2018年8月21日火曜日

舞台に登場するための作戦。

2018年8月21日 そよ風ペダル  担当:梶川

今日から3時間稽古です。
そして今回の舞台監督も稽古場に来られました。
稽古前に筒井さんと舞台についてのミーティングをされようで。
登場口の構造が確認され、特殊なのでそれに合わせての稽古をしました。
演技エリアとお客さんが見えているスペースとに差があります。
意図的なのか、偶然なのか、それはもはや問題ではなくて、もうそのことさえも楽しんでしまおうという作戦です。
はい、作戦です。
登場のこともそうですが、その他も、要は作戦を練っているのだなと。
ナンセンスという話を先週のブログで書きました。
意味がないということは物語の流れであるとか、キャラクターの感情であるとか、脚本ベースというよりも演出ベースで創作しているように思います。
そういう意味で作戦を練っている感覚になります。
稽古イコール作戦会議と。
作戦が増えれば増えるほど面白くなる予感がします。
作戦を立てる上でも脚本からは離れて、要はセリフをものにして舞台に立ちたいところです。


2018年8月17日金曜日

ちゃんと存在しそこに「生きる」

816 WakuWaku 担当 土井
今日は舞台監督さんが来られました。男性陣がお休みなので、岩山を高杉先生が、浅野は土井が代わりました。即興劇を提案するところから、池田が入って来て出て行くところまでを。
自分の台詞を言い、段取り通りに動くのではなく、「舞台にちゃんと存在し、起こった事に反応する」ことを目指します。
役の人格に成り切るか?という事になると、自分ではない人格にはなるが、自分の人格からは逃れられない事もわかります。
即興劇をする時、素の自分の人格と役の人格、役の人格と即興劇上での人格の関係がオーバーラップします。大谷は演出家の目で皆をまとめていきます。
盛り上がるためには、ちゃんと役としてそこに「生きる」ことが大切。自分が相手に働きかけると相手もそれに反応し、相手に対して自分もまた反応する、その積み重ねです。そこから偶然に生まれるものを大事にしてください。とてもいい時間を持てました。最後に舞台監督さんに皆である「お願い」を。それは、ヒミツ!




2018年8月16日木曜日

ナンセンスのセンス。

2018年8月14日 そよ風ペダル 担当:梶川

先週は通し稽古でした。
今週からはシーンを抜いて細かく稽古していきます。
シーンで描かれているおかしみをどうしたら表現できるか。
視線やテンポや体の向きなどを検証していきます。
ナンセンスコメディーを標榜して創作していますが、何がユーモアになるのかは明確です。
ナンセンスのセンスとは感性ではなく意味や価値ということ。
意味はありませんが、ユーモアはあります。
筒井さんからも、そのユーモアの意図とそのための方法は丁寧に解説されていきます。
来週からは3時間の延長稽古になります。
意味のないバカバカしさを面白くする感性を身につけましょう。

2018年8月14日火曜日

脚本の完成2と言いつつセリフ覚えスタート。

2018年8月14日 恍惚一座 担当:梶川

ブログタイトルに2がつきましたね。
でも前向きに執筆が続きます。
大方の流れはできていて、メインキャラの最後の盛り上がりと四人組の歌手チームがチームとして描かれているため、その中でのそれぞれの個性や役割が少ないと。
大きく脚本を書き直すというよりは、今あるセリフに付け足していくことになるだろうという予想です。
というわけで、現段階で脚本に書かれているセリフは変更されないとのことで、いよいよセリフ覚え作業の始まりです。
お待たせしました。
稽古はみんなで読み合わせをして、オープニングシーンの演出を試しました。
いよいよスタート、と言いつつ来週はお休みです。
お家でセリフ覚えをよろしくお願いします。

2018年8月10日金曜日

努力の結果が出る段階

89 WakuWaku 担当  わ土井
今日は富田ふれあい文化センター 大ホールにて13時から17時の稽古です。ホールのステージを使用し、ちょっとした本番気分に。どうしても声が反響するのでそこは気をつけたいところ。

遅れているスヌーピーさんを待ち、登場人物の少ない冒頭場面の稽古から。「台詞のない時間」をうまく使うようになってきています。1人だけの台詞では、計算された細かい段取りで見る人を引きつけます。

やっと全員が揃い、1510分より27ページ、田淵と大谷が話している所に飲み物を持った3人が戻ってくるところからを抜稽古。台詞が重くならないように。役によって体育会系、文化系の気質が出ています。
ひとり立っている浅野、座りたくなる衝動は大切にしましょう。舞台を歩きながら、「美味しい位置」を捉えるのです。
座りながら客席から見える身体の向きを考えて。

1535分から通しを始め1650分に終わりました。
ダメ出しはロビーにて。
今日、「通し」をしてみて自分が現在どういうところにいるかがわかったことと思います。
まずは何と言っても、「台詞を覚える」こと。不安だから台詞のリズムが良くないのです。

まず声に出して最初から最後まで自分の役だけでなく全部を読みます。全体をよくわかっていないと自分の役を掴む事はできません。そのあと、短い区切りで何度も読む事を繰り返します。台本が意図する事がだんだんとわかってきます。

決めた事が守られていないのは、そもそも決めた事をわかっているのかどうかを確認しなければいけませんね。そして必ずメモを取って覚えることです。
今は努力した分、その結果が出る段階です。家で頑張って自習してその成果を稽古で発表しましょう。
次回の通しは9月6日に決まりました。




お久しぶりです。

2018年8月7日 そよ風ペダル 担当:梶川

タイトルの通りお久しぶりの稽古です。
7月は筒井さんがドイツでお仕事のためお休みでした。
みなさんは自主的に集まってセリフ覚えをされていたようです。
今日はその成果を見るために、脚本を離しての通し稽古となりました。
プロンプありです。
セリフが前後したり違ったと口にして言い直したりもありましたが、おおよそ作品の印象を伝えられるところまできました。
自主練習の賜物でございます。
来週からはさらにセリフの精度をあげて、テンポというか間というかを工夫していきます。

2018年8月3日金曜日

誰にかける台詞か?

