2019年3月27日水曜日

団体名候補

3月26日 小原クラス 担当:飯坂

今日もストレッチ、そして発声。ジップザップもやりました。
今日はスケッチはやりませんでした。
一人ずつ、思い出の一品を持参して、それについて話をしました。
自分の家族にまつわるものや、お菓子、恋人との話など、いろいろなエピソードが出てきました。
思い出の一品と写真も撮りました。

ハーモニカを持ってきた方もいました。
少し吹いてもらいました。とても素敵な音色です。
「生音はいいですね」と小原さん。
どんな音も生音にはかないません。

段取りを追いかけるというよりは、その場で起こっていることにその場で反応していくお芝居を目指します。
テンションがあがったら、それを追いかけてみる。
もちろんセリフはそのまま守ってほしいのですが、生の感覚を大切にしましょう。

今日でお話をきく作業はおしまいです。
次回からは少しずつ脚本が配られるそうです。
本番までまだ時間がたっぷりあります。
出演者の肌になじむ作品になりそうですね。


最後は、団体名の候補を小原さんがいくつか発表してくれました。
みんなが出した単語を組み合わせて、ちょっとクスッと笑ってしまうような、おもしろい名前が6つほどあがりました。
どんな名前になるのか、どうぞお楽しみに。

2019年3月26日火曜日

脚本執筆は一区切り。

2019年3月26日 そよ風ペダル 担当:梶川

脚本が完成しました。
と言っても、稽古する中で面白いアイデアや偶然の演技が出てくれば変更されることもあるとのこと。
なぜ個人情報を隠すのかの理由は見事に明かされました。
そして言ってることの意味が、意味はあるのに見事に無意味化される現象に陥り、牧場を介して小さなダンスで終わります。
タイトルは委員会ですが、キーワードはズルたれ。
すべてがズルになる。
そんな作品です。
いや、見事なズルでした。
ユーモア溢れる作品ができそうです。

1場は一区切り。

2019年3月26日 恍惚一座 担当:梶川

1場の稽古です。
脚本を離して、先週やり残したシーンを稽古です。
プロンプを入れながらなんとかシーンを続けて。
もう少し繰り返して、演出の工夫を入れられるようやり込みたいところですが。
言いつつ時間もないのでとりあえず一区切りとして来週は2場の稽古になります。
はい、またセリフを覚えてきましょう。



2019年3月20日水曜日

異化効果

3月19日 小原クラス 担当:飯坂

今日もストレッチから。
日常から発声に気を付けましょうと小原さんより。
今回は大きな声を出すお芝居にはならない予定ですが、小さくても響く声が理想的とのことです。
日常生活から身体と心を柔らかくして、安心できる地声で喋れるように意識していきましょう。

発声のあとは、新たなゲーム?を。
片方の手で三角形を、もう片方の手で四角形を、同時にスタートして描きます。
頭の体操であるワークに似ていますね。
すぐにはできませんが、半年くらいかけてできるようにしていきましょう。
「ダゾザド ドザゾダ」と新しい早口言葉も。追々は同時にやっていかなくてはならないようです。

今日のスケッチのテーマは「どうやって人生の苦労を乗り越えたか?」です。
今日もおもしろい話がたくさんでてきました。

「異化効果」の話が小原さんから出てきました。
ブレヒトの演劇理論ですね。
「俳優が役を離れてその批判を行うことなどによって,観客は舞台上の出来事に対して感情的に同化することが妨げられるというもの。」
調べるとこのような言葉が出てきます。

スケッチのワークはまだまだ続きます。


2019年3月19日火曜日

脚本を新たに。

2019年3月19日 そよ風ペダル 担当:梶川

予告通り脚本が新しくなりました。
役柄のカットのみかと思いきや、最初からすべて書き直し。
設定やそのままのセリフもありますが、より一層情報の誤魔化しが進行しています。
例えば前の脚本では全員がそれぞれ初対面でしたが、それすらもどうでしょうねと書き直されました。
あらゆることが曖昧模糊としています。
一度通し稽古をして、書き直しで変更になった部分や曖昧になった部分を共有し、配役を決めるためにも再度通し稽古をして。
このあとの展開はだいたい見えていますが、終わりはまだわからず。
だとしても様々なことが曖昧なまま終わりそうな予感がします。

