2025年6月17日火曜日

【そよ風ペダル】いよいよ今週末本番!

日時:2025/06/17(火)13:30〜16:30

会場:富田ふれあい文化センター 小ホール

担当:岡田


そよ風ペダルの最新作『殺意はカルチャーの調べ』の本番はいよいよ今週末です!

今日の稽古を終えると、明日からは劇場入りし、土日に本番を迎えます。


ということで今日は最後の通常稽古でした。

まずは通し稽古で全体を確認し、そこで発見された小さな課題を解消していきました。


通し稽古の時点で相当面白い作品だと思いながら見ていたので、細かな修正が入ることでさらなる笑いが生まれるかと思うと本番が楽しみですね!


劇場入りしてからは、実際の舞台美術や音響・照明も合わさって稽古とは環境がガラリと変わります。

暑さと雨に負けず、いい作品を目指していきます!


ご予約もまだ承っています

こちらから👇https://www.gekken.net/senior/pg5815891.html



2025年6月10日火曜日

【そよ風ペダル】来週末、本番!!

日時:2025/06/10(火)13:30〜16:30

会場:富田ふれあい文化センター 小ホール

担当:岡田


本番が来週末と迫ってきましたね。

6/21(土)と6/22(日)が上演日なので、開幕までは残り11日。

通し稽古を繰り返して、どんどんブラッシュアップしていきましょう。


今日の稽古ももちろん通し稽古!

大きな問題なく通りはしますし、面白いシーンもたくさんありますが、ところどころに課題が見つかってきます。


その課題を解消すべく、シーンごとの細かい練習も行います!

稽古を重ねるごとにシーンや作品が締まってきますね。

要所が締まると抜け感のあるシーンも逆に際立ってきて、笑いはさらに生まれてきます。


本番まで通常稽古は残り1回。

その後は劇場に入り、実際の舞台美術や音響・照明とともに作品の総仕上げを行います。


用語が難しく長尺なセリフも多いですが、お家でも何度も何度も練習して、自分のものにしていきましょう!


公演詳細・ご予約はこちら!

https://www.gekken.net/senior/pg5815891.html





【千年団】公演は今月末‼︎

2025/06/10(火)13:00〜17:00

富田ふれあい文化センター 大ホール

担当:岡田




今月末6/28(土)〜29(日)に本番を控える千年団の新作公演『千年団の百人一首』。

チラシのお披露目が遅くなりましたが、作品の雰囲気にマッチしたデザインに仕上がりました!

舞台上にもたくさんのカルタが登場します。

百人一首好きな方も、そうでない方も、楽しんでいただける作品になってきています!


公演詳細・ご予約

https://www.gekken.net/senior/pg5815892.html





今日は通し稽古。

上演時間はだいたい1時間45分くらいでしょうか。


本番に向けてやるべきことはまだ残されていますが、セリフはもちろん、衣装・小道具などの扱いは稽古の量に比例してよくなってきています。


健康にも気をつけつつ、残された時間のなかで稽古場や家で自分のできることをコツコツと積み重ねていきましょう!





2025年5月27日火曜日

【そよ風ペダル】(ほぼ)無発声稽古

 2025/05/13(火)13:30〜16:30

富田ふれあい文化センター 小ホール 担当:渡辺


遅ればせながら、チラシが完成いたしました。
ポップで怪しげな様相。本作のイメージにとってもマッチしている感じがします。
予約はこちらから↓
https://www.takatsuki-bsj.jp/tat/event/20250116-3217 (高槻城公園芸術文化劇場HP)

本日は特殊なシーン。
稽古中、登場人物としての発話はほとんどありませんでした。
が、録音したセリフのもとで、繊細な身体表現が要求されます。
いわゆる「心の声」が観客に漏れ聞こえてくるのですが、ただ単にそのセリフに適した動きをすれば良いというのでもありません。場合によっては声を押し殺している感じ、とかも必要なのかもしれません。
セリフを喋らないのであまり労力は必要ない……と思いきや、意外と俳優の課題は大きいのかもしれない。かなり難しそうでした。

2025年5月21日水曜日

【千年団】大作の予感!

2025/05/20(火)13:00〜17:00

富田ふれあい文化センター 大ホール

担当:岡田


来週の稽古ではいよいよ通し稽古!

