9月29日 そよ風ペダル
稽古場に音響、照明のスタッフさんが来られました。
だからというわけではないですが、通し稽古をしました。
これで作品の全体の構成が見えてきました。
以前にもブログで少し書きましたが、コントにおいて面白いことを面白いだろうと演じてしまうと途端に面白くなくなります。
よく言うネタがすべるというやつですね。
それはマッチ箱が必要という話になります。
何かしらのものの大きさを指し示すために、そのものの横にマッチ箱を置いて写真撮影したりします。
コントでもこのマッチ箱の要素が必要でネタの面白さを伝えるためには普通の尺度をしっかりと示さなければなりません。
おかしなことを言われてそれを普通ではないと示すことで、おかしさと普通とのギャップが見えてはじめておかしみが伝わります。
コントの中にどんなマッチ箱を置くのか。
そこを探っていくとさらに作品の魅力を浮き彫りにできるのでしょう。