2019年5月30日木曜日

説明できない可笑しみ

528そよ風ペダル担当土井
たっぷりと身体を動かし、声を出した後、「委員会」冒頭から止め稽古を始めます。勿論、台本は手放して。
記号のような言葉が、ペダル独特のテンポとタイミングで交わされると、説明出来ない可笑しみが生まれます。そのうち徐々に、あれ、何これ?とテーマが浮かび上がって来るようです。
音楽が醸し出す世界にすんなり溶け込む事が出来るのは、皆さん個性的でありながら、透明性を持っているってことかな、なんて。
稽古が終わる頃にはすっかりこの世界にハマってしまいました。おー、怖っ!



   





2019年5月28日火曜日

見る練習。

5月28日 千年団 担当:梶川

今日も練習用脚本が配布されての立ち稽古です。
今後、キャスティングすることもあり皆さんの演技の特徴なんかを小原さんは見ているのかもしれません。
でもそれは小原さんにかぎったことではなくて。
練習用の脚本の役柄は数人しかいないので、交代で演じていくので実際に立ち稽古で切る時間は限られます。
つまりは人の演技を見ている時間がほとんどだということ。
この見る時間をどう過ごすのか。
自分も演出のつもりで稽古を見てみてはどうだろう。
のちのち配役が決まって稽古が始まったとき、いま演出の目線で他の役者さんの演技の特徴を捉えたことが共演する際の手がかりになると思うのです。
見れるということが演劇において大切な能力だと思います。
どのように見るか関しては、また改めて。

次回公演にむけて。

5月28日 恍惚一座 担当:梶川

どうであれ幕は上がります。
千年団のみなさんが足を運んでくれて。
大きなミスやアクシデントなく、無事本番を終えることができました。
反省はなんと言ってもセリフ覚えが難航したこと。
今日で本番でしたが、ここまで来てからやっと稽古していけることがたくさんあった気がします。
次回公演は2月。
しばらくお休みをして、秋から稽古再開で短期集中で創作します。
お休み中に山口さんが脚本を書き上げることなっており、稽古再開のときにはみんなセリフを覚えた状態で集まろうと。
お休み期間中も劇団員の皆さんが講師を招いて自主練習でをされるそうです。
またレベルアップして集まりましょう。

2019年5月23日木曜日

本番を意識して

5月21日 そよ風ペダル 担当:飯坂

今日も皆さん少し早く来られて、ペアの人と抜き稽古をしていました。
少し間があくと身体から感覚が抜けてしまうようです。
稽古前に少しでも練習するのはとてもいいですね。

本番が近くなってきたので、ボールストレッチは割愛しながらおこないました。
でも発声は重点的に。最後の声合わせは、なかなかうまくいきませんでしたが、「うまくいっていない」ということを全員がわかっているのは、とてもいいことだと思います。
さすが長年一緒にやっているだけのことはあります。
やっても遠ざかりそうだということで、程よく声があったところでおしまいにしました。

今日は、台本を離してやってみます。
止まってしまえば筒井さんがプロンプをいれてくださいますが、間違っても「あっごめん」とか「なんだっけ」とか言わないように、そして止まってしまってもできるだけつなげて取り戻す努力をしていきましょう。
とにかく本番を想定してやっていきます。

一度通してみましたが、後半、全員そろったところからが明らかに稽古不足だということで、少しだけ返し練習を行いました。
とりあえず整理はついたようです。また来週から精度をあげていきましょう。
とてもおもしろい作品です。

2019年5月21日火曜日

追い込み稽古。

2019年5月21日 恍惚一座 担当:梶川

稽古内容を端的に言うなら、一場を二度通し、二場を一度通しました。
間に山口さんからのコメントが入ります。
プロンプはなしで前に進んでいくようになってきました。
ここからが作品創作の醍醐味です。
来週には発表になるわけですが、まだまだできること、いややりたいことが山積みです。
というわけで追加稽古を平日の夜に。
さらにネタを仕込みます。

役割分担。

平成31年5月21日 千年団 :梶川

プロット作成が少し難航しているということで、今日も稽古用台本を小原さんがご持参されました。
先週は読み合わせでしたが、今週は立ち稽古で全員が演じていきます。
稽古の合間にスタッフワークについて。
演出助手、小道具、衣裳、音響、大道具を気にする人と役割があるとして、みんながどれかの役割を担います。
決定は来週です。



2019年5月20日月曜日

声を確認する。

5月14日 千年団 担当:梶川

久しぶりの千年団です。
脚本のプロットが進行しています。
3幕ものだということは決まっていて。
そして今のところ登場が決まっている役柄の説明があり、方言の度合い、関西弁をどんな感じで話すかのそれぞれの役柄の度合いを確認しました。
小原さんが持参された台本で読み合わせを全員に回して、それぞれの役者さんがどのようにセリフを扱うのかを小原さんが確認しつつコメントしていくという稽古をしました。
そして同時にみなさんの声を聴くことによって、役柄の特徴についてあらたな発見がなされたように感じました。
今日もらった脚本が本番の始まりのシーンなのかと思いきや、これは今日だけのための台本だそうで、本番の脚本はもう少しプロットが煮詰まってからとのこと。
面白くなりそうな予感しかしません。

