2013年5月11日土曜日

正しい自主稽古の姿。

5月7日 そよ風ペダル

そよ風ペダルの稽古開始時間は14時です。
お部屋が開くのも13時半なのですが。
13時の時点でみなさんがロビーに集られていて。
なんとみんなで連絡を取り合って自主的に練習を。
こちらは何も知らなくて、本当にみなさんのやる気からのあらわれです。
こういったことは珍しくて、通常はこちらで自主練習をしましょうかと声をかけてスケジュールを調整するのですが。
チームがまとまってとても良い方向に進んでいます。

本稽古ではダンスの終わりをメインで。
大技とは別の驚きの仕掛けが用意されています。
スタッフさんの努力により、この仕掛けが稽古場に届きました。
というわけで本番さながらのダンスの稽古でした。
もうみなさんはフリを覚えているので、これからはダンスに
元気よく手を振るであるとか目線を気にするといった細部の仕上げ、
役柄としての個性や演技を足していくことになります。

脚本稽古も自主練習の成果でセリフがスムーズに出てくるようになりました。
しかし今までも言われてきていますが、今回の作品はセリフを言うことではなく、
みんなで状況を共有し、そこにいる人として話を進めていくこと。
筒井さんから作品全体の流れとして、シーンごとの状況からくる雰囲気の話がありました。
次回は本番と同じレセプションルームでの稽古になります。
空間が変わると演技にも影響があるでしょう。
たくさん得るものがあればと思います。