8月2WakuWaku 担当 土井
今日は男性陣おふたりがお休みです。前回終わった部分の確認を兼ねて26ページ途中からラストまでを稽古しました。

田淵と大谷の会話では、関係性のやり取りがなされます。田淵の明るさに大谷は影響を受けていきます。それが2人の声のトーンに反映されるので、田淵は語尾のボリュームが小さくなるという癖を直して大谷を巻き込んでいきましょう。
大谷だけでなく全てに言えると思いますが、動きがきっかけっぽくならないように。

大谷の台詞は自分自身に問いかけるものと、相手にかけるものが混在しています。フォーカスを間違えないように。
3人が戻ってくるタイミングは、メンバーが揃ったら、しっかりやりたいところ。歩きながらの会話を自然にやる事は難しい。
ラストまで来ました。いままでと雰囲気の違う田淵を発見します。ここでも、自分に入り込んでいる台詞と、池田にかける台詞の違いを判断してください。

さあ、来週はいよいよ通しです。
富田ふれあい文化センターにて13時から稽古開始です。




2018年7月31日火曜日

脚本の完成1

2018年7月31日 恍惚一座 担当:梶川

予告どおり脚本が書き上がりました。
思うところはたくさんありつつも、それを直接山口さんに伝えて、来週稽古はお休みで再来週に再度の脚本の完成を待ちます。
なのでブログのタイトルに1がついているわけで。
次回のブログタイトルこそ脚本の完成!となるはず、2がつかないことを願うばかりです。
というわけで今日は脚本の読み合わせと感想やこれからの変更点の共有をおこないました。
最後まで書き上がって、作品のテーマらしきものが明確に見えてきました。
山口さんはこの脚本面白くなると自信を持って笑顔で言っていました。
期待して待ちましょう。



2018年7月27日金曜日

沈黙の意味

726 WakuWaku 担当 土井
今日は13時から15時まで自主練習に先生も来てくださいました。15時からの稽古では、引き続き即興劇から田淵と大谷2人の場面までを終える事が出来ました。

池田が登場すると、全員が舞台に揃います。狭い舞台でも、定位置に貼りつかず動きが欲しい。動線、動く段取りをひとつひとつ決めていきます。どうしても後ろの人が隠れてしまう時はしゃがんだりして、空間の上下を利用します。台詞の途中、文脈で顔を振る事は、客に顔を見せる為だけでなく、意味をわかりやすくもします。
相手に近づく距離をよく考え、むやみに近づきすぎるのを避けます。動きながら言う台詞があれば、動きを止めて言う台詞があり、台詞をどういう空気で持っていくかによって判断します。

登場人物が多いので、台詞を誰にかけているのか間違う事もありました。ひとりで台本を読んでいるだけではわからない事が多いのです。
全員が黙る「沈黙」の意味を考えましょう。そこから緊張がほぐれるまでの空気は流れの中でしか稽古出来ません。
緊張から緩和へ。そこには安堵、達成感、など様々な感情が含まれます。

「演じている」「でも別に演じていない」という台詞は哲学的ですが、人生一般に言えることでしょうか。職場にせよ家庭にせよ、人間は誰かと関わっていて、無意識に、或いは意識して、役を演じているのでしょうね。







2018年7月24日火曜日

脚本の引き締め4

2018年7月24日 恍惚一座 担当:梶川

まずは歌の練習から。
脚本の追加は2ページで、確認の読み合わせをしてちょっと前のシーンから立ち稽古。
演技のことというよりは登場退場の位置やタイミング、立ち位置、セットをどうするかといった段取りのことが優先されて稽古されていきます。
ともに物語の設定やこの先どうなるかを共有していきます。
なかなか動きのことはこれから課題になっていきそうな予感がします。
一つ一つのシーンが短くて展開が早いのでそれに伴って動きの展開も早くて大変ではなかろかということですね。
最後にダンス稽古をして今日の稽古は終了です。

2018年7月20日金曜日

話の流れを掴んで動く

719 WakuWaku 担当 土井
猛暑の中、初めての富田ふれあい文化センターで13時から17時と長丁場の稽古でした。2階は熱せられてエアコンの効きもあまり良くなく、皆さま本当にお疲れ様でした。
12時から自主稽古していた3名の冒頭の皆さんの場面を、13時から細かくゆっくりと稽古します。
身体の状態を一つ一つ見て行くと、傾き方などちょっとした事で印象がガラッと変わることに気がつきます。
自分の中で筋が通ると、会話の流れがスムーズになります。またテンポを上げて台詞がどんどん出てくるようになります。
声量を押さえ込んでいるという指摘がありました。感情が昂ぶった時と普通の時のトーンの変化が欲しいところ。遠慮せず。
また「エッジを立てる」。ちゃんと聞かせたい言葉は流さずに。
暑さで鉄道にも不具合が起こりダイヤが乱れて全員揃ったのは16時頃。代役をしてみると、椅子や机のある舞台空間で何人もの役者が動く事の難しさを実感します。台本のト書を追って動くのでなく、なんでそっちに行くのか話の流れを掴みたいものです。
今回は「進行役」としてのキャラクターの説明がありました。彼女に乗せられて?いく人達のリアクションで台本に膨らみが出ます。どちらに動くかは話の筋を通していくと必ず自然な方向があるはずです。
今日は19頁まで。8月9日の「通し」まで時間がないので、指摘されたことは必ずメモして出来れば自主練出来ればいいですね。