脚本を離して。

2019年3月19日 恍惚一座 担当:梶川

予告通り脚本を離して、プロンプを入れながらの稽古。
段取りをつけたりおかしみの演出を加えたり。
セリフがなんだっけと止まることもありながらも、手と視線が自由になったがゆえにできることが増えました。
なんと言ってもセリフ覚えを一週間でしてきた皆さんの努力に拍手です。
1場の始まりと終わりの5ページを稽古しました。
まだ間を繋がないといけませんが、明らかに稽古が前進した実感があります。
充実した稽古となりました。
引き続き来週も1場の稽古です。

2019年3月18日月曜日

小躍りをやめる。

3月12日 そよ風ペダル 担当:梶川

追加脚本があり、まずはそのシーンの読み合わせで内容の確認と共有から始まります。
そのあと実際に立ってみて。
上演時間に制限があるので、出来上がっているところまででどれくらいの時間がかかるのかが重要になります。
なので時間を計りながらできているところを通して稽古。
そのために配役したわけですが、役柄が一人多いことが判明。
もうすでに半分くらい時間をつけっているわけですが、まだまだやりたいことはたくさんあるとのこと。
役柄も多いということで、一部書き直しやセリフのカットは入りそうです。
通しを終えた後はシーンをピックアップして稽古。
一人で小躍りしているところに人が入ってきて誤魔化すというシーンがどうすれば成立するかを検証しました。
もう一人の人が入ってくるタイミングや入ってくることにどうすれば気づかないでいられるか。
そしてどうすればごまかし方が不自然でなく(いや、ごまかすという行為自体は不自然ですが)本当のようにできるか。
不自然でなく不自然を演じる。
つまりは小躍りの止め方を検証しました。
不自然を自然に演じるというのがとても興味深いです。
つまりはそういった作品なのです。
どこかしら漂う不自然さ(不条理さ)を自然なこととして受け入れそこにいる人物を演じる。
面白くなりそうな予感がします。


テンポ。

3月12日 恍惚一座 担当:梶川

今日は1場と2場の稽古をしました。
会話劇はテンポが大事と言われますが、テンポとは何かとなると本当に難しいと感じます。
リズムとしての速さも求められますが、それに重点を置きすぎると単調になります。
音として抑揚やメロディー的に捉えると間延びする可能性をはらみます。
もうバランス感覚だねと言われればそうなのですが。
テンポがずれても、そのズレが面白みになったりするわけで。
案外、テンポにこだわらずただその場で周りに反応して演じるということで充分に成立するのかもしれません。
なんであれ作品の面白みを探求しましょう。

2019年3月13日水曜日

本当の話

前回はアップにラジオ体操をしましたが、やはり元のストレッチに戻すことにしました。
やりすぎると身体に良くないようです。
ラジオ体操は、今回の作品の題材の一つになるかもしれないとのことです。
小原さんはラジオ体操に関する書籍をたくさん読んでいました。

発声は、上半身は柔らかく、下半身はしっかりと。
口角をあげてにこやかにやってみるといいそうです。
次はなんだっけ?と考えていると、悩ましげな表情になってしまいます。
早口言葉は、肺活量と息の量をコントロールして、息を使い切りましょう。

今日のスケッチのテーマは、「やり直せるならここ」
いつもは座って話していましたが、今日は立ってスポットライトを浴びているつもりでやってみます。
いろいろなエピソードが出てきました。
家族のことや、思春期のあの日のことや、今朝の旦那さんとの会話まで。
自分にとって本当である、ということが大切です。

このスケッチでは、必ずしも大きなことを話さなければいけないというわけではありません。
小さな身近なものでもいいのです。
本当の話には、優劣はありません。
どれもおもしろいエピソードでした。



2019年3月6日水曜日

劇団名決め

3月5日 小原クラス 担当:飯坂

今日からラジオ体操でアップしてみることにしました。
第一と第二をやりました。詳しい人に動きを教わりながらやってみます。

その流れで「ラジオ体操」という言葉でブレーンストーミングをしました。
思いついた言葉をたくさんあげていきます。
夏、朝、スタンプ、お姉さんなどなど、連想されるものがたくさんあがりました。

