2017年11月21日火曜日

呼吸をしている、立っている。

11月21日 恍惚一座 担当:梶川

脚本がほぼ仕上がりました。
あと2ページほどで完成とのことです。
アップとしてマルチタスクの運動と椅子取りゲームを。
椅子取りゲームは鬼が近くに来るとワタワタしますが、実は遠くにいる間に何をするかが盛り上がる秘訣で。
つまりは俯瞰した状態でゲームに参加すること。
鬼が演劇におけるセリフだとして、セリフを喋っている人がワタワタとしておるわけですが、作品の豊かさを補完するのはセリフがない俯瞰している人がどうシーンに参加するか。
そのようなことも考えながらのアップでした。
ふつうに脚本を読み合わせまして、休憩。
再開後に簡単な演劇史について。
神に捧げる演技から日常を描く人間に向けての演技へという話。
そんなこともありながら先週同様、2幕3幕を全員でテンポを共有しながらの読み合わせです。
事件というか、ストーリーよりも日常的な会話をいかに豊かに表現できるか。
それはいかに人間そのものをそのままに表現できるか。
その足がかりとしてのテンポです。
今回は特に、舞台で生きているかどうかが問われます。
舞台で呼吸し生きる。
そこにただ立つ。
こだわりましょう。

2017年11月14日火曜日

作品のテンポをつかむ。

11月14日 恍惚一座 担当:梶川

マルチタスクのワークをしました。
真ん中にいる人を三人で囲んで、目の前の人の動きを真似、右手から簡単な算数の質問、左手からプライベートな質問。
それが同時に真似つつ問いかけに答えるというマルチタスクです。
案外真ん中でけでなく、周りの三人もひっきりなしに動き質問するのは少し難しいです。
プチ聖徳太子ワークですね。

今回の作品は三本の短編をゆるやかに関係付ける連続短編オムニバスです。
三幕では場所は違いますが、同じ時間を共有します。
今日は一幕目の脚本が配布されました。
役柄を決めないで台詞一つずつを順番に人を変えて回し読みします。
キャラクターがどうこうではなく、台詞をテンポよくまわすことに重点を置いての読み合わせということです。
家で脚本を読む時にもいちいち誰が喋った台詞かということを意識してしまうと、台詞のやりとりのテンポがわからなくなります。
台詞だけを流し読んで作品に流れるテンポを掴んでいきたいと。
テンポということを知るために、カエルの歌を単語で区切ってみんなで回します。
歌自体にテンポやリズムがあるので、外れるとよくわかります。
テンポとともにコントロールできない場に自分を晒すということで、ワンワードというワークをしました。
桃太郎の話を単語ひとつずつでみんなで回していきます。
だんだんと本筋とそれながら、でもテンポを崩さないように反射で単語を出していきます。
そうやってテンポを意識した上でもう一度役柄関係無しで読み合わせ。
読み合わせの時間が短くなった気がします。
テンポが良くなった証拠ですね。
作品のテンポを掴んでいきましょう。

2017年11月7日火曜日

マルチタスク、つなぐ。

11月7日 恍惚一座 担当:梶川

恍惚一座の稽古再開です。
すでに次回公演が決まっています。
2月18日(日)13時より京都府立文化芸術会館3F和室にて。
第39回Kyoto演劇フェスティバルに参加します。
山口さんが1月中旬に東京で公演があり、一ヶ月半の間に東京で滞在制作となります。
というわけで今日から本番まで講師が変わります。
WakuWaku講師の高杉さんが代わりに。
以前も二ヶ月ほど代講をしていただきました。
その時に三本の短編作品をワークで作りました。
今回の本番ではこの三作品をゆるやかに繋げての連作短編として仕上げます。
脚本の書き直しから完成までは来週ということで、今日は演技ワークと公演に向けてのスタッフワークの振り分けなどについての話し合いをしました。

演技ワーク。
マルチタスクについてで。
例えば舞台の上で歩きながら台詞を言うとか、行動と発話を同時に演じる場面があります。
それを自然にできるようにのワークです。
体のマルチタスクとして、右手を三拍子で左手を三拍子で動かし、足は横→中央→右足前左足後→右足後左足前を同時におこなう。
こんがらがりますが、ひとつひとつ確認しながらやってみたり、無理して早くやってみたり。
さらにはその内に発声も加わって、さらにさらに一周したら左右が交代すると。
先は長いですが、少しずつ。
もう一つ。
二人組で片方が昨日あったことを喋り、そこにもう一人が単語をいれていく。
その単語をすぐに取り入れておしゃべりを続けていく。
反射神経も鍛えられます。

つなげていくワーク。
作品創作において演出から行動の提案をされたり段取を提案されることがあります。
ではそのひとつひとつの段取りをどう繋ぐのかで演技の印象が大きく変わっていきます。
設定を用意せずとも動きのスピードを変えることだけで見ている側の想像力に対する刺激が変わります。
ワークとしては以下の三つの行動を設定します。
座っている→窓から外を見ている→また座る。
つなぎとして、どう窓に意識を持っていくか。
窓に気づく動機や目的。
そしてもう一つ重要なことは内面をどう捉えるか。
悲しいから泣いてみたり、ショックだからうなだれてみたり。
そんなステレオタイプで記号的なことになるとそれだけのことしか表現できないので情報としては少なくなります。
ただそこで呼吸して生きている人がいればいい。
いろんなことを無しにして、三つの行動のスピードについてこだわってワークをしました。
山口さんとは違う視点で創作していきます。
恍惚一座が変化していく予感がします。

