2022年12月21日水曜日

【千年団】もう軌道に乗ってしまった

12/20 15:00-17:00 富田ふれあい文化センター 研修室 担当:渡辺

大まかな構成だけではなく、細部にもかなりこだわりが行き届いてきて、
このセリフのときにこの動き、みたいなことも確立し始めました。
俳優が各々に創意工夫と試行錯誤をしていて、もうだいぶ面白い。
チーフもアドバイスしたり多少のディレクションをしたりもしますが、基本的には感想を言うくらいで、作品はもうほとんど俳優たちのものになっている感があります。
稽古時間の最後に各チーム毎にシーンの一部を発表するのですが、チーフの頷きや笑い、驚嘆の声などがどんどん漏れ聞こえてくるようになってきました。

すでにある程度見せられるものとして成立してきているので、
もうこの方向で練習を続けていれば、今のペースでも近いうちに完成してしまうのではないか、とすら思えるのですが、
1月の後半からは自主稽古というか、開始時間を早めて長めに練習し始める俳優もいるようです。
スポーツ×チェーホフということで、内容がハードだったりもするので、体調だけは崩さないようにしたいところです!














2022年12月14日水曜日

【千年団】演劇的な様々

12/13 15:00-17:00 富田ふれあい文化センター 小ホール 担当:渡辺健一郎

今日も今日とてスポーツ×チェーホフ。
テニスの観客が、ボールのラリーを眼で追うのを合わせる。
相撲を、紙相撲や指相撲など、色々な仕方で展開させていく。
ゴルフを、実際に棒を用いて演じる。などなど。
どれも難しく、面白い。

アンサンブルとか、構成とか、モノとの戯れとか、演劇に関わる重要ないろんな要素がスポーツから導き出されてきます。
洗練させていったらもっと面白く、カッコよくなりそう。
練習できること沢山!それだけに大変ですが、やりがいはありそうです。















【そよ風ペダル】順風満帆、おそらく

 12/13 14:00-16:00 富田ふれあい文化センター 研修室 担当:渡辺健一郎
















準備運動、しっかりやるとしっかりキツイ。
最近腰が痛いので、地味な運動ですが週1回身体を動かせる機会があるというのは意外と助かる(私は毎回準備運動に参加している訳ではないですが…)。
















今日も台本1枚分進みました。
抑揚はっきりした、メリハリのついたシーンで大変面白い。
たくさん笑ってしまいましたが、これは台本のおかげなのか、俳優のスキルが上がってきたからなのか。













2022年12月7日水曜日

【そよ風ペダル】試行!!!

12/6 14:00-16:00 富田ふれあい文化センター 小ホール 担当:渡辺

ここ1週間でだいぶ寒くなりました。今日は最低気温2℃!
寝床につくときの温度調節が大事ですね、私は起きたとき毛布から出られませんでした。


練習始まる前の時間、クロアチア戦の話で盛り上がっていました。

メンバーみんな、高めのテンションを維持しながら2時間稽古し通しました。

そんなに長くないシーンを繰り返し何度も、配役を変えて演じてみます。

かなり細かい、セリフのリズムと力感?の試行錯誤。どの現場でも俳優が繰り返し指摘されていることですが、テンポが良いというのは、スピードがはやいということではない。「良い間合い」をはからなければなりません。これを模索していきます。













今回の芝居はいわゆる「ウィットに富んだ」セリフがいくつか出てきます。

太平洋の方角からHA-HA-HAと笑い声の聞こえてきそうな。

これをどういうテンションで言えば良いのか、というのは大変難しい。

日常会話の延長線上でサラッとやるのか、「あくまでこのセリフはウィットに富んだ面白セリフだよ」というテイでわざとらしくやるのか。

いろんな試行錯誤がありえそうです。


やはり俳優たちからもこのウィットに富んだセリフについて「これは"真面目"にやった方が良いですか。言ってるキャラクター本人は大真面目ですか」と質問が飛びました。

リーダーは、「本人が真面目かどうかはわからないですが、演じ方としては真面目に」と返しました。なるほど、とりあえずはそれくらいの意識が良いのかも。














さて同じシーンを10回も繰り返してやったわけですが、キャラクターの雰囲気が毎回ガラッと変わります。

俳優自身の個性によるところももちろん大きいですが、演劇ですので共演者の出方次第でも変わっていきます。

俳優自身、いたって普通にやっているだけなのに、見ている側からすると大変面白くて、爆笑が生じたりもします。予想外の反応によっても、演技は影響されたり。


予想外に面白くなった(できた)ことを、次にもう一度、というのは大変難しいのですが、そういうことをやっていかなければならないのが辛いところ。