2017年8月4日金曜日

舞台上に生きている人間として存在する


8月3日 WakuWaku 担当 土井




左右の腕が、違う動きをするストレッチを行なった後、発声練習。そして、15時18分から「通し」を開始。若干のロスを含め、16時47分に終わりました。今回は完成度は求めていません。全体を見て行くことが目的です。今後も時々通しを行います。台本を知っているからかもしれませんが、1975年と2017年を行き来している事に、違和感を感じませんでした。

感情が伝わり心に響く場面もありました。殆ど台詞が入っていた人もいれば台本が手放せない人もいました。先ずは台詞を覚えましょう。それから芝居が始まります。相手と関わりで感情が動く、舞台上に生きている人間として存在し、喜怒哀楽またそのどっちとも割り切れない感情にアプローチする為には、先ず台詞を入れる事です。不安なので台本を持つとしても、相手の目を見る、周りの気配を感じて対応できるようにはなりましょう。

立ち位置を自主練習で敢えて変えた場合もありますが、指示された場所や動線を覚えていず、あやふやな箇所がいくつかありました。段取りが頭に入りスムーズに動けるようになれば安心して演じることができます。

それぞれの役柄は見えてきていますが、相手との関係性がまだ見えにくい。ひとりで練習する時は、人の台詞も読んで下さい。感情の変化を実感し見えて来るものがあると思います。来週は1場面から細かく稽古していきます。しっかりと指示された事を忘れないよう稽古の後に確認し、忘れそうならメモしましょう。