2016年9月14日水曜日

何が難しいのかを知る。

そよ風ペダル 9月13日 担当:梶川

今日は筒井さんがお休みということで、私の代講になります。

先週のこともあってテンポよくセリフをやりとりして通すことを目指しました。

コツとして、相手のセリフは終わりにかぶせて自分のセリフを言ってセリフ頭の間を詰めました。

通しを見ているうちに、今回の脚本の難しさがわかってきました。

会話劇であり群像劇で、もっとわかりやすく言えば日常劇です。

なので日常と同じような会話のやりとりが舞台でされていることが大前提になります。

まずは自然体で自然なやりとりをしなければなりません。

少しでも不自然だと見ている側が感じた瞬間に作品は死んでしまいます。

当たり前のことですが、この当たり前が一番難しいのです。

自然なやりとりをするコツはいろいろあります。

まずは自分がどんな演技をするかでなく、相手役にどんな風に反応するかを考えることから。

しかし、繰り返し何度セリフを口にしたかももちろん大切で。

稽古回数はかぎられていますが、時間はあります。

自然体を手に入れましょう。