2018年7月17日火曜日

脚本の引き締め3

2018年7月17日  恍惚一座 担当:梶川

追加脚本は2ページでした。
読み合わせをしたあと、これからの展開やまだ書かれていない設定の説明が山口さんから。
今のところでわからないことや気になることはありますかという質問から全員でのアイデア出しとなりました。
役柄が取る行動の動機がどこにあるのか。
別の役柄の物語の終わり方をどうするか。
一人が何役もすることで話がわかりにくくなるのをどう解消するか。
最後の曲の歌と踊りの練習。
脚本は今月中にできる予定。
来週は同じくらいのページ数で脚本が届いて再来週に一気に終わりまで。
今日の話し合いで更に良くなっていくでしょう。

2018年7月13日金曜日

勇気を出してやってみる

711 WakuWaku 担当 土井
今日は8ページの初めから14ページ末まで、止め稽古をしました。
キャラクターについての考察が深まります。

相手の言うことを冗談だと思って対応しているのか、マジに受け取って必死になっているのか、自分で考えてやってみるよう言われました。
これは全ての役において言える事です。自分の思うようにやってみて「間違っている」と言われるのが怖くて先に演出の意向を聞きたくなるのでしょうが、勇気を出して自分の思うようにやってみてください。例え間違っていても、「それは違う」と言われれば、はっきりと認識する事が出来ます。考えて悩んでやってみて反応を聞く楽しさを味わいましょう。そして、正解はひとつだけではありません。

舞台にはいるが皆の会話に入らない人の様子は、台本には特に書かれていません。おいおいとその長い沈黙の間の演技を作っていきましょう。田淵ばかりでなく他のメンバーも「舞台にいるが話さない時間」は結構長いのです。

「神妙にならない」という指示が複数の人に出ました。テンポよく、場の空気を変えて行く明るさ、軽さが求められます。・・・芝居だけではなく、日常の生活の中にもそれはあてはまります。

今日は稽古後、暑気払いの会。ゆっくりと稽古時間には話せないことも語り合え、公演に向けて皆で頑張って行こうという気分が高まりました。幹事の方ありがとうございます。
来週は初めての富田ふれあい文化センターで、長時間の稽古に挑みます。猛暑が続きます、くれぐれも健康には気をつけましょう。






2018年7月6日金曜日

最初から丁寧に

75 WakuWaKu 担当 土井
7月に入りました。「89日に通しをする」という目標が出来ました。その時は全員台本を手離している予定です。

先週ラストまで行く事が出来、全体の流れや大まかな動きがわかりました。これからは丁寧に演技を膨らませていく時間です。
今日は冒頭から8ページの菊池の登場の前までを稽古する事が出来ました。
まず一人のつぶやき。自分フォーカスですが、勿論観客には伝わっています。けれど言葉そのものではなく、無意識に出た言葉の裏にある何かを感じさせ、次の行動に持っていきたいところです。
対話になった時は、相手をどう感じているのかが大切かと。相手を怖がりながら、怖い気持ちを隠し軽快に話しかける、ところがそんな相手をすげなく拒絶する意地悪さ。この対比が面白いのですね。
緊張した空気を変える明るい声のトーンには、相手への思いやりも感じます。

声も話し方もそれぞれに全く違うのだけれど、同じ場面では同じトーンになりがちかもしれません。私達は相手に同調する、場を読むという習慣が知らずについているのかもしれません。その反対をやると芝居が生まれるのかもしれませんね。

2018年7月3日火曜日

脚本の引き締め2

2018年7月3日 恍惚一座 担当:梶川

脚本の引き締め作業に入っています。
というわけで、今日はこれまでの部分のシーンの順番を見直したり、シーン自体をスリムにしたりの書き換え脚本が配られました。
まずはざっと全員でシーン構成と登退場の位置確認などをしていきました。
後半は脚本を持ちながらですが、止めずに立ち稽古をしていきました。
だいぶ見やすくなった印象を受けます。
来週は新しいシーンが追加されることを期待。

2018年6月29日金曜日

役を生きる

628 WakuWaku 担当 土井

先週は地震の後の建物検査の為、会場はどこも利用できず休講に。でも、皆さんカラオケボックスで3時間自主練習されました。高槻は震源地でしたが皆さんご無事で本当に良かった。現代劇場もホールは当分使用出来ません。震災は終わっていません。

さて2週間ぶりに、続きの22ページ最後から稽古を。
人が多い場面は特に何度も稽古し、動きや立ち位置をあれこれと試行錯誤したいもの。1週間もすれば動きを忘れるならば、必ず台本にメモして稽古を積み上げましょう。
舞台上の構図が固まらないように、移動して立ち位置の変更を考えますが、わざとらしくなるのも嫌です。あれこれ試すうちに良いものが見つかるかと。人間、「もと居た場所に戻る」という習性があるとのこと。なんか落ち着くのでしょうかね。自分の行く場所、ちょっと観察・意識してみましょうか。

同時進行で会話が進む部分は、特に今後もっと練習したいところ。
全員で同じ台詞を言う時にも、自分の思いとテンポがあります。其々の個性と思いを出せるものにしたいですね。揃ってなくて全くいいのです。

今日は特に田淵と池田のキャラクターについての指示がありました。皆さん其々に自分の役を(共感できるかどうかはともかく)育てていることかと思います。実際の人間ではないけど、想像する時点でその人物が存在する気がします。
子役はときに役から戻れなくなる事があるそうですが、大人もそういう事ありますよね。電車でひとりぼーっとできる時間など、役の人物になり代わることもあったりして。

