9/3 14:00-16:00 高槻城公園芸術文化劇場 中スタジオ3 担当:渡辺
数ヶ月ぶりに参加させてもらいましたそよ風ペダル。
特に腰から下半身にかけてだいぶ運動不足だったんで、混ぜてもらいました。
ちょっとした準備運動でもきつかった…
いや、結構ハードですよ。ちゃんとやると大変です。
みなさんちゃんとやってますか!
今年の芝居のテーマの一つは「台詞を減らす」。
台詞を覚える労力を省きたいということ(だけ)ではなく、「台詞を喋る」以外の演技を洗練させたいということです。
いや実際、「台詞をいかに言うか」は俳優の仕事の1〜2割を占めるのみで、演技の良し悪しはそれ以外の部分決まると言っても過言ではないでしょう。
覚えることは減るけど、もっと別のことに注意を向けなければならないので、俳優としては結構大変な課題かもしれません。
言葉にあまり頼れないとなると、表情とか間とか、立ち居振る舞いとか空気とか、そういったことをフル活用して物語を進めていかなければなりません。
人間関係って、その人たち同士の間柄だけで決まるわけではなくて、どういう場所で、どういう状況で会っているか、まわりに他に誰かいるかといったことも大いに関わってきます。
例えばとくに親子関係。家で、「家族」として会ってるときは自然な関係を保っていても
たまたま外で、ふつう会うはずのない状況で遭遇すると、変な空気になったりするかもしれません。
私も塾講師をやっていたとき、教室の中では生徒ととっても仲良しなのに、道端で遭遇するとなにかよそよそしくしてしまったりしたことがありました。関係は「私とあなた」と成り立っているのではなく、「私とあなたと<環境>」が重要なのかもしれません。
この微妙さを演じるのは本当に難しい。それこそ重要なのは言葉ではないのかもしれません。微妙に目線を外したり、「変に芝居がかって不自然な芝居」をする必要さえあるかもしれません。
(※知らない間にBloggerの仕様が変わった? 手元の写真がアップロードできなかったので、写真はなしで)