2018年6月15日金曜日

演じる恥ずかしさを演じる

614 WakuWaku 担当 土井
実際の舞台の大きさをバミり、稽古を始めました。
舞台上に物が多い上、今回は出ずっぱりの役が多いのです。モノやヒトで溢れた舞台を動く。どうしてそこに動かなければいけないのか、その意味(必然性?)をしっかりと把握すれば本番近くまで本当の道具をつかえなくても、臨機応変に対応出来るのではないかと思います。もちろん早くから本当に使う道具で稽古できたらいいのですが。とかく机や椅子があると座ったまま芝居が進みがち・・・それはつまらないです。

其々の役の性格について都度、説明が入ります。皆さん、今手探りで各々の役柄を想像していることかと思います。役の中で本心に気づいていない、という場合もあります。また、劇中劇を演じる恥ずかしさを演じる、ということもあって・・・。奥深いです、演劇。見えないことを演技する、心で思いながら表には出さない・・・その人(の気持ち)になりたいです。


2018年6月12日火曜日

雰囲気を操る音楽。

2018年6月12日 そよ風ペダル 担当:梶川

今日の稽古ではみなさんの演技についての演出も提示されつつ、シーン中に流れる音楽の検証がなされていきました。
歌を歌うためであるとか、環境音であるとかはこれまでのそよ風作品でもありました。
しかしシーンの雰囲気を補強する音響というのはこれまでなかったように記憶します。
音楽が流れますが気にせず演技を続けてください筒井さんから。
いや、とっても気になります。
音楽の種類からですかね。
主張が強い音なのか。
シーンの雰囲気を補強と書きましたが、これはかき乱しているのですね、きっと。
音楽自体が一つのユーモアとなっているのですね。
まだ検証中なのでどうなるかわかりませんが、新たな音の使い方になりそうです。

風呂敷の中身。

2018年6月12日 恍惚一座 担当:梶川

予告どおり細切れだった話がチグハグになっていた脚本を書き直して来られました。
だいたい半分の分量ではないでしょか。
同じページ数をかけて広げた風呂敷を回収していく感じでしょうか。
風呂敷の中には労働格差、働き方についてというのと自己顕示ではない夢の描き方についてではないかと個人的に読み解いています。
つまりは最初のシーンでそれが提示されていますから。
終わりで労働格差がどう変化するか。
夢はどのように叶うか。
その間をどう埋めるか。
山口さんはそこで頭を抱えつつ、私は舞台セットをどうするかで頭を抱えます。
小さなシーンが積み重なっていく構成なので、場所がどんどん変わっていきます。
椅子やらベンチやらテーブルやら、何をどう用意するか。
松山公演もあるので大掛かりなセットを考えると運ぶのが大変だったり。
さてどうしたものやら。



2018年6月8日金曜日

台本配付

67 WakuWaku 担当 土井
今日はいよいよ完成台本配付の日。直前に見学のお申し込みがあり、その方達の前で出来たての台本を読み合わせすることになりました。

1515分に開始し、1615分頃に終了。ほぼ1時間。32ページというページ数の割に時間が短かったのはテンポがいい作品なのですね。先月稽古したシーン、全く一緒ではないですがこの台本の一部でもあるので、スムーズに読めたことは確かです。

「それまで当たり前だと思っていたことがそうではなくなった時に、揺さぶられる人間の様子を伝えたい」と先生。
そして、前回公演から長い時間が経ち、皆の芝居が「重くなって」います。それも払拭したいものです。

休憩後、1630分から立ち稽古。先月稽古した役柄と全員同じなので、あらかじめ役に対する思いはある程度出来ています。が、先月とはまた違いもありますし、深くもなっています。
今日は6ページの最初、岩山と大谷が入ってくるまでを立ち稽古する事が出来ました。

池田の「嫌味な感じ」は、出しすぎるくらい出しましょう。嫌味は、演じるあきちゃんとは縁遠いものだと思いますが、それを楽しむ事がお芝居の楽しみかも。そして嫌味な人がポロっと良いところを見せるととてもホロッと来るのですよね。いろいろなテレビドラマの印象的な嫌味な役を思い出したり。近いところでは「ごちそうさん」のキムラ緑子さん・・・昔では・・・冨士眞奈美さん?・・・池田はそんなに意地悪ではないかな。ともあれ悪役?を楽しんで下さい。

佐竹は、そんな池田にビビりながら、どの位自分の思う教師像を出すのでしょうか?その割合が難しいですね。
田淵と池田のやり取りでは、立ち位置に動きがあります。今日やったのを覚えつつ今後も試行錯誤して、より良いものを作りましょう。