2017年10月31日火曜日

最終調整。

10月31日 そよ風ペダル担当:梶川

本番前の最終稽古です。
久しぶりの高槻現代劇場。
会場である305号室ではWakuWakuさんが稽古されています。
そよ風ペダルは306号室で稽古。
通しをして細かいところを修正していきました。
台詞も入り、いよいよ完成に近づいています。
次は小屋入りして実際の舞台で作品を更新していきます。
日曜、月曜の本番です。
会場でお待ちしております。

2017年10月27日金曜日

音を入れて通し

1026 Wakuwaku 担当 土井
今日は本稽古の最終日です。抜き稽古の後、照明、音響スタッフさんの前で音を入れての通しでした。

稽古の前、暗転時のはけについて質問が出ます。
本番では狭い場所で待機し、着替えなければなりません。その稽古に306号室の倉庫を利用。

クリスマスシーン。小道具が追加され、その段取を練習。そしてエピローグシーンを抜き稽古し、155分から通しが始まりました。

幕と幕の間に音楽が入る事でとグッと臨場感が出てきます。

台詞が、23往復飛んだ所もありましたが、何とか不自然にならずそのまま進みました。
表情の工夫により場面が繋がっています。
割と中央で見ていた私の位置から、顔が髪に隠れて 見えない人もいました。椅子に座っての会話は少し斜めに座ったらどうでしょう?

小道具が二度投げられました。雑巾、書き損じの紙。雑巾ははけるのを忘れていたからでしょうか?
紙くずは会話している相手に投げてるようで不自然さが。観ている方は舞台の上のモノにより目がいきます。
皆の感情が高ぶったところで台詞が出て来ず盛り下がるのは残念でした。

1634分に終わり。
同世代の私、エンディングの音楽にその頃を思い出し、浸ってしまいました。

駄目出しは明日。
稽古で決めた事が稽古では出来たのに通しでは出来ていません。台本のメモを見直して再確認して下さい。そして台詞を身体に染み込ませましょう。













2017年10月26日木曜日

久しぶりの本練習。

10月24日 そよ風ペダル 担当:梶川

自主練習を続けまして、久しぶりの本練習となります。
筒井さんがドイツに行かれていたのでしばらくお休みだったのです。
そして、今日はスタッフさんが来ての通し稽古。
来週は現代劇場での最終稽古。
筒井さん合流して、怒涛の追い込み創作です。
前回の通しでははじめて脚本をはずして、プロンプいれて、セリフが飛んだり詰まったりいろいろでしたが。
自主練習でとことん通した成果か、滞りなく流れていきました。
キャラクターも見え始めて、あとはもう少しテンポを意識して。
というか、やはりまだ少しセリフがうろ覚えなので、視線が泳いだりします。
まずは視線を定めて、ためにもっとセリフを覚える必要が。
覚えるというよりも何度かセリフまわしをみんなでしないといけないのかもしれません。
来週の最終稽古前に土曜日に自主練習があります。
さらなるブラッシュアップをしていきましょう。

2017年10月19日木曜日

余分な情報は削ぐ

1019 Wakuwaku 担当 土井
隣室のご利用者さんより、「大ゲンカしてるようですけど」と心配される程臨場感が出てきました。
引き続き「遠藤の訪問」からクライマックスまで、シーン毎の抜き稽古です。

遠藤は余分な情報やニュアンスを削ぎます。まばたきや身体の揺れにも注意。
栞はコミュニケーションを遮断し相手を拒絶、これは貞子に対してもそうです。
貞子は相手の変化を細かくみて対応します。
3人が会話しながら後ろを通りますが見せたいのは後ろではなく、前の2人。
後にも、たわいもない会話で縁子と浩子が登場する場面がありますが大事なのは前にいる人達です。

深夜の場面、貞子は物思いに耽っている様子を見られてしまったバツの悪さを。
好美は「脱力」を。身体の脱力感は台詞にも現れます。
芝居が流れつつ、年代が変わります。
亜希は言葉の「芯」を取ることを。芯は無いが実感はあり自分自身の苦悩を削いでいます。ここでも、余分な情報を与える、視線の動きは避けて。

パーティ準備、竜二は「ため息」で自己アピール。聞き取りにくい言葉が目立ちます。他の方も気をつけなくてはいけない事です。
菊江は竜二に笑い声で対応、縁子にも対しても「余裕」があります。
浩子が縁子を覗き込む動作も余計。
激しい言い合いは、
間の有る無しでよりリアルに。
縁子は段取りではなく、流れの中で動いて下さい。
遠藤は、台詞の入りの部分が大切、相手の台詞に食らいつきます。

本稽古の後は自主稽古。先生のダメ出しを踏まえ、お互いに指摘しあいながら稽古が進みます。明日も自主稽古ですね。
来週は通し、頑張りましょう!