「遊ぶ」って年々難しくなってきています。
こどもの頃は、息を吸うように遊んでいたようにおもいますが、今となっては少し気合を入れないと遊べない。
先日、日常の一コマの話ですが、昼の13時半に保育園児たちが先生に連れられて公園にやってきました。
先生に「時計の長い針が7のところまで遊んで良いですよ!」と声をかけられた子供たちは、いっせいにはしゃぎ出しました。
5分。5分のために、命を賭して全力で遊ぶ子どもたちを見て、感動してしまいました。
大人は、5分与えられたらどうするでしょうか。椅子にでも座ってゆっくりするんじゃないか。
「歳をとるにつれ、時間の流れがはやくなる」というのは、当然のことかもしれません。5分に対して全力にはなれないのですから。
確かに極めて重要なシーンになっている様に感じられました。
色々マニアックな指示が出された俳優たちは、しかし今まででもっとも生き生きとしている様にも感じられました。