底力を。

5月14日 恍惚一座 担当:梶川

1場と2場を発表するわけですが、いつもそれぞれの場の最初から稽古を始めるので、後半が手薄になります。
というわけで今日は1場の後半から。
2場の後半もするつもりでしたが、時間がなくなりとにかく通し稽古を。
苦戦しております。
会話劇、なかなかセリフを覚えがままならない様子。
とは言っても発表まで時間がないわけで。
底力を出さなければです。
幕は開きます。
とにかく前に進んでいきましょう。

2019年5月16日木曜日

コントとしてのおもしろさ

5月14日 そよ風ペダル 担当:飯坂


6月末に3CASTSに出演するそよ風ペダル。
今日は、本番に使う音源を筒井さんが持ってきてくださいました。
音をどんなふうに入れるか説明しつつ、最初から最後まで通してみようということになりました。

俳優のリアクションがあってから音をいれてセリフを言うのか、音があってからリアクションがあってセリフを言うのか、いろんなパターンを試していきます。
どれもそれぞれ面白くて、選ぶのが難しそうでした。

その中のひとつに、役者Aのおかしな発言に対して、少し考える間があってから、役者Bがセリフを言うというシーンがありました。
この少し考える間が絶妙でとてもおもしろかったのですが、ここは難しいと筒井さん。
なぜなら、観客は役者Aのおかしな発言を聞いた時点ですでに笑ってしまい、せっかくおもしろいBの間が死んでしまうのでは?と懸念したからです。
それなら、間をいれずに次のセリフを言ったほうがいいのでは、と。

これはテクニックのひとつだそうで、人間の生理に則って考えれば、Aのおかしな発言の意味をすぐに理解できなくて考える間が生まれるのはとても自然なことなのですが、
それとは別に、「コント」や「お笑い」の観点から考えると、テンポよくいったほうがおもしろい場合もあるのです。

とりあえず、最後まで通りました。
ここからどんなふうになっていくのか、とても楽しみです。

2019年5月9日木曜日

上演脚本について

5月7日 千年団 担当:飯坂

今日もみなさん早めに来られて各々ストレッチをして、小原さんが来られた時に、発声を始めました。
右手と左手で違う動きをして、さらに難しい早口言葉を言う、というワークを行っているのですが、できる人が少しずつ増えてきたように見えました。
みなさんすごいですね。

今日は台本は読まず、小原さんの頭の中にある脚本の構想を話してもらい、さらにそれに対してみなさんが意見を言っていく、という時間でした。
意見がたくさん出てくるのは、本当にいいことですね。小原さんもおもしろそうな話はどんどんキャッチしていきます。

今回は少し変わった構造のお話になりそうです。
難しいかもしれませんが、ぜひ挑戦していきたいですね。
みなさんで意見を交わして生まれる作品は、どんなものになるのでしょうか。
とても楽しみです。

2019年5月7日火曜日

強調するセリフ。

2019年5月7日 恍惚一座 担当:梶川

とにかくも一度止めずに、プロンプ入れつつもできるだけ前に進むことを優先して通してみようと。
どうにかこうにかと言う感じですが。
やはりセリフが入っていると面白いし見やすいですね。
ということは裏を返せばセリフさえ入れば一気に完成に向かうということで。
演出としてセリフの中で強調してほしいところの注文がありました。
つまりはそれが伝わればシーンが前に進んでいくということで。
なるほど、自分のセリフの中でどこを強調するといいかと読み込むと覚えやすいのかもと。
会話芸なのでセリフ通りにしなくとも内容の中でのキーポイントさえ押さえれば前に進むし、なんならそのほうが自然体に見えて面白くなる可能性があるような。
今回は練習発表会ということで作品の途中の2場までで終わります。
終わりますが、2場の終わりでしっかりとした盛り上がりあることに今日の通し稽古で気づきまして。
最初から小さなネタを丁寧に築いていってここに繋がれば十分に見応えのある作品になりそうです。

エピローグを作る。

2019年5月7日 そよ風ペダル 担当:梶川

エピローグをとことん作りました。
セリフのない、段取りで魅せるシーンになります。
なので、動きを覚えていきます。
舞台に人が立つだけでそこにドラマを感じます。
そこを足がかりに作品を作るのがそよ風ペダルの魅力。
かっこいいシーンができました。
脚本もあり、段取りも全て決まり、あとは演技の質をどこまで高められるかです。