフトクリームを作る速度で動くのがなんとも愉快です。
メンバーが「モチベーション」を平板で言って、とても新鮮で面白かったのです。(ベー、の部分ですね)本来の英語のイントネーションではなく平板で言う外来語はいくつかありますが、平板で発音すると言葉のニュアンスが変化し、可笑しみが生まれます。ダンサーとダンサー、クラブとクラブ、・・・等々頭の中でいろいろ上げてみます。そのニュアンスの違いは何なのでしょうか?
話がスムーズに繋がるよう、立ち位置の交通整理をしました。
上手から船長、はるあき、ひろこの順番が守られれば、次に出てくる料理長と船長との会話がスムーズにいきます。
司会者達は上手から3人の後ろを通って下手側に周り、ひろこと対話します。でも臨機応変に対応すれば立ち位置が違っても上手くいくものです。今回は航海士が一歩下がっていたので自然に見えました。
基本は、誰と誰が会話するのかがわかっていればいいのです。
通常は客に身体を開くのと反対に、時に人を遮断する事もありますが、それで誰が喋っているのかを客に示す、その配慮が出来るように稽古をします。
ラストは19ページから28ページをフルメンバーで。最初からの稽古を見てみたいと思いました。
2022年9月28日水曜日
【そよ風ペダル】ディレクション、方向決定
2022年9月21日水曜日
【そよ風ペダル】ずらして、繰り返す
公演に向けてのミーティング
9月20日 千年団 担当土井
今日の予定は公演について皆でミーティング、心配されていた台風が去り、集まることができて幸いです。
ストレッチ、発声・滑舌練習の後は車座になって自分が感じた事、または過ごした事を皆の前で話します。改めて人前で何かを話す事になると何を話そうか、どう話そうか緊張します。稽古の前にはある程度何を話そうか決めているのかしら?そうする事で「あ、これ話せるかも」と日々過ぎる事を意識することになりますね。また、「書き出す」ということについての話もありました。本などで見つけたいい言葉を書き留めておいたらいいな、と思うことはあります。なかなかできないのですが。
さてミーティング。
公演は来年6月、チェーホフの短編を何本かやる、又はコロナによる人数制限でそんなに多くの人には見てもらえなかった去年度、一昨年度の作品をタイトにしてやる、という案がありましたが、チェーホフの短編をやる事に決まりました。
それぞれ20分以上ある作品を5つ。どれも今まで稽古してきた作品です。戯曲そのままではなくチーフが上演台本を書いて下さいます。
ホワイトボードに作品のタイトルと役名を書き、2グループに分かれてキャスティングを考えます。9人出席、4名お休みでしたがお休みの方の名前もあちこちから出ています。
そして発表。
ボードにノミネートされた名前を記入します。2グループの意見が合うものとそうでないものがあります。男性の役は皆の意見が合致しているようです。今までの稽古の中で既にキャラクターが出来ているのでしょうか。女性の役はいろいろな意見が出ていました。ほとんどが自分がやりたいと手を上げたものではありません。
ボードの情報をグループLINEで周知し、個人のLINEでチーフに自分の希望の役、避けたい役を1から順番に3つ書いて送ります。来週には決定しますとの事です。
今回は何かスポーツをしながらチェーホフを演じることになります。
さてどんなスポーツが登場するでしょうか?
さて、作品の一つに長い台詞をひとりきりで語る作品があります。役は男性なのですが、女性が演じるのもあり、男性3人のトリプルキャストという場合もあり、と。まだ時間はいっぱいあります。誰がやってもいいように、全員が台詞を覚えるということには?
早々と追加稽古のスケジュールの話にもなりチーフから「稽古期間が長すぎて飽きるということはないか?」と質問がありました。どうでしょう?
2022年9月14日水曜日
【そよ風ペダル】演技が分かること/演じ分け
2022年9月7日水曜日
【千年団】演技と自由
稽古場で宣伝させてもらったら「自由」という言葉に反応して、みんながいろんな話をしてくれました。
旅行先で自由を感じた人、病人の介護等で不自由を感じた人、文学作品から宗教と自由の問題に触れた人など様々ですが
いずれにせよ「自由」についてはみんな色々思うところがありそうで、話題が広がります。
俳優というのは非常に厄介な存在で、多くの場合、何を言うかは決められている。その意味では不自由です。
ただ、演劇をやっている人がそういう意味で「不自由だ」と感じることは少ないように思います(演出家が横暴だったりするとその限りではありませんが)。
そういえば山崎正和『演技する精神』で、人間は社会生活を営む上で絶対的に不自由なのであって、演技することではじめて自由になれるのだ、などと言っていた気がします。
前回に引き続きチェーホフ『プロポーズ』をやりました。変なプライドや、個人的なこだわり、そういうものにとらわれて、外から見ると一見不自由な人たちのお話です。ただ、このような登場人物たちを演じることで快楽を覚える。これは一体どういうことなのか(とはいえ、演技が上手くいかないな、と感じられるとやはり「不自由」な気がしてしまう)。
いずれにしても、こういうことで頭を悩ませること自体が楽しく自由だなと思えます。演劇って楽しく自由だなと思えます。