最後まで終わったら今日は一度通すつもりでしたが、時間がなくなりフリーミーティングしました。次週は通したいと思います。時間が足りないです、ほんと。


2018年6月26日火曜日

プロンプの多様性。

2018年6月26日 そよ風ペダル 担当:梶川

地震があった影響で先週は休み。
今日も予約していた富田ふれあい文化センターは使えずで、久しぶりの高槻現代劇場です。
毎回のアップ終わりで一声合わせていますが、現代劇場の和室が声の響きが違いまして。
ズレがよくわかります。
裏を返せば揃うと気持ちがいいということです。

そして来週からはリーダーはドイツへ行かれてお休み。
その間は自主練習になりましてセリフ覚え期間にはいるわけですが、それに先立ち脚本を外しての立ち稽古。
ほとんど覚えてないわけですが、プロンプを多用してなんとかシーンを進めていきます。
セリフが出ない不安や緊張から素の状態に、役者でさえなく普段のその人で舞台にいてしまっているのをやめて、とにかく物語を進める、役柄であり続けることを優先する。
意識を外に開き続けるというワークだなと感じます。
セリフを思い出そうとしたり間違えていないかという不安から意識がうちに向かっていきます。
そしてわからなくなるとプロンプターの方を見てしまいます。
これは信頼の話かもしれません。
役者のやるべきことはセリフをいうことではなく、その役柄としてただ舞台に生きていること。
いっそセリフを言わなければならないとは思わず、そのことはプロンプの責任だと開き直って、ただそこにいて周りの役者を見て、話を聞いて、プロンプからセリフが来たらさもわかってましたよという気概でとにかく話を前へ前へ。
プロンプターを信じる、相手役も役柄で居続け先へ進もうとしてくれていると信じる。
信じることと役柄であり続ける気概さえあれば舞台は流れ続けていくのです。
セリフを覚えていなくともなんとでもなる。
何なら代役なんでセリフは覚えてませんよくらいのことがうまくいったりします。

不安になって心が閉じるなら代役だと思いこんでやってしまえばいいのかもしれません。
新たなプロンプ芝居でした。

脚本の引き締め。

2018年6月26日 恍惚一座 担当:梶川

先週はお休みでしたが、追加された脚本は2ページ。
あれ、山口さん、何をされていたのでしょう。
はい、脚本を根本的な見直しが行われていました。
これまではアイデアだけが先行して未整理にゴールの見えぬまま突き進んでいる印象でした。
つまりはゴールをどうするかを考え、そのために登場人物は何を目的にするのか。
物語の軸、お客さんが何を手がかりに作品を見続けるのか。
感情移入すべきキャラクターが変更されたり、軸に対してのサブテキストがどう関わるのか。
アイデアを構成に落とし込んで、その上でのシーン追加2ページです。
やっと全員で作品の意義のようなものを共有できた気がします。



2018年6月15日金曜日

演じる恥ずかしさを演じる

614 WakuWaku 担当 土井
実際の舞台の大きさをバミり、稽古を始めました。
舞台上に物が多い上、今回は出ずっぱりの役が多いのです。モノやヒトで溢れた舞台を動く。どうしてそこに動かなければいけないのか、その意味(必然性?)をしっかりと把握すれば本番近くまで本当の道具をつかえなくても、臨機応変に対応出来るのではないかと思います。もちろん早くから本当に使う道具で稽古できたらいいのですが。とかく机や椅子があると座ったまま芝居が進みがち・・・それはつまらないです。

其々の役の性格について都度、説明が入ります。皆さん、今手探りで各々の役柄を想像していることかと思います。役の中で本心に気づいていない、という場合もあります。また、劇中劇を演じる恥ずかしさを演じる、ということもあって・・・。奥深いです、演劇。見えないことを演技する、心で思いながら表には出さない・・・その人(の気持ち)になりたいです。


2018年6月12日火曜日

雰囲気を操る音楽。

2018年6月12日 そよ風ペダル 担当:梶川

今日の稽古ではみなさんの演技についての演出も提示されつつ、シーン中に流れる音楽の検証がなされていきました。
歌を歌うためであるとか、環境音であるとかはこれまでのそよ風作品でもありました。
しかしシーンの雰囲気を補強する音響というのはこれまでなかったように記憶します。
音楽が流れますが気にせず演技を続けてください筒井さんから。
いや、とっても気になります。
音楽の種類からですかね。
主張が強い音なのか。
シーンの雰囲気を補強と書きましたが、これはかき乱しているのですね、きっと。
音楽自体が一つのユーモアとなっているのですね。
まだ検証中なのでどうなるかわかりませんが、新たな音の使い方になりそうです。

風呂敷の中身。

2018年6月12日 恍惚一座 担当:梶川

予告どおり細切れだった話がチグハグになっていた脚本を書き直して来られました。
だいたい半分の分量ではないでしょか。
同じページ数をかけて広げた風呂敷を回収していく感じでしょうか。
風呂敷の中には労働格差、働き方についてというのと自己顕示ではない夢の描き方についてではないかと個人的に読み解いています。
つまりは最初のシーンでそれが提示されていますから。
終わりで労働格差がどう変化するか。
夢はどのように叶うか。
その間をどう埋めるか。
山口さんはそこで頭を抱えつつ、私は舞台セットをどうするかで頭を抱えます。
小さなシーンが積み重なっていく構成なので、場所がどんどん変わっていきます。
椅子やらベンチやらテーブルやら、何をどう用意するか。
松山公演もあるので大掛かりなセットを考えると運ぶのが大変だったり。
さてどうしたものやら。



