2011年12月21日水曜日

演出を体験する。

山口ワーク、3回目です。
今日もゲームから始まります。
ウォームアップで何回かゲームの練習をして
慣れてきたらゲーム本番になり、
ミスしたら円陣から抜けてきます。
今日はついにゲーム本番で
山口さんがミスをして脱落しまして大盛り上がり。
だんだんとみなさんゲームのコツをつかんできたのか、
ミスが少なくなって長く続くようになってきました。
確実にゲームをしているときの集中力が高まり
円陣の中の雰囲気も変わってきたように感じました。



先週に引き続き脚本を使ったワークです。
とりあえず先週は人前で
声に出して脚本を読んでみましたが
今日はそこから一歩踏み込んで
演出が加わって舞台に立つ体験をしてみました。
 
一度なにも演出なしで舞台にたってやってみて
その後、山口さんからの演出を受けて再度トライします。
動きの段取りの指定や見ている人に向かって話すなどの演出が加わります。
見ている人を置いていかないという言葉が印象的でした。
演出というのはつまりは舞台がお客さんにどう見え、どう見せたいのかを試す事だと思います。

見られていることを感じどう舞台に立つか。
例えば最初のゲームをやっていているときに
どんな感じで身体がそこにあるのか。
居心地がいいのか悪いのか。
それと同じように今舞台に立っていてどんな風に感じているのか。
そのことを自覚してみることから始めてみてはどうかというアドバイスが山口さんからされていました。


独白の脚本の演出に続き
対話の脚本の演出になります。
こちらでは三人の立ち位置に関してや
三人の興味のあるもの違いをどう出すか。
それゆえに生まれる対立をどう表現するかといったことに関する演出が加わりました。
こちらでも同じようにお客さんにどう見え、どう見せるかということが重視されますが
多人数の場合その役同志の関係性が大事になってくるように思いました。

次回も演出を体験してみるワークが残りのチームで続きます。
チームによってきっと見えてくるものも変わってくるのではないかと予想されます。
来週はどんな演出の体験になるのかでしょうか。