5月24日 WakuWaku 担当 土井
メンバーが揃うまで、最近のニュースについて雑談。
「逆の立場・状況を想像してみる」という事も、演劇の勉強になるようです。
今日は1場面3名と2場面4名が教室の端と端に分かれ、自分たちで稽古を始めます。先生は両方を順に見ながら、ある程度進んだところでアドバイスを出します。今日は2時間たっぷりと動きました。
1幕では音楽教師に動きが付けられます。煙草の残り香を嗅ぎ出そうとしながら、相手に圧をかける意味で視線をシャットアウトし背を向け喋ります。そして振り返る。するとますます相手に圧がかかります。
圧を掛けられた方は、萎縮している事を隠し、普通を装おうとします。音楽教師は逆に後から登場する保健の先生とは気が合い、今度は彼女の後ろ姿に語りかける事になります。
2幕では、もしかして部屋にいるかもしれない山田くんを皆で探す為に立ち上がり、探す事で、着席して会話していた膠着した状態に動きをつけ、舞台の絵を変えます。、
一個ずつの会話が重すぎ大上段です。軽やかに流れる会話の中に台詞の重みを持たせたいのですが、台詞が入るまではなかなか難しい事でしょうか。
古文教師は、皆がシラーっとしている中でひとりテンションが高いのはやりにくいでしょうが、思いっきりやって結構、叫びは一呼吸で大丈夫です。物理教師は手の動きの癖など直していきましょう。断定的に物を言います。
超然とした美術教師は、シニカルでありながら、嫌味にならないという不思議なキャラクター。1幕の保健の先生も、超然としたところがあります。
来週も前半この形で稽古し、後半には発表します。