2018年6月8日金曜日

台本配付

67 WakuWaku 担当 土井
今日はいよいよ完成台本配付の日。直前に見学のお申し込みがあり、その方達の前で出来たての台本を読み合わせすることになりました。

1515分に開始し、1615分頃に終了。ほぼ1時間。32ページというページ数の割に時間が短かったのはテンポがいい作品なのですね。先月稽古したシーン、全く一緒ではないですがこの台本の一部でもあるので、スムーズに読めたことは確かです。

「それまで当たり前だと思っていたことがそうではなくなった時に、揺さぶられる人間の様子を伝えたい」と先生。
そして、前回公演から長い時間が経ち、皆の芝居が「重くなって」います。それも払拭したいものです。

休憩後、1630分から立ち稽古。先月稽古した役柄と全員同じなので、あらかじめ役に対する思いはある程度出来ています。が、先月とはまた違いもありますし、深くもなっています。
今日は6ページの最初、岩山と大谷が入ってくるまでを立ち稽古する事が出来ました。

池田の「嫌味な感じ」は、出しすぎるくらい出しましょう。嫌味は、演じるあきちゃんとは縁遠いものだと思いますが、それを楽しむ事がお芝居の楽しみかも。そして嫌味な人がポロっと良いところを見せるととてもホロッと来るのですよね。いろいろなテレビドラマの印象的な嫌味な役を思い出したり。近いところでは「ごちそうさん」のキムラ緑子さん・・・昔では・・・冨士眞奈美さん?・・・池田はそんなに意地悪ではないかな。ともあれ悪役?を楽しんで下さい。

佐竹は、そんな池田にビビりながら、どの位自分の思う教師像を出すのでしょうか?その割合が難しいですね。
田淵と池田のやり取りでは、立ち位置に動きがあります。今日やったのを覚えつつ今後も試行錯誤して、より良いものを作りましょう。






おおげさとあっさり。

2018年6月5日 そよ風ペダル 担当:梶川

遅ればせながら、稽古場を測って実寸をとっての稽古に入りました。
いろんなことが本番を想定して決まっていきます。
演技もしかり。
細かくいろいろ決まっていきます。
視線のこと、小道具の置き位置、やり取りのテンポ。
今回の作品に関して、やり取りをゆっくり行いたいと言われています。
わたしの解釈ですが、それはでも間延びしたテンポにしようということではないと思います。
セリフの緩急とよく言われますが、日常のやり取りや会話重視になるとある程度のところで抑揚が制限され、そしてやり取りも早く展開されがちです。
緩急をつけるとして、普通に考えるとおかしいだろうというところまで今回はやってしまおうということ。
そこにユーモアが宿るのではないか。
つまりわざとらしいくらい大げさに演技する。
もちろん全てが大げさだと緩急はできませんので、あっさりするところはこれでもかとあっさり演じる。
もしかすると役者さんによって大げさが得意だったりあっさりが得意だったりが分かれるかもしれません。
不得手な方をどう演じるか。
もしかするとそこが今作品での課題になっていくのかも、しれませんね。

2018年6月5日火曜日

ラストダンスは私と

2018年6月5日 恍惚一座 担当:梶川

今日から広い稽古場所になり、本番どおりの実寸をとって稽古していきます。
また今回は衣装の早替えがたくさんありそうで、はけ口がどこか、何を着るかが大問題です。
衣装をどうするかについての話も出てきました。
追加シーンも届きました。
本番中だった山口さん、頑張れれたようです。
書かれてきたのはずっと情報として足りていなくて書き足してきますと予告されていたところ。
登場人物の関係を変えるためのシーンでした。
その中で歌を歌います。
ラストダンスは私と。
有名な懐メロらしいのですが、残念ながら私は知りませんでした。
そして今回の作品のタイトルもこちらから拝借です。
このシーンでも歌いますし、最後には盛大に全員で歌う予定です。
これまでの恍惚一座のタイトルはカヌーラジオ、アトリエジャマイカ、オーロラジェンカ、ハウスホールドと名詞が2つという流れがあったわけですが。
ラストダンスならという話もありつつ。
さておき、タイトルが決まりました。
はりきって創作していきましょう。

2018年6月1日金曜日

自主性を大切に

531 WakuWaku 担当 土井
先週に引き続き、1場面、2場面に分かれて稽古をし、最後に発表です。
1場面チームは早くから来て、ロビーで稽古を始めていました。ここの場面では心の機微を一つ一つ繊細に受け止めましょう。苦手な音楽教師と2人きりになった緊張感が相手に伝わります。笑いを用いてなんとか緊張を隠したいのですが。
保健の先生は音楽教師とは仲がよく、リラックスしつつ言いたい事は言います。
ひとりになり体育教師はやっと喫煙できる開放感を持ちます。

2場面チームは、ラストの方で「山田くん」がいるかもしれないという台詞に皆が反応し動くところから皆で稽古を始めました。ラストの音楽教師の知らせに、どの時点で走り出すかということも、議論していました。

先生から個々の癖について指導が入ります。語尾が上がり直接感情をぶつける癖をやめて笑いながら楽しく喋る術を身につける・・台詞を盛らずサラッと言う・・・傲慢で断定する言い方を身につける・・・軽やかに・・・。
「立つタイミングは何処ですか?」という質問に「指示ではなくアドバイスをします」と先生の言葉がありました。先生に最初から決めてもらうのではなく、まずは自分達で考えて動いてみる「自主性」を大事にしたいのです。