そのあと、スケッチをします。
今日のテーマは「至福の時」(ハマっているもの)
パイプ椅子を円にして、温泉に使っているような気持ちで相手のスケッチした言葉を喋ってみます。
次回は「人生で苦労をどう乗り越えたか」「心を大きく動かされたこと」
これらのエピソードがどう脚本に組み込まれていくのか楽しみです。

最後はすこし時間が余ったので、劇団名を決めることにしました。
「やる気の出る言葉」「おいしい言葉」など、小原さんが指定したお題に対して思いついた単語を自由に挙げてみます。
出てきた言葉を小原さんが組み合わせて考えてきてくださるようです。
いいものが思いつかなければまた来週もこのようにブレーンストーミングをします。
どんな名前に決まるのでしょうか。

2019年3月5日火曜日

時間の制約。

2019年3月5日 そよ風ペダル 担当:梶川

委員会稽古2回目です。
6ページ追加されました。
構造は前回のラベルと一緒ですが、二人一役はやらないようです。
すでに誰もいないところに委員会側であろう人が出てきて何もせず去るというシーンのちょっとあとまで描かれました。
すでに8人の役柄が登場しています。
このままあと二人を登場させて 、全員が登場しての会議始まりそうな予感がします。
問題は書きたいことがたくさんあるが、果たして30分でおさまるか。
だからといってテンポを上げて急いでは本末転倒。
間をしっかりとって創作していきます。
今のところ、できている脚本を最初から最後まで通すと約10分強。
上演時間、足りないかもしれませんね。

セリフをたてる。

2019年3月5日 恍惚一座 担当:梶川

今日は全員参加です。
というわけで、先週の復習として3場を一度やってから1場を集中的に。
段取りを確認しつつセリフを口に馴染ませます。
馴染ませる、テンポを良くするとして、早口になったり、感情を考えて間延びしてといろいろな障害があります。
会話劇はある程度はテクニックでカバーできるのではないかと思っていて。
音感が重要な要素ではないかと。
セリフをたてるという言い方があります。
立てるということがどのような方法かはここでは置くとして。
セリフの中でお客さんに伝えておかないと筋がわかりにくくなるキーワードがあります。
たとえば初恋の最初のセリフ。
駄目ですよ、それはやっぱり。
このセリフであれば駄目と言うことが伝わらないと筋がわかりにくくなります。
だからといってそのキーワードを強調しすぎるとわざとらしくなったりするわけですが。
そこが音感の問われるところですね。
単純に心地よいセリフ回しが聞きたいところです。
何度も口に出して脚本に接していきたいですね。

2019年3月1日金曜日

共演者と棒を持ち続ける

2019年2月26日 小原クラス 担当:飯坂

今日も棒のワークから始めました。このワークはとても大切なもののようです。
喋らずに黙ってやります。間にある棒の長さが変わらないように集中してやりましょう。
「右に行くね」など、言葉で約束せず、その場のアクション・リアクションでお互いにコンセンサスをとって動いていきましょう。
最初は二人組で、次は三~四人組でやってみます。
人数が増えても同じです。1チームずつやってみます。
見られているとまた感覚が変わるでしょう。
人数が増えると、意識する棒が増えます。全体を見た方がうまくできそうです。

この棒は、誰と意識を交わすかということが可視化できるいいワークです。
この棒をお客さんと繋げる俳優さんもいますが、小原さんは、共演者と棒を持ち続けてほしい出そうです。
これから「棒がない」とダメだしすることもあるかもしれないとのことです。
常に共演者との関係を大切にしましょう。

発声練習を経て、今日もスケッチです。
今日は「それはアカンやろ」と思うことを喋ってみます。
3〜4人組で、どの話題を喋るか、誰から喋るのかをきめましたが、やってみると喋る人しか喋れませんでした。
他の人にも話を振ってみます。

あえて盛り上がらないことが大切です。
見せ物にならず、変な気を使わないようにやってみました。
情報量も多くなくてもいいです。
雑談している感じを極力そのままやってみます。

後ろ姿で喋っているひとがいましたが、これがとても面白かったそうです。
どんな顔で喋っているのか想像が膨らみます。


客席に「やってますよ」とアピールしてしまうと、客席と棒をつなぐことになってしまいます。
あくまで共演者と棒を持ちましょう。