9月8日 そよ風ペダル
前回の続きからのシーン稽古で、作品に一通り段取りがつきました。
とにかくはセリフと段取りを習熟することになります。
なんといっても今回はコント作品と銘打っています。
つまりは笑いをとらなければなりません。
人はどんな時に笑うのでしょうか。
例えば意表をつくと驚きとともに笑いに繋がることがあります。
意表をつくためには受け手に予想させないという前提条件があります。
ならばテクニックとして、落とし所とは別の方向に向かって受け手の興味を誘導する必要があります。
言葉で言えばミスリードすること。
おそらく今回の作品も面白がらせようとして面白いであろうことをすると失敗しそうな気がします。
そこにいる役柄は自分のやってることや言っていることが面白かったりおかしなことだとは一つも思ってないのですから。
ただ真面目に生きているだけです。
笑いの感性は人それぞれですし、どうしたら笑いが起こるのかの正解なんてないでしょう。
それでもなお、笑いのヒントを探して稽古をしていきましょう。