長くいた場所に戻りがちな俳優の習性がありますが、絵を変えるために立ったのだから、元の位置には戻らないように。
ラストで重大な知らせが来ますが、リアルな驚きは時間を置いてから来るものです。

4時半すぎより通し5時すぎに終わりました。
まず、「テンポを大切にする」事です。
0.1秒の緊張による台詞の遅れがテンポを崩します。台詞が出ないときも、相手を感じ、プロンプ無しでやりたいのです。ひとりで稽古するとき、全員の台詞を口に出して読んでテンポを掴む事で相手の考えていることがわかって来ます。

先月末に台本を頂き、今月末に発表するという制限時間の中でよく頑張りました。この台本を頂く前に、「山田君の処分についてそれぞれが考えてくる」という宿題が出ていたのですが、この台本をやることになりました。でもそれぞれが考えてそれを発表する事も大切にしたいことです。

さあ!来週は公演台本が出来上がります!






2018年5月30日水曜日

よくわからない楽しさ。

5月29日 そよ風ペダル 担当:梶川

今日は通し稽古をしました。
やはりコント作品でありますね。
終わってからの筒井さんのコメントとして「なんかよくわからんけど楽しかった」と言われるような作品を目指したいと言うのがすべてを表しています。
わかろうとしたって、すべてがわかることはできないわけで。
なんたってわからないことを前提に創作していますから。
要は答えや決定事項を用意していないということ。
よくわからないのは織り込み済み。
そのうえで、演者がなんだかとても楽しそうに楽しいことをしていることはわかる。
それが伝うわるから楽しい気持ちになると。
だとして前半にいろいろネタふりというか伏線がはられていくわけですが、それをしっかり伝えていかないとわからないことが多すぎて混乱してしまう可能性があるとのこと。
とにかく楽しんで舞台に立ちましょう。

語り部あらわる。

5月29日 恍惚一座 担当:梶川

とりあえずとして、舞台図が配布されました。
これでどこが登退場の位置になるのかが明確になります。
実はひそかに今回の作品を他都市で開催する準備が劇団員の中で進められています。
その他都市での会場との兼ね合いも考えて舞台図が作られました。
これで段取りを稽古しなおすことがなくなるはずです。
そして今日はオープニングシーンとシーン3の前半の脚本が追加されました。
オープニングでは物語の語り部役が登場し、客席に向かって語りかけてお話を先導していきます。
今回は役柄から構造からいろいろ込み入ってわかりにくいということで、語り部をおいてわかりやすくしようという試みです。
オープニングからシーン1の始まり方を何度か稽古して、シーン3まで流して稽古していきました。
今週末は山口さんのトリコAが大阪で公演です。
次回も追加脚本を持ってきますと言われていましたが、果たして。
これまでよりは執筆ペースが上がることを期待します。

2018年5月25日金曜日

動きを整理する

524 WakuWaku 担当 土井
メンバーが揃うまで、最近のニュースについて雑談。
「逆の立場・状況を想像してみる」という事も、演劇の勉強になるようです。

今日は1場面3名と2場面4名が教室の端と端に分かれ、自分たちで稽古を始めます。先生は両方を順に見ながら、ある程度進んだところでアドバイスを出します。今日は2時間たっぷりと動きました。

1幕では音楽教師に動きが付けられます。煙草の残り香を嗅ぎ出そうとしながら、相手に圧をかける意味で視線をシャットアウトし背を向け喋ります。そして振り返る。するとますます相手に圧がかかります。
圧を掛けられた方は、萎縮している事を隠し、普通を装おうとします。音楽教師は逆に後から登場する保健の先生とは気が合い、今度は彼女の後ろ姿に語りかける事になります。

2幕では、もしかして部屋にいるかもしれない山田くんを皆で探す為に立ち上がり、探す事で、着席して会話していた膠着した状態に動きをつけ、舞台の絵を変えます。、
一個ずつの会話が重すぎ大上段です。軽やかに流れる会話の中に台詞の重みを持たせたいのですが、台詞が入るまではなかなか難しい事でしょうか。
古文教師は、皆がシラーっとしている中でひとりテンションが高いのはやりにくいでしょうが、思いっきりやって結構、叫びは一呼吸で大丈夫です。物理教師は手の動きの癖など直していきましょう。断定的に物を言います。
超然とした美術教師は、シニカルでありながら、嫌味にならないという不思議なキャラクター。1幕の保健の先生も、超然としたところがあります。
来週も前半この形で稽古し、後半には発表します。




2018年5月23日水曜日

ラストシーンをもう一度。

2018年5月22日 そよ風ペダル 担当:梶川

全員がそろっているということでラストシーンを繰り返し稽古しました。
大きな段取りの変更や、新キャラクターの新たなセリフの追加など、脚本から更に発展しています。
テンポについての指摘もなされていきます。
いわく、もう少しゆっくりと。
今回はいつもとは違い軽快なテンポにしていくとこぼれていくことがたくさんあります。
ラストシーンは一気に話がややこしくなるので、この意味でも少しゆっくりしたテンポにした方が話がわかりやすい。
そしてインパクトの必要なセリフは大きな声で思いっきり演じる。
思いっきりやると自然とテンポは緩やかになります。
軽快さよりも緩急の振れ幅を大きくすることに心血を注いで。
創作は続くのでした。

2018年5月18日金曜日

俳優の楽しみ

517 WakuWaku 担当 土井
3日、10日とお休みだったので、本当に久しぶりの稽古です。大きな声を出すと気持ちがいいものです。

4月末に11頁の台本を渡されました。配役もされています。お休みの間に台本を読み込んで、台詞も出来るところまで覚えてきました。自分なりの「役作り」もされていますね。今日はそれを出してください。舞台の中でまずは自分で考えて動いてみましょう。これが「俳優の楽しさ」です。これを味わう事を今月の目標とします。台詞のない部分の動きもひとつひとつ丁寧に追います。

