2018年7月31日火曜日

脚本の完成1

2018年7月31日 恍惚一座 担当:梶川

予告どおり脚本が書き上がりました。
思うところはたくさんありつつも、それを直接山口さんに伝えて、来週稽古はお休みで再来週に再度の脚本の完成を待ちます。
なのでブログのタイトルに1がついているわけで。
次回のブログタイトルこそ脚本の完成!となるはず、2がつかないことを願うばかりです。
というわけで今日は脚本の読み合わせと感想やこれからの変更点の共有をおこないました。
最後まで書き上がって、作品のテーマらしきものが明確に見えてきました。
山口さんはこの脚本面白くなると自信を持って笑顔で言っていました。
期待して待ちましょう。



2018年7月27日金曜日

沈黙の意味

726 WakuWaku 担当 土井
今日は13時から15時まで自主練習に先生も来てくださいました。15時からの稽古では、引き続き即興劇から田淵と大谷2人の場面までを終える事が出来ました。

池田が登場すると、全員が舞台に揃います。狭い舞台でも、定位置に貼りつかず動きが欲しい。動線、動く段取りをひとつひとつ決めていきます。どうしても後ろの人が隠れてしまう時はしゃがんだりして、空間の上下を利用します。台詞の途中、文脈で顔を振る事は、客に顔を見せる為だけでなく、意味をわかりやすくもします。
相手に近づく距離をよく考え、むやみに近づきすぎるのを避けます。動きながら言う台詞があれば、動きを止めて言う台詞があり、台詞をどういう空気で持っていくかによって判断します。

登場人物が多いので、台詞を誰にかけているのか間違う事もありました。ひとりで台本を読んでいるだけではわからない事が多いのです。
全員が黙る「沈黙」の意味を考えましょう。そこから緊張がほぐれるまでの空気は流れの中でしか稽古出来ません。
緊張から緩和へ。そこには安堵、達成感、など様々な感情が含まれます。

「演じている」「でも別に演じていない」という台詞は哲学的ですが、人生一般に言えることでしょうか。職場にせよ家庭にせよ、人間は誰かと関わっていて、無意識に、或いは意識して、役を演じているのでしょうね。







2018年7月24日火曜日

脚本の引き締め4

2018年7月24日 恍惚一座 担当:梶川

まずは歌の練習から。
脚本の追加は2ページで、確認の読み合わせをしてちょっと前のシーンから立ち稽古。
演技のことというよりは登場退場の位置やタイミング、立ち位置、セットをどうするかといった段取りのことが優先されて稽古されていきます。
ともに物語の設定やこの先どうなるかを共有していきます。
なかなか動きのことはこれから課題になっていきそうな予感がします。
一つ一つのシーンが短くて展開が早いのでそれに伴って動きの展開も早くて大変ではなかろかということですね。
最後にダンス稽古をして今日の稽古は終了です。

2018年7月20日金曜日

話の流れを掴んで動く

719 WakuWaku 担当 土井
猛暑の中、初めての富田ふれあい文化センターで13時から17時と長丁場の稽古でした。2階は熱せられてエアコンの効きもあまり良くなく、皆さま本当にお疲れ様でした。
12時から自主稽古していた3名の冒頭の皆さんの場面を、13時から細かくゆっくりと稽古します。
身体の状態を一つ一つ見て行くと、傾き方などちょっとした事で印象がガラッと変わることに気がつきます。
自分の中で筋が通ると、会話の流れがスムーズになります。またテンポを上げて台詞がどんどん出てくるようになります。
声量を押さえ込んでいるという指摘がありました。感情が昂ぶった時と普通の時のトーンの変化が欲しいところ。遠慮せず。
また「エッジを立てる」。ちゃんと聞かせたい言葉は流さずに。
暑さで鉄道にも不具合が起こりダイヤが乱れて全員揃ったのは16時頃。代役をしてみると、椅子や机のある舞台空間で何人もの役者が動く事の難しさを実感します。台本のト書を追って動くのでなく、なんでそっちに行くのか話の流れを掴みたいものです。
今回は「進行役」としてのキャラクターの説明がありました。彼女に乗せられて?いく人達のリアクションで台本に膨らみが出ます。どちらに動くかは話の筋を通していくと必ず自然な方向があるはずです。
今日は19頁まで。8月9日の「通し」まで時間がないので、指摘されたことは必ずメモして出来れば自主練出来ればいいですね。


