高槻シニア劇団
高槻現代劇場をホームグラウンドに活動する、50歳以上の方限定の劇団活動を紹介します。
2023年2月8日水曜日
【そよ風ペダル】喜劇!
2023年2月1日水曜日
「今日はどんな玉手箱を開けてくれるか」
2023/1/31 14:00-16:00 富田ふれあい文化センター 研修室 担当:渡辺健一郎
前回、メインの役となる二人の関係性が変えられたのにともなって、最初の10ページがマイナーチェンジされ、脚本が差し替えられました。この冒頭部分を、繰り返し練習。
「演劇は最初の5分が勝負」などと言う人もいます。冒頭で、関係性やパーソナリティや、状況などを、セリフで説明しなければなりません。観客を置いてきぼりにせず、これから何が起こるんだろうと、いかに興味を掻き立てるかが大変重要です。
女性同士の、仲の良い、友達の様だけど仕事上のパートナーでもある二人。書いているリーダーは男性なので、この女性同士の関係を、必ずしも想像しきれないと告白しました。そのためディティールに関しては俳優に補ってほしいと。
戯曲には、書かれた言葉をどう発するか、どういう調子で言うか、ということまでは書かれていません。俳優の腕の見せ所です。戯曲に書かれている以上のことが、これからどれだけ出てくるのか楽しみです。
最後に、ビンゴの練習をしました。ビンゴの練習って何だと思われるかもしれませんが、まさにビンゴのシーンがあるのです。以前に少し練習していた様ですが、私は初めて見るシーン。
今回劇中に「ビンゴを舐めるな!」というセリフが登場するのですが、改めて見てみるとビンゴの司会は確かに難しい。
一度把握してしまえばルールはあまりに簡単であるが故に、知らない人へ説明する際、いろいろ重要な情報を取り落としてしまったりする。「自分たちは当然わかっている」事柄を、そうではない人たちと共有することがいかに難しいか。
そしてまた、スピード感も重要です。自分の番号を探すのが大変遅い人もいるでしょう。それをどれだけ待つのか。みんなが問題なくついていけるゆとりは必要ですが、遅くしすぎると場がダレてしまう。司会の巧みな言葉で間をつなぐのか、あるいは他の方法があるのか。
しかも、だんだんと「リーチ!」や「ビンゴ!」の声がかかり、司会が対応しなければならない事柄が増えてくる。
いろんな観客や、様々な状況への配慮が必要になる……これは演劇の本質をついているのではないでしょうか!!!
6割冗談ですが、4割くらいは本気です。
2023年1月25日水曜日
【そよ風ペダル】寒波にも負けず
2022年12月21日水曜日
【千年団】もう軌道に乗ってしまった
2022年12月14日水曜日
【千年団】演劇的な様々
【そよ風ペダル】順風満帆、おそらく
2022年12月7日水曜日
【そよ風ペダル】試行!!!
寝床につくときの温度調節が大事ですね、私は起きたとき毛布から出られませんでした。
練習始まる前の時間、クロアチア戦の話で盛り上がっていました。
メンバーみんな、高めのテンションを維持しながら2時間稽古し通しました。
そんなに長くないシーンを繰り返し何度も、配役を変えて演じてみます。
かなり細かい、セリフのリズムと力感?の試行錯誤。どの現場でも俳優が繰り返し指摘されていることですが、テンポが良いというのは、スピードがはやいということではない。「良い間合い」をはからなければなりません。これを模索していきます。
今回の芝居はいわゆる「ウィットに富んだ」セリフがいくつか出てきます。
太平洋の方角からHA-HA-HAと笑い声の聞こえてきそうな。
これをどういうテンションで言えば良いのか、というのは大変難しい。
日常会話の延長線上でサラッとやるのか、「あくまでこのセリフはウィットに富んだ面白セリフだよ」というテイでわざとらしくやるのか。
いろんな試行錯誤がありえそうです。
やはり俳優たちからもこのウィットに富んだセリフについて「これは"真面目"にやった方が良いですか。言ってるキャラクター本人は大真面目ですか」と質問が飛びました。
リーダーは、「本人が真面目かどうかはわからないですが、演じ方としては真面目に」と返しました。なるほど、とりあえずはそれくらいの意識が良いのかも。
さて同じシーンを10回も繰り返してやったわけですが、キャラクターの雰囲気が毎回ガラッと変わります。
俳優自身の個性によるところももちろん大きいですが、演劇ですので共演者の出方次第でも変わっていきます。
俳優自身、いたって普通にやっているだけなのに、見ている側からすると大変面白くて、爆笑が生じたりもします。予想外の反応によっても、演技は影響されたり。
予想外に面白くなった(できた)ことを、次にもう一度、というのは大変難しいのですが、そういうことをやっていかなければならないのが辛いところ。