シーン1「タバコの残り香」は考えの相反する2人の教師の登場から始まります。相手に圧をかけながら、相手を見る、見ないといった事も考えます。
そして、しゃべる相手が変わると、きつかった声のトーンや喋り方が変わります。しかし仲のいい間柄のなかにも意見の違いや歪みあいはあって、それはまた、先程と異なる対立の雰囲気があります。関係性の違いが表現される場面です。

独白、長台詞の中の「間」を自分で考える事も、俳優の楽しみのひとつかもしれません。

シーン2「劇中劇」
3人の教師が登場しますが、だんだんとそれぞれのキャラクターが見えてきました。
3人が自分の意見に対して持っている自信の強さの違いは、色の濃淡、グラデーションのようです。
そこに飛び込んでくるラストの教師は、泣き叫ぶことを楽しんでいる部分もあります。もちろん怒りもありますが。その調合具合?が難しいところです。

今日はそれぞれの関係性がより具体的にわかってきました。謎の生徒の存在感は6月以降の楽しみとして、5月中は自分、そして相手との関係を膨らませましょうか。










2018年5月15日火曜日

知性とユーモア。

2018年5月15日 そよ風ペダル 担当:梶川

配役を決めた上での初稽古となります。
本格的な立ち稽古が始まりました。
本役でありますから、筒井さんからの演出も演技指導ではなく、つまりできるかどうかが問われないということでなく、解決すべき課題としての指示になります。
作品の始まりでは他人行儀な感じや、緊急会議ということでの緊張感が求められます。
会議に呼ばれているということから、役柄にはある種の知的さも必要で。
作品全体として知的さがあった上でのユーモアです。
今日は作品の始まりを重点的に稽古しました。
どんな作品であれ、始まりで観客の興味を捕まえられるかが大切ですから。
少しずつ創作を進めていきましょう。



舞台構造を考える。

2018年5月15日 恍惚一座 担当:梶川

追加ページは2ページ。
まずは読み合わせをして、おかしなところを検証して修正を。
設定として2000年なのに既読スルーとは言わないだろうとか。
まだポケベルを使っていた頃ですから。
そして、最初から稽古していきます。
まだまだ登場退場の位置が問題になります。
舞台の構造を決めていかねばと思いつつ稽古を眺めております。
大きな問題は上手と下手を移動できないこと。
腕組みしながら熟考し、答えが見えそうな気がします。
来週はお休みなので宿題として持ち帰って、次回稽古には舞台が見えた状態で稽古を進めていきましょう。

2018年5月8日火曜日

二律背反の演技。

2018年5月8日 そよ風ペダル  担当:梶川

今日にキャスティング発表をするということでしたが、少しそのための稽古をしました。
今回はペアが二つの4人組が2チームあっての8人と、別枠の一人ないし二人(今お休みされている方とのペアになる予定)の役柄で作品は成り立っています。
この別枠の一人はこれまでお休みがあったりで私がいつも代役をしていました。
誰も演じていないということです。
つまり配役するにあたって、だれがこの役に適役かわからないということです。
というわけで今日は総当たりで演じてもらいました。
これまで代役してきたので、なんとなくこの役を演じる上での難しさがわかります。
明らかにシーンをリードしている、場を支配しているのでまずはそれをクリアすること。
とした上で脚本に仕掛けられている工夫、ユーモアを実現するのにどうするか。
この仕掛けを発動させるには、まず周りの人に対して感知しないで振り回しているという状況が必要です。
そのためには状況に反して役者としては周りの役者がどんな反応をしているかを見定めなければなりません。
そしてどのタイミングでどんなテンポでセリフを進めれば周りの演技を面白く誘導できるかを常にアンテナを働かせないといけません。
役柄の当人に振り回している意識はないなと見せた上で、その実、役者としてはかなり作為的に振り回していくという二律背反な演技が求められます。
そうとしても、先週の記事でも書いたとおり、これは私が演じるならばのこだわりであって、独特の間合いでやり取りすることで成立するのかもしれません。
稽古終わりで配役発表となりました。
いよいよ本番稽古がスタートです。


2018年5月4日金曜日

作品の本質

2018年5月1日 そよ風ペダル 担当:梶川


前回で脚本が完成しました。
今日は通し稽古をします。
まだキャスティングが決まっていないので、もちろん脚本を持ちながらになります。
上演時間を知りたいということもあるので、間はしっかり取るとして、来週にはキャスティング発表ということで、どちらかというとそのことを重視して稽古は見られていきます。
落ち着いて全編を見るわけですが、今回は独特の間合いがあります。
これまでは日常のやりとりを希求して作品に仕立てていたように思います。
なんだか今回はどれだけ日常のやり取りのように見えつつ、でも違和感を感じるように仕向ける。
それは作品の本質にも繋がっていくような気がします。
真実とは何か。
なんだか哲学のようですが、そこは演劇ですから軽やかにユーモアを交えて描くとして。
例えばプラトンが描く対話による作品は知識人が実は何も知ってはいないということを滑稽に描き出します。
無知の知と言うやつですが。
今回の作品ではわからないことがたくさんあります。
なぜなら情報や説明が現れてこないからです。
そこにはただ結果や目的だけがあるだけですから。
世の中には情報が溢れていて、それらは原因を伝えてきます。
しかしその原因であれ根拠であれ、突き詰めれば本当にそうなのかはわかりません。
真実らしいこと、自分にとって信じられる確かさ。
もはや真実は発見するものではなく作り出すものになります。
わからないことがあるとき、そのわからなさとどう付き合っていくか。
例えば今回の作品での創作の仕方も鑑賞の仕方もこれに尽きるように思います。
日常のようでそこに何かありそうな、でもそれはよくわからない。
ただユーモアだけはよく伝わる。
そんな作品に仕上がればいいのではないでしょうか。