2018年7月17日火曜日

脚本の引き締め3

2018年7月17日  恍惚一座 担当:梶川

追加脚本は2ページでした。
読み合わせをしたあと、これからの展開やまだ書かれていない設定の説明が山口さんから。
今のところでわからないことや気になることはありますかという質問から全員でのアイデア出しとなりました。
役柄が取る行動の動機がどこにあるのか。
別の役柄の物語の終わり方をどうするか。
一人が何役もすることで話がわかりにくくなるのをどう解消するか。
最後の曲の歌と踊りの練習。
脚本は今月中にできる予定。
来週は同じくらいのページ数で脚本が届いて再来週に一気に終わりまで。
今日の話し合いで更に良くなっていくでしょう。

2018年7月13日金曜日

勇気を出してやってみる

711 WakuWaku 担当 土井
今日は8ページの初めから14ページ末まで、止め稽古をしました。
キャラクターについての考察が深まります。

相手の言うことを冗談だと思って対応しているのか、マジに受け取って必死になっているのか、自分で考えてやってみるよう言われました。
これは全ての役において言える事です。自分の思うようにやってみて「間違っている」と言われるのが怖くて先に演出の意向を聞きたくなるのでしょうが、勇気を出して自分の思うようにやってみてください。例え間違っていても、「それは違う」と言われれば、はっきりと認識する事が出来ます。考えて悩んでやってみて反応を聞く楽しさを味わいましょう。そして、正解はひとつだけではありません。

舞台にはいるが皆の会話に入らない人の様子は、台本には特に書かれていません。おいおいとその長い沈黙の間の演技を作っていきましょう。田淵ばかりでなく他のメンバーも「舞台にいるが話さない時間」は結構長いのです。

「神妙にならない」という指示が複数の人に出ました。テンポよく、場の空気を変えて行く明るさ、軽さが求められます。・・・芝居だけではなく、日常の生活の中にもそれはあてはまります。

今日は稽古後、暑気払いの会。ゆっくりと稽古時間には話せないことも語り合え、公演に向けて皆で頑張って行こうという気分が高まりました。幹事の方ありがとうございます。
来週は初めての富田ふれあい文化センターで、長時間の稽古に挑みます。猛暑が続きます、くれぐれも健康には気をつけましょう。






2018年7月6日金曜日

最初から丁寧に

75 WakuWaKu 担当 土井
7月に入りました。「89日に通しをする」という目標が出来ました。その時は全員台本を手離している予定です。

先週ラストまで行く事が出来、全体の流れや大まかな動きがわかりました。これからは丁寧に演技を膨らませていく時間です。
今日は冒頭から8ページの菊池の登場の前までを稽古する事が出来ました。
まず一人のつぶやき。自分フォーカスですが、勿論観客には伝わっています。けれど言葉そのものではなく、無意識に出た言葉の裏にある何かを感じさせ、次の行動に持っていきたいところです。
対話になった時は、相手をどう感じているのかが大切かと。相手を怖がりながら、怖い気持ちを隠し軽快に話しかける、ところがそんな相手をすげなく拒絶する意地悪さ。この対比が面白いのですね。
緊張した空気を変える明るい声のトーンには、相手への思いやりも感じます。

声も話し方もそれぞれに全く違うのだけれど、同じ場面では同じトーンになりがちかもしれません。私達は相手に同調する、場を読むという習慣が知らずについているのかもしれません。その反対をやると芝居が生まれるのかもしれませんね。

2018年7月3日火曜日

脚本の引き締め2

2018年7月3日 恍惚一座 担当:梶川

脚本の引き締め作業に入っています。
というわけで、今日はこれまでの部分のシーンの順番を見直したり、シーン自体をスリムにしたりの書き換え脚本が配られました。
まずはざっと全員でシーン構成と登退場の位置確認などをしていきました。
後半は脚本を持ちながらですが、止めずに立ち稽古をしていきました。
だいぶ見やすくなった印象を受けます。
来週は新しいシーンが追加されることを期待。