8月22日 そよ風ペダル 担当:梶川
新たな稽古法が導入されました。
リラックスした体で舞台にいるために、セリフをしゃべる時に足をあげることにします。
足をあげることに集中して演じることと足を上げることが別物になって逆に体が緊張すると本末転倒ですが。
地に足ついたと言えば良い意味に聞こえますが、実質は根をはってしまって身動き取りづらい体になっていたのでしょう。
強制的に足をあげることによって身軽な体を作ります。
セリフを喋るい時に機械的に足を上げるというよりも、常に足が上がるような身軽な体を維持しておくということが重要なのでしょう。
図らずも身軽な体になったことによって会話のやり取りもスムーズになりました。
そして最後のクライマックスの稽古。
ここは足をあげる必要がありません。
というかこここそは地に根をはっているような体でセリフを発さねばなりません。
この対比が面白いのですね。
だとしてクライマックス以降。
どんな体でいるべきなのか。
作品にとってそのことがとても大切な気がします。