2018年5月1日火曜日

客演と舞台セットと。

2018年5月1日 恍惚一座 担当:梶川

今回は3名の客演を迎えての公演となります。
お互いに名前を覚えるために懐かしの名前タッチゲームをしました。
名前を呼んで、呼ばれた人は両隣のどちらかをタッチ、タッチされた人はまた誰か呼ぶ。
若手も混じってのゲームでしたが、案外に若手が間違って盛り上がったりしました。
少し打ち解けたところで追加2ページの脚本を配布しての最初からの読み合わせをしました。
舞台の基本の設え、客席がどこにあって舞台のどこに扉があるかがわかってきたので、先週に引き続き立ち稽古をしてどこに登場退場していくかを決めていきました。
衣装替えもあり、細かな調整をしながらになります。
なんだかんだと時間をかけて、脚本を少しいじって帳尻を合わせたり。
まだ第一校ですからまだまだ足し引きされていきます。
辻褄の合わないところも見えてきているので、そこも考慮しながら。
少しずつ創作を進めていきます。


2018年4月27日金曜日

「タバコの残り香」

426 WakuWaku 担当 土井
稽古のための台本11ページが出来ました。しかしこれは公演に向かう台本です。題名は「タバコの残り香」。
先週、各教師の教育方針や考え方を想像し、全員登場する場面(山田君の処分をどうするか)を考えるという宿題が出ました。皆さんの考えてきたことは是非発表していただきたいので、台本とは別にご自分の考えも温めておいて下さい。

しりとりゲーム、発声練習のあと、台本配布。各自黙読をした後、輪になって一文ずつ順番に読み合わせします。11頁は結構時間がかかるものでした。

休憩を挟み、配役を言い渡され、立ち稽古に入ります。
それぞれのキャラクターは、初めから分かりやすい役と段々とわかってくる役があります。ふとした相手役の動きや台詞でキャラクターが暗示されるものもあります。
座っているだけにならないように、動きを作り、舞台を広く使いましょう。舞台は中学校の保健室です。
客席側に窓があり、奥は廊下。入れ替わり立ち代わり教師達が出入りします。保健室なのでベッドもあります。舞台をイメージして立ち位置など考えましょう。来週、再来週とWakuWakuは大型連休。ご自分の「役」を膨らませてみませんか?




2018年4月24日火曜日

執筆の終わり。

2018年4月24日 そよ風ペダル 担当:梶川

はい、脚本執筆が終わりました。
広げた風呂敷は広がったままですが、確かに幕は引かれるべくして引かれました。
不条理演劇やコントやいろいろ書いていましたが、外れてはいなかったように思いますが、いかがでしょう。
作品の仕掛けとしての面白みは脚本サイドのこととして、みなさんは演技としてのその時のやりとりをどう扱うかでコントになれるかどうかが決まってくるように思います。
とにもかくにも終わり方について面白がってアイデアを出しているのを見て、なんだか楽しんで創作していけそうな予感がしました。

執筆のはじまり。

2018年4月24日 恍惚一座 担当:梶川

脚本執筆が本格化しました。
10ページ配布され、登場人物が全員出て役柄の物語の中での目的がほんのりわかるかという紹介までのシーン。
まだ大きな事件は起こっていない模様。
読み合わせを二回しまして、後半で登場退場の場所を仮に決めて立ち稽古を進めていきます。
前回のプロット表では18シーンで今のところ6シーン。
なかなか展開のはやい作品です。
みんながメイン役だけでなくその他の役柄も兼任しているので衣装替えがわかりやすく大変そうです。
場所もどんどん変わっていって。
これだけとると少し映像的ですね。
ただ映像なら簡単なのにということで、これをどう工夫するかが舞台の面白みでもあるわけです。
そもそも物語の構造が込み入っていて、それがどう伝えるかの方が大事ですね。
何にせよ、スタートです。

2018年4月20日金曜日

キャラクターと関係性

419 WakuWaku 担当 土井
久しぶりに全員が揃いました。
「しりとり」では、順番が不規則になり難しさ倍増。言葉を準備せず瞬発力で反応するように。
ハミングで身体の振動を感じる事から発声練習が始まります。最後に腹筋を使いスタッカートで鋭い発声を。発声練習はひとつずつ目的を確認しながらやる事が大切です。今年は普通に喋っている声が客席に届くことを公演までの目的に。ある程度の負荷をかけることも必要です。

今日は2組に分かれ即興の作品を作りました。
舞台は中学校の教師が集まる部屋。約束は「人の出入りを作ること」です。

最初のグループは学内禁煙なのに煙草を吸う先生がいて、掃除のおばちゃんや音楽の先生が彼女に絡みます。
もう一つは問題児の山田くんを巡って4人の教師達が議論します。
5分程度の予定でしたが双方共10分以上になりました。
終わってから、振り返りと意見交換を行い、次週に引き継ぎぐことに。
それぞれのキャラクターをはっきりさせる事で関係性が出てきます。各教師に教育方針や考え方が必ずあるはず。補導されたという情報に心が動くと、舞台の空気も変わります。
来週、完成度を高め、他に全員登場する場面も作ります。その場面では煙草も絡めて、山田くんの処分について話し合うことになりました。それぞれが考えてきて意見を摺り合わせましょう。