高杉征司先生の指導のもと、
男性3名 女性9名 合計12名の
50代から70代の方がワークショップに参加されました。
今回は俳優としての技能を高めるゲームをいくつか行いました。
「人間知恵の輪」
両腕を交差させ、手を繋ぎ、手を離さないようにして交差している腕が外れるように動く。
だんだん手をつなぐ人数が増え、最後は全員で手を繋ぎました。
人に触れ、相手の状態を確認し、アイコンタクトや言葉によるコミュニケーションが必要になります。
「連想ゲーム」
(手を叩く)(言葉を言う)(手を叩く)(言葉を言う)
タンタン なになに タンタン なになに ・・・・ ・・・・ ・・・・とリズミカルに続けましょう。
力が入り、言葉のしがらみに捕らわれ、リズムからはずれてしまいますが
やっていく内、だんだんとスムースになります。
先生は「ひとり連想ゲーム」をよくされるとのことです。
「自己紹介」
先生からの質問「どんな気分で今日来られましたか?」の答えを交えます。
演劇を始めることでご家族とのコミュニケーションを高めたい、関係をよくしたい、
という方も何名かおられました。
一巡した後、二回目は手を伝達順に握りながら先ほど喋ったことをもう一度語っていただきます。
「シニアの皆さんは声の深みが凄いですね」と先生がおっしゃいました。
「観客の前で会話する(3人で)」
無自覚に見られている事を意識するという、演劇的な技術が必要になります。
話題1:「春夏秋冬のどれが好きか?」
話題2:モラル「赤信号を渡るか?」について討論
見ている人を引きつけ、自分と反対の意見を持つ相手を論破しようとします。
役割として、本当の自分と違う考えにたたなくてはならない時
「嘘をついている感覚」がありましたか?または嘘つくのが楽しかったでしょうか?苦しかったでしょうか?
話題3:「タイムマシンの行き先はいつ?」
短時間で合意形成しなければならないという設定です。
演じるという日常と虚構の境目、「境界線」をこれから一緒に楽しみましょう!
17日の入門編ワークショップは高槻現代劇場206号室で行います。
まだ人数にゆとりがございますので、皆さまのお申込みをお待ちしております。
お申し込みは高槻現代劇場 072-671-9999までお願い致します。
10月1日、8日、22日、29日の本格体験編も重ねてよろしくお願い申し上げます。(劇研 土井)