今日も棒のワークから始めました。このワークはとても大切なもののようです。
喋らずに黙ってやります。間にある棒の長さが変わらないように集中してやりましょう。
「右に行くね」など、言葉で約束せず、その場のアクション・リアクションでお互いにコンセンサスをとって動いていきましょう。
最初は二人組で、次は三~四人組でやってみます。
人数が増えても同じです。1チームずつやってみます。
見られているとまた感覚が変わるでしょう。
人数が増えると、意識する棒が増えます。全体を見た方がうまくできそうです。
この棒は、誰と意識を交わすかということが可視化できるいいワークです。
この棒をお客さんと繋げる俳優さんもいますが、小原さんは、共演者と棒を持ち続けてほしい出そうです。
これから「棒がない」とダメだしすることもあるかもしれないとのことです。
常に共演者との関係を大切にしましょう。
発声練習を経て、今日もスケッチです。
今日は「それはアカンやろ」と思うことを喋ってみます。
3〜4人組で、どの話題を喋るか、誰から喋るのかをきめましたが、やってみると喋る人しか喋れませんでした。
他の人にも話を振ってみます。
あえて盛り上がらないことが大切です。
見せ物にならず、変な気を使わないようにやってみました。
情報量も多くなくてもいいです。
雑談している感じを極力そのままやってみます。
後ろ姿で喋っているひとがいましたが、これがとても面白かったそうです。
どんな顔で喋っているのか想像が膨らみます。
客席に「やってますよ」とアピールしてしまうと、客席と棒をつなぐことになってしまいます。
あくまで共演者と棒を持ちましょう。