本日、最後の稽古体験がありました。
公演稽古に向けて動き出すため、募集を閉め切ろうというところで、
入団への問い合わせがドッと増えました。
最終的に恍惚一座は12人のメンバーでスタートを切ることになります。
去年の10月から続けている人、今日入ったばかりの人とさまざまですが、
これからの作品づくりの中でチームの色合いが出てくるのでしょう。
どんな感じになるのか、楽しみです。
みんな目をつむって、山口さんがウインクキラーを決めます。
ウインクキラーにウインクされたら、その瞬間に殺されてしまいます。
しかも派手に死んでいかなければなりません。
見ている側と前に出て歩き回る側に分かれます。
ウインクキラーが誰なのかは本人と山口さん以外は知らないわけで。
見ている側は誰がウインクキラーなのか見抜こうとします。
歩いている側はみんなで協力して、誰がウインクキラーなのかわからないようにします。
意識の張り巡らせ方が舞台に立っているときの感覚に似ていて、得るものがあったのではないでしょうか。
メンバーが決まったということで、脚本を一通り読み合わせをしました。
そろそろ本格的に配役を決めていかねばと。
この役を読んでみてくださいと山口さんから。
山口さんの頭の中で、いろんな組み合わせが渦巻いているのでしょう。
どこかで演出家の仕事の八割は配役を決めることだという言葉を聞いたことがあるような。
人が決まると自ずと作品の雰囲気も決まってくると。
さて、来週くらいには配役を決めていきたいところですが、どうなりますでしょうか。