それに向けて今日の稽古では全シーンの段取りをつけていきました。


例年どおり、いや例年以上に、骨太な作品に挑む千年団。


複数のストーリーが絡み合う台本。

その複数のストーリーを一つの舞台上で展開させる演出と演技。


個々のシーンだけをみても面白い台本だと思いますが、それらが混じり合って一つの作品として実を結んだとき、お客さんがどんな感想を抱くことになるのか計り知れません。


ただ、焦っても仕方ありません。

いつだって一段ずつ登っていきましょう。


役者陣は自分が登場するシーンでしっかりと自分の役を全うする。

それぞれが演じ切った通し稽古ができたとき、その通し稽古を振り返りながら、自分の登場シーンや役の意味を全体のなかに差し戻して確認する。

そして改めて、自分の演技を修正していく。

これを繰り返して、徐々に作品の輪郭を掴んでいく。


現状は複雑さが浮き立っているように感じるかもしれませんが、みんなで少しずつ糸口を探っていきましょう!

大作の予感です!!





2025年5月20日火曜日

【そよ風ペダル】ミステリアスを求めて

日時:2025/05/20(火)13:30〜16:30

会場:富田ふれあい文化センター 小ホール

担当:岡田


先週の稽古ではスタッフさんが稽古場に来ていたので、通し稽古を行いました。

その振り返りの意味も込めて、今日の稽古では演技の細かい部分を詰めていきました。


演技といっても、個々のセリフの読み方というよりは、むしろその前後の部分にフォーカスを当てててみます。


お客さんの目線というのは、基本的にはセリフを発している人物に注目しますし、創作側としても台本の内容を読み取ってほしいので注目してほしいと思っています。

が、セリフを発していない人が「変な」動きをしているとそこに注目が映ってしまいます。

なので、できるだけ注目がいかないように動く演技が必要になります。


どのような動きだと注目がいかないようになるのか。俳優が自分にとって自然だと思って動いても、それが観客にとっては(良い意味にしろ悪い意味にしろ)目についてしまい、結果的に目線が移ってしまうことになります。


なので、重要なのは観客の視線になって考えることです。

でも舞台上にいる俳優が観客の視線を想像するのは難しい技術でもあります。

そんな自分の代わりになって補助線を入れてくれるのが演出家の役割ですね。演出家は観客代表です。

筒井さんが具体的な指示も出しつつ、演技の意図についても説明してくれていることで、俳優は自分を客観視することができるようになってきます。



さて、セリフ前後の動きが滑らかになってくると、観客はセリフの内容や発話者の動きにもっと集中できるようになります。


さきほどの話と逆で、セリフの読み方をどうしたらいいかを考える上で、そのセリフの前後を考えることが重要です。


前後について考えるポイントとしては、内容はもちろん、言い方・口調なども大切です。

例えば、前の人が真面目な口調で話していたとしたら、同じく真面目に話してみる。あるいは、前の人が真面目な口調だから、あえて不真面目に話してみる。そうすることでギャップ(落差)が生まれます。そしてギャップは笑いを起こします。


作品内にギャップをたくさん作ればいいわけではありません。むしろギャップが連続しすぎると、それぞれのギャップが小さくなってしまい、笑いが起きにくくなってしまう。

そのバランスを整いながら方向性を決めていくのが演出家です。


俳優の目線と観客(演出)の目線は違うので、演出からの指示やその意図を俳優が理解しにくい場合は多々あるものですが、より良い関係を築きながら今年もそよ風ペダル作品ができあがっているように感じます‼︎




2025年5月13日火曜日

【千年団】百人一首が作り出すカオスと秩序

2025/05/13(火)13:00〜17:00

富田ふれあい文化センター 大ホール

担当:岡田


2ヶ月か3ヶ月ぶりに千年団の稽古場に伺いました、岡田です。


百人一首を主題においた今作には、戯曲内に、そして舞台上に、百の歌が散りばめられています。

今日は台本のなかでも屈指の複雑さを誇るシーンの稽古をしていたということもあり、目の前で繰り広げられる創作風景は、まさにカオス!


たくさんの登場人物!

たくさんの歌、カルタ!

それらの間に生まれては消える関係性!!


複雑極まりない無秩序状態から、稽古を重ねながら少しずつ少しずつ秩序を作っていく。

見ている側としては秩序ができていることは分かるのですが、どのような原理でその秩序が作られているのか分からない。


出演者と演出家たちは、ああでもない、こうでもないと頭と体をフル回転させている。

その姿を見て、僕にはほとんど仕組みが分からないながら、「稽古というものはこうあるべきだな」と感心させられました。



感心してばかりではダメなので、僕なりにできることをやっていこうと思います。