3月10日 恍惚一座
人間知恵の輪というワークから。
右手下向き、左手上向きで手を合わせ交差するようにスライド。
右手で誰かの左手、左手で別の誰かの右手を握って知恵の輪のできあがり。
周りを見ながら声をかけあいながらほどいて円陣になります。
画像は完全に絡まったもの。
断念しました。
具体的な理由、動機でコミュニケーションをとらなければなりません。
演技は言ってしまえばコミュニケーションですからね。
そして即興力をつけるための商品説明ワーク。
形容詞のいっぱいついた商品を客席から与えられて、それを売るために開発者になって売り込みの説明を数人でまわしながらしていきます。
全部一人で言い切るのではなくて、手放しながら次の人を信頼して任せていく。
あまり考えずテンポよくまわしていく。
わかりにくい言い方をあえてしますが、舞台にいるためにいなくなっていく。
考えてしまうと途端に舞台に役柄はいなくなってしまう。
事前に脚本が準備されていますが、それでいかに即興であり続けるか。
脚本の発表でも、この話題になりました。
脚本稽古がはじまり、ペアも早い段階で決まっていたのでお互いに演出をつけあわれていました。
自己演出をどう扱うか。
役者同士がシーンを作るときに、どう対話していくか。
もの言いや相手との関係を間違えると無用なストレスがかかったりします。
命令なのか問いかけなのか演出に任せるのか。
答えはでませんが、前述の即興で相手に対応するということが前提です。
相手と一緒にいる。
それに尽きるのかもしれません。
自己演出と即興の両立。
難しいですが、そこを目指していきましょう。