おおげさとあっさり。

2018年6月5日 そよ風ペダル 担当:梶川

遅ればせながら、稽古場を測って実寸をとっての稽古に入りました。
いろんなことが本番を想定して決まっていきます。
演技もしかり。
細かくいろいろ決まっていきます。
視線のこと、小道具の置き位置、やり取りのテンポ。
今回の作品に関して、やり取りをゆっくり行いたいと言われています。
わたしの解釈ですが、それはでも間延びしたテンポにしようということではないと思います。
セリフの緩急とよく言われますが、日常のやり取りや会話重視になるとある程度のところで抑揚が制限され、そしてやり取りも早く展開されがちです。
緩急をつけるとして、普通に考えるとおかしいだろうというところまで今回はやってしまおうということ。
そこにユーモアが宿るのではないか。
つまりわざとらしいくらい大げさに演技する。
もちろん全てが大げさだと緩急はできませんので、あっさりするところはこれでもかとあっさり演じる。
もしかすると役者さんによって大げさが得意だったりあっさりが得意だったりが分かれるかもしれません。
不得手な方をどう演じるか。
もしかするとそこが今作品での課題になっていくのかも、しれませんね。

2018年6月5日火曜日

ラストダンスは私と

2018年6月5日 恍惚一座 担当:梶川

今日から広い稽古場所になり、本番どおりの実寸をとって稽古していきます。
また今回は衣装の早替えがたくさんありそうで、はけ口がどこか、何を着るかが大問題です。
衣装をどうするかについての話も出てきました。
追加シーンも届きました。
本番中だった山口さん、頑張れれたようです。
書かれてきたのはずっと情報として足りていなくて書き足してきますと予告されていたところ。
登場人物の関係を変えるためのシーンでした。
その中で歌を歌います。
ラストダンスは私と。
有名な懐メロらしいのですが、残念ながら私は知りませんでした。
そして今回の作品のタイトルもこちらから拝借です。
このシーンでも歌いますし、最後には盛大に全員で歌う予定です。
これまでの恍惚一座のタイトルはカヌーラジオ、アトリエジャマイカ、オーロラジェンカ、ハウスホールドと名詞が2つという流れがあったわけですが。
ラストダンスならという話もありつつ。
さておき、タイトルが決まりました。
はりきって創作していきましょう。

2018年6月1日金曜日

自主性を大切に

531 WakuWaku 担当 土井
先週に引き続き、1場面、2場面に分かれて稽古をし、最後に発表です。
1場面チームは早くから来て、ロビーで稽古を始めていました。ここの場面では心の機微を一つ一つ繊細に受け止めましょう。苦手な音楽教師と2人きりになった緊張感が相手に伝わります。笑いを用いてなんとか緊張を隠したいのですが。
保健の先生は音楽教師とは仲がよく、リラックスしつつ言いたい事は言います。
ひとりになり体育教師はやっと喫煙できる開放感を持ちます。

2場面チームは、ラストの方で「山田くん」がいるかもしれないという台詞に皆が反応し動くところから皆で稽古を始めました。ラストの音楽教師の知らせに、どの時点で走り出すかということも、議論していました。

先生から個々の癖について指導が入ります。語尾が上がり直接感情をぶつける癖をやめて笑いながら楽しく喋る術を身につける・・台詞を盛らずサラッと言う・・・傲慢で断定する言い方を身につける・・・軽やかに・・・。
「立つタイミングは何処ですか?」という質問に「指示ではなくアドバイスをします」と先生の言葉がありました。先生に最初から決めてもらうのではなく、まずは自分達で考えて動いてみる「自主性」を大事にしたいのです。

長くいた場所に戻りがちな俳優の習性がありますが、絵を変えるために立ったのだから、元の位置には戻らないように。
ラストで重大な知らせが来ますが、リアルな驚きは時間を置いてから来るものです。

4時半すぎより通し5時すぎに終わりました。
まず、「テンポを大切にする」事です。
0.1秒の緊張による台詞の遅れがテンポを崩します。台詞が出ないときも、相手を感じ、プロンプ無しでやりたいのです。ひとりで稽古するとき、全員の台詞を口に出して読んでテンポを掴む事で相手の考えていることがわかって来ます。

先月末に台本を頂き、今月末に発表するという制限時間の中でよく頑張りました。この台本を頂く前に、「山田君の処分についてそれぞれが考えてくる」という宿題が出ていたのですが、この台本をやることになりました。でもそれぞれが考えてそれを発表する事も大切にしたいことです。

さあ!来週は公演台本が出来上がります!