4月14日 そよ風ペダル
今日は稽古にスタッフさんが来られました。
どんな舞台にするか、照明と音響をどうするか、決めるべきことを話し合っていきます。
今回の作品は舞台セットは少なくて一見して簡単に設営できそうに思えます。
あらすじにある"深沢が残した「記憶」"というのを舞台上に立ち上げるために、とある仕掛けをしています。
その仕掛けを実験してみないと舞台装置の配置が決まってこないため、急きょ高槻現代劇場を飛び出して富田ふれあい文化センターという施設の客席200人規模の大ホールで稽古をすることが決まりました。
本番前に少しでも広い空間を体験できるのは作品の質をグッと引き上げてくれることでしょう。
スタッフさんが来ていますが、普段通りの自然体で稽古は進んでいきます。
ダンス稽古はついに団体行動から、これぞダンスというような大技のパートに入りました。
これまでのところは前回公演とは違う振り付けを覚えてのダンスでしたが、ここからは前回もやった振り付けです。
とは言っても前回も苦戦はしましたし、向上してさらなる美しさにこだわりたいところです。
シーン稽古は半分以降からクライマックス直前を通して何度か繰り返し創作していきます。
お休みの方がいたので今日は代役で稽古に参加しましたが、稽古時間を延ばしているのでじっくり集中して創作をしています。
休憩をとるタイミングがなくて、稽古終了30分前に少し休憩をとるかやりたいこともあるのでこのまま続けるかという問いかけが筒井さんから。
私は内心トイレ休憩が欲しいなと実は思っていましたが、みなさんの判断は続行と。
熱意の表れですね。
稽古を終えて私はヘトヘトになっていて、どちらかというとみなさんの方が元気でタフでした。
本番が近づいてきて、これから稽古も熱を帯びていきます。
どれだけタフであっても、ここからは如何に自分の体調を維持するかといったことも。
シニア劇団では自分だけでなく、ご家族など周りの方の体調も気にすべき問題になることもあります。
周りを全て元気にしながら作品を創作していきましょう。