2020年12月16日水曜日

子どもを演じるとき、教師を演じるとき

 12月1日 そよ風ペダル 担当:飯坂

今日から新しい戯曲を読み始めます。竹久夢二「春」です。
子ども向けに書かれたのでしょうか、教育的な要素を多く含んでいます。

前回までの岸田國士「かんしゃく玉」最初にオリジナル版を読み、次に筒井さんが語尾などを少し直した筒井版を読みましたが、今回は先に筒井版が配られました。話の筋は変わっていません。
ただ「役割」を意識しないよう、言い回しなどが少し変わっているとのことです。

今回は第一景と第二景に別れていて、話の上では繋がりはありません。
第一景は「やまびこ」のはなし、第二景はうさぎを狩人から守るはなしです。

何度かやったあとに演じてみてどうだったか、感想を聞きました。
子どもを演じる時に、子どもの性別はあまり意識しなかったとのこと。どこか中性的なイメージがあり、見ている時も違和感はありませんでした。
しかしやまびことは何かを教えてくれる教師役を演じる時は、性別の意識、と言いますか、男性が演じれば男性になりますし、女性が演じれば女性になりました。

私たちは無意識のうちに役割を背負っているのでしょうか。
このテーマはしばらく続きそうです。

2020年12月8日火曜日

そのまま喋る

 12月8日 そよ風ペダル 担当:飯坂

今日は富田ふれあい文化センターで稽古をしました。
次回公演の日程が決まりました。コロナ禍での稽古についてもお話をしました。
対策をしながら粛々と稽古をしていきます。これからどうなるかはわかりませんが、気をつけながらやっていきましょう。

前回に続き、竹久夢二「春」です。
子どもとか大人とか教師とか、役割に引っ張られず、その人のまま出てきて喋るということをやってみました。
それってどういうことなんでしょう。
「設定を気にしない人」ってこと?など考えてしまいますが、それもそれでそういう設定になってしまいますので、設定を気にせず、そのまま出てきて喋るということをやってみました。

引き続き、この探究は続きます。