3月31日 そよ風ペダル
すっかり春ですね。
あたたかな陽気で世間ではお花見やら何やら。
そよ風ペダルは脇目も振らず公演稽古を続けています。
画像は稽古場の窓から見える高槻現代劇場のサクラ。
一時の寛ぎです。
毎回ボール運動から稽古を始めていますが、今日からは省略してダンス稽古に時間をまわします。
ダンスは前半の団体行動のような振り付けが終了しました。
まずは振り付けを覚えるところからですが、みなさんだんだんと踊れるようになってきたので足踏みするときに手を振るのかどうかとか、目線や笑顔とか細かなところが気になり始めました。
来週からは後半の盛り上がり、いろいろな仕掛けのある振り付けが始まります。
おそらくここからは前回公演と同じ振り付けだと予想しながら。
前回公演でもここから手こずりましたから、時間をかけて練習していきます。
脚本稽古は座り芝居の多いモロモロウロウロにおいて歩き回る動のシーンをメインに稽古しました。
二枚目の画像はその一幕。
演技を見ながら筒井さんからセリフの扱い方のニュアンスニュアンスついて話が出てきます。
どう見えているか、どうしてほしいかを、あえて印象ではなされているように思います。
具体的にこうしてくださいと言ったところで、それは段取りが増えていくだけです。
実はそれは演技と呼びません。
理詰めで役柄や関係やシーンで伝えたいことを決めてアイディアを創作していきますが、演技が生まれる時にはそのアイディアから更なる飛躍が必要です。
飛躍のないアイディアでは特別な面白味は実現しません。
決して理詰めを否定しているわけではありません。
逆に理詰めで突き詰めるからこそ飛躍できるのですから。
印象で語られる話を受け止めて、まずは理詰めで突き詰めていきましょう。