1月6日 そよ風ペダル
年明け最初の稽古となります。
そして待望の脚本が届きました!!!
全国シニア演劇大会in仙台用台本「モロモロウロウロ」。
試演会、本公演、そして今回の再演。
三回目のチャレンジとなる、そよ風ペダルとしては思い入れの多い作品です。
ここでホームページやチラシに掲載したあらすじを。
登山仲間の深沢が登り慣れているはずの山にひとりで向かい、行方不明になった。
他の仲間たちは憂鬱な気分を抱え、心さまよう実感のない日常を送る。
そんなとき、深沢が残した「記憶」が見つかった。
残された人たちはこの一連の出来事にどう対応し、どうやって克服するのか…。
せっかく再演するということで新たなチャレンジをしています。
配役を本公演から変更しています。
そして上演時間を短くするということでシーンをカットしたり細かな台詞を変更するといった書き直しをしています。
もちろん配役はその役者さんの持ち味がいかされることを考慮していますが、これまでの公演や稽古から見えてきた役者さんそれぞれの課題にも目を向けながら配役されています。
作品ができあがれば、役者さんみなさんの演技力も向上するという算段です!
テンポのいいやり取りが苦手、一人で長い台詞を言うのが苦手、細かな段取りをこなすのが苦手、いろいろあるのでしょうが今のところそれぞれの課題は見えてきていません。
今日はとにかく最初から最後までを通して読み合わせをします。
まずは上演時間が気になるところでして、時間は40分でしたがダンスを飛ばしていて動きとかも入ってきてで、50分以内ですかね。
テンポをよくして40分をキープしたいところですが。
先ほどの役者さんの課題というのはもちろん初の読み合わせですからまだ、これから練習を重ねていけばわかってくるのでしょう。
作品自体も短くシンプルになってテーマというか訴えかけてくるものがより明確に浮き彫りになっています。
メッセージ性が強い分、どこまで表現するのかが難しい気がしました。
例えば口を出しすぎるとお節介だったり説教臭くなったり、もしかしたら説明になっていまいかねません。
表現を控えること少しだけのわからない部分、隠されて定かでないところに観ている側の想像力を広げていくきっかけがある気もします。
さておき、本格稽古の開始です。