よく言えば他人の意見を尊重する、という意識が強いということですが、みんなが「尊重」してばかりで何も決まらない、という状況も散見されます。
(一周まわって、「相手の意見を尊重しようとしている」という相手の態度を「尊重」してこちらが決める、みたいなこともあるのですが…)
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「教える役まわり」の人も登場しますが、当然相手が何を教えて欲しいのかが分からないので困ってしまいます。「そちらのターン(喋る番)です」と促すも、何も返答がないので困惑は終わりません。
話が進んでいかないのでそれを見ている観客もおそらく困惑するでしょう。
しかし何故だか面白い、という不思議な現象があらわれてきます。
俳優の困惑と、登場人物の困惑とが重なっている(ように見える)ときに、面白さが増している感じがしましたが、実際のところは…どうなんでしょう。