7月14日 WakuWaku 担当 土井
今日は1時間遅れての練習ですが、いつもと同じ時間に集まり、時間を分けあって自主練習しました。
3幕、斎藤が煙草を吸いに行った後よりの稽古です。先週、今週と場面を短く切って一人一人について徹底的に指導していただきました。今後はこのような稽古をする時間がとれないので、今回言われたことは忘れないようにしましょう。
声が聞きにくいので、今まで作ったものが変わるかもしれないけれど、自分の殻を破ってもう少し大きく声を出しましょう。だんだん声を出す事に慣れていきます。
相手の台詞と一緒に楽器を鳴らすようにリズムを取って台詞を言います。リズムの流れが切れないように。
相手の台詞の途中から自分の、また自分の台詞の途中から相手の気持ちは分かっているのです。気持ちの流れを大事にします。
長い「間」。何を感じますか?台詞がない部分で、気持ちの動きを心で感じてみましょう。「何かしなくては」という恐怖感から解放されます。心が動くのが先です。動く衝動が起きるのを待ち、そこに存在している人になるのです。
タオルなど小道具を用意して来られました。小道具を使って台詞を言いながらの作業(日常のいろいろな動き)を楽しむ事が出来ます。3人の会話のテンポが良くなりました。
初めは重くならず、テンポ早く軽いノリの会話でいきます。
一個ずつに意味を込めようとする癖を直されています。
ここにあるのは日常的な会話なので、一個ずつに感情込めて言葉を重く言わないということです。
「間」、は逆にテンポが出ない事でシーンを作ります。
強くでる表現を抑える事も大事です。
相手にかける台詞か、独り言かという場面もありますね。独り言でありつつ、相手にかける部分もあったりします。
全ての場面で、日常を彷彿とさせ、日常をフィールドバックさせる事で日常の中に潜んでいる演劇性を見つけます。
台本に書かれた台詞になぞらえて心を動かし今を生きる事です。