とうとう7月最後の稽古ということで、脚本作りも大詰めです。
取り掛かる前にワークを。
びん、ばん、ぼよよーんのゲームを。
せんだみつおゲームというのがありましたが、ルールは一緒です。
びんと誰かを指名し、指名された人はばんと別の誰かを指名。
ばんと指名された人はストップでその両隣がぼよよーんと手をあげる。
そして、ばんと指名された人が次にびんと誰かを指名してリスタートの繰り返し。
まあ、いろんなことが起こります。
誰にでもわかるようにあきらかに指名するのった案外に難しいです。
そのあと、ただ待つというワーク。
有名イタリアンの行列に並びます。
ただそれだけ。
演じるということの前に、実感を持ってそこにいるということを体験しました。
みんなの前で見られながら待つので、どうしても見ている人へのサービスで周りといろいろ話したり、独り言を言ったりします。
しかし普段待っているときにそれはしているのでしょうか。
わかりませんが、嘘をつかずありのままでそこにいるということができて、その上で見ている人へのサービスをしていかないと説得力に欠けることだけはよくわかりました。
これまでの脚本作りのワークの中でも、ストーリーに引きづられないという話もありました。
ストーリーも見やすくしたり楽しませるための一種のサービスです。
なのでストーリーをどうこうする前に、当たり前にありのままに役柄が普通にそこにいるのかどうかを感がながら脚本創作にのぞみます。
すべてのチームがこれまでのまとめとしての脚本があるので、みんなで読み直しながら修正していきます。
高杉さんも全作品を一読後に各チームにアドバイスにまわります。
静かであつい稽古場でした。
来週はお休みで、高杉さんの最終微調整が入った脚本をみなさんに休み中に戻して、セリフ覚えができればと。
